
Mercedes-Benz
誰もが知るMade in Germanyの
高級車ブランド
少し前までなら
ルイ・ヴィトンのバッグを持つのと
同じように・・・
自分は、Mercedes-Benzに乗るような
人間なんだと示すために購入する方が多い
見栄の象徴のようなイメージでした。
バブル時期には、メルセデス初の5ナンバー
『宇宙一の足まわりを持つ史上最高の小型実用車』などと
評された程の名車、Mercedes-Benz190Eが、
決して安くはない!のに・・・
「コ(子)ベンツ」「赤坂のサニー」等と呼ばれながらも
街に溢れるほどMercedes-Benzに対するブランドイメージは、
確固たる存在として定着していますねっ
さて・・・今回、カリブラ嬢の法廷整備期間中に
そんなMercedesブランドを
代車として二週間程乗る機会がありました。
やってきたのは・・・ CLA180
2013年の北米国際オートショーにて発表された
Aクラス (W176型) およびBクラス (W246型) と基本的な構造を持った
Mercedesでは、「4ドアクーペ」と呼ぶ、4ドアハードトップ(サッシュレス)セダン
Mercedes-Benzといえば、近年、急速に若者や
今までベンツを欲しいと思わないような人たちに向けた
デザイン優先のモデルを次々とリリースしていまが
Mercedes-Benzの高級モデル「CLSクラス」の影響を
受けたような流線型のスポーティーなデザインの
CLA180もそんな、流れを組む一台
Aクラスからトランク部分をストレッチしたデザインで
クーペのようなスタイリングにまとめられています。
価格は、一番安いCLA180で335万円から
国産車のセダンよりちょっとだけ高い程度
エンジンは、1600cc 直噴ターボエンジンを搭載し
スペックは 122 馬力 20 , 4Kg m。
1600 cc の直噴ターボとしては
馬力もトルクも寂しいスペックながら
確かに、フロントに大きめのMercedes-Benzのロゴ
「スリーポインテッドスター」を拝し
各処で、Mercedes-Benz が
強調されるインテリアは、自分が、Mercedes-Benzのオーナーとなった
喜びを感じさせてくれるアイテムかも知れませんが
ちょっと食傷気味の感も・・・
室内は、フロントに関しては
そこそこの居住スペースですが・・・
リアに関しては、スタイリングから想像した通り
成人男子が乗った場合を考えると・・・
あまり良いとは言えませんね・・・
ゴルフバッグを3個積めるというトランクスペースは、
かなりの大容量、後部座席を倒してしまえば
さらにトランクスペースが確保できるので
これは好感の持てる部分です。
さて・・・気になる走行ですが・・・
いまさら説明は不要かもしれませんが
CLAは先行するA/Bクラスから導入が始まった
Mercedes-BenzのFF用プラットフォーム
「MFA(Modular Front Architecture)」
7段デュアルクラッチ式ATの「7G-DCT」と
「DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)」が採用されていますが
その、スポーティーなボディとは対照的に
ハンドリング、7速DCT、1.6Lターボ すべてに置いて
軽いというのが率直の感想・・・
高速道路で、スポーツモードへ切り替えるとフィーリングは明らかに向上しますが、
この車の利用シーンを考えるとECOモードで
市街地を走ることが多い事を考えると
国産車の乗り心地とほぼ変わりない感覚は微妙な感じですね・・・
発売以来かなり巷では、ずいぶんと人気あるらしい・・・CLAですが
且てオーバークオリティとまで評された
190Eのような、作り込みの良さやメカニカルなフィーリングは
感じる事が出来ませんでした、
確かに190E後継は、Cクラスなので
価格はもちろん駆動方式、さらに走り味も全然違う感はありますが
外見はどう見てもMercedes-Benzですので、
若年層や子育てを終えた夫婦など、
新しい顧客層を取り込むMercedes-Benzの
CLAクラス戦略は、ある意味成功しているという事なのでしょう。
という事で・・・本日は・・・
Janis Joplinで・・・ Mercedes-benz
※インプレッションはあくまで個人的な感想です。
一部辛口の意見が含まれておりますがご了承ください。
Posted at 2015/12/30 17:11:40 | |
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