
本日、3月28日は・・・
「三ツ矢」の語呂合わせから・・・
「三ツ矢サイダーの日」です。
「三ツ矢サイダー」の歴史は古く
兵庫県川西市の平野で湧き出ている
炭酸水を瓶に詰めて
「平野水」として売り出したのがその始まり・・・
1884年(明治17年)から販売され今も人気の炭酸飲料です。
日本を代表する詩人の宮沢賢治が
こよなく愛した事でも知られ
稗貫郡立稗貫農学校(現在県立花巻農業高校)の教員として着任した当時
花巻市内にある「やぶ屋花巻総本店」で
岩手花巻名物わんこそば やぶ屋
お酒ではなくサイダーで・・・
天ぷらそばとセットで注文するのが常
かけそばは6銭の時代に
天ぷらそばは・・・15銭
サイダーは・・・なんと23銭だったそうです。
〇賢治とやぶ屋のエピソード〇
「よく藤原嘉藤治氏や友人同僚を誘って,今日はBUSHへ行きましょうか,などといって,
吹張町の藪そばへ連れて行きました。藪そばのものでも,特に天ぷらそばは
賢治愛好の食品ですから,たびたび食べに行かれました。
病中にも天ぷらそばを思い出して家人と話された事があるそうです。
原稿がどんどん売れたら,友だちと好きなそばでも食べようなどと冗談も言っておりました。
たしか東京の知名の文士にトラック1ぱいの原稿を送り,今度原稿料が入ったら
BUSHへ連れて行くぞと愛弟の清六さんににやにや笑いながら申したと言うくらいですから,
BUSHは相当賢治にとって魅力があったわけです。」 関 登久也「賢治隋聞」より
■やぶ屋総本店 (やぶやそうほんてん)
・住所:岩手県花巻市吹張町7-17
・電話:(0198)24-1011
・HP:http://www.yabuya.jp/
さて・・・
三ツ矢サイダーと言えば・・・このCM
1973年のCMソング「Cider '73」から始まる三ツ矢サイダーのCM
こちらを手掛けたのが・・・
(故)大滝詠一氏や山下達郎氏、
レコード・レーベル「ナイアガラ」を立ち上げ、
CM曲をシングルとして発売する計画をしていましたが・・・
当時、CMソングをシングルとして商品化するなんてことは
ありえない事で、どこに行っても断られるという状態でありました。
現在では、CM曲からヒットも生まれCDも出ていますが
この時代では、所属レコードにしてみれば???
雲をつかむようなお話だったのでしょうねっ
後に、これらのCM曲は、1977年3月25日発売の『Vol.1』と
1982年10月1日発売の『Vol.2』としてリリースされますが
1977年に発売された『Vol.1』は、当時のナイアガラトップセールスを記録
後の音楽界にあたえた功績と影響をもたらした作品となりました。

Posted at 2017/03/28 23:36:30 | |
トラックバック(0) |
食べ物 | グルメ/料理