
7月の最終日です♪
当然ながら・・・
明日からは・・・
8月が、始まる訳ですが・・・
とりあえず・・・・
勤労者の皆様・・・
一か月お疲れ様でした。<(_ _)>
何だかんだと・・・月末は慌ただしく
一日が、過ぎるのですが・・・
今夜のBGMには・・・
「
河合奈保子 Jewel Box 2 Naoko Favorite Collection 」を
聴きながら・・・疲れた頭を休めたいと思います。
2003年2月1日にリリースされた
「
河合奈保子 Jewel Box 2 Naoko Favorite Collection 」
シングルコレクションとは、異なりアルバム曲はもとより、
奈保子さんが届けてくれた様々なジャンルの楽曲がセレクトされたCD BOXですが
Disk1の10曲目に収録されている曲が
奈保子さんの中でも・・・異色ともいえる
1992年12月12日にリリースされた 「ちょっとだけ秘密」
奈保子&小金沢くん名義のこのデュエットシングル
作詞/作曲/編曲は東京バナナボーイズが担当
お二人は、違うレコード会社の所属だったので
奈保子さんが所属する日本コロムビアと・・・小金沢さんが所属のビクターから、
それぞれ、異なるカラオケバージョンが収録されリリースされました。
さて・・・何故に「ちょっとだけ秘密」を取り上げたかと言えば
関西の女性編者の田中 稲(たなか いね)さんが、
奈保子さんのお誕生日である
7月24日付で、書かれたコラムを目にしたからなのです。
週刊誌の様なタイトルではありますが
女性目線での河合奈保子さんの曲の取り上げ方は、
中々興味深い内容でしたので、ご紹介させて頂きます。
田中稲の勝手に再ブーム | CREA
美しい歌声に豊満なナイスバディ
河合奈保子の偉大さを今こそ語ろう
今年は生誕55周年のアニバーサリー!
ベスト盤『河合奈保子・しんぐるこれくしょん』ジャケット。ここまでパーフェクトに白とピンクが似合う
女性は河合奈保子か菊池桃子しか思いつかない。
7月24日。私の父親の誕生日である。突然、しかも個人的なはじまりで申し訳ない。
しかし安心してほしい。あたりまえではあるが、CREA WEBという貴重な場で
オトンの酒グセやら北新地に囲っていた女の話やらについて、ツラツラと垂れ流すほど
ヤンチャで寂しがり屋のアタイじゃないぜ!
ということで、今日取り上げるのは、同じ7月24日に生まれた、
80年代国民的愛されアイドルについてである。
そう。その人の名は河合奈保子!
巨乳が大好きだった父。彼女と同じ誕生日だと知らないまま死んでいったが、
知ればさぞかし喜んだに違いない。
砂糖菓子のようにスイート&キュート&エレガントだった彼女、
なんと今年で55歳になられるそうだ。
55歳。即ちGOGO。今こそナオナオについて語らずしていつ語るのか!
河合奈保子がデビューしたきっかけは、1980年に開催された
第1回「HIDEKIの弟・妹募集オーディション」で優勝したこと。
実はこの河合奈保子の記事は5月末に公開の予定で、校正に入っている時に
西城秀樹の訃報が入り、一時期保留にしたという経緯が。ヒデキ……(泣)。
「けんかをやめて」の衝撃
「17才」というタイトルの曲にハズレなし。南沙織の「17才」も名曲だが、
河合奈保子の「17才」も大人と少女の狭間で揺れる心を絶妙に描いた超超名曲!
奈保子熱が再燃したきっかけ。それは数カ月前テレビ番組で見た
「懐かしのVTR」コーナーであった。
そこで映し出されていたのは80年代、夏の風物詩だったアイドル水泳大会。
若いスター達が水着いっちょでプールの中でワチャワチャしてポロリもあるかもよ的な、
今じゃ考えられないあの番組だ。
そのプールに特設されたステージで、たわわなバストを揺らしながら熱唱するビキニ姿の
河合奈保子の姿を見て、私は思わず身を乗り出した。
「どんなシチュエーションでも、歌はしっかり心を込めて歌います」というたたずまい。
水着であそこまで清らかに歌が大好きオーラが出る人っている?
女神さまや。女神さまがおる……!
汚れた大人になってからつくづく再確認する奈保子の偉大さよ。
いや、彼女のウェッティな歌声自体は昔から好きだったのだ。
「ラブレター」や「17才」は特に好きで「ラブレター」は
昔ラジオに出演した時、オススメ曲に取り上げさせていただいたこともある。
作者である竹内まりや本人がセルフカバーした「けんかをやめて」が収録されている
『REQUEST』。1987年に発売され、ミリオンセラーを記録したこのアルバムでは、
中山美穂への提供曲「色・ホワイトブレンド」、薬師丸ひろ子への提供曲「元気を出して」の
セルフカバーも聴くことができる。
逆に彼女を嫌いになったこともある。
きっかけは竹内まりや作詞作曲の「けんかをやめて」であった。
これが上手過ぎた。
上手過ぎてイラッ、ムカッ! となってしまったのだ。
歌を聴いて、自分を取り合ってケンカする男たちの間に入って、
「私のために争わないで! 2人とも好きなのよ……」と止めている女のドヤ顔が
マザマザと浮かんできたのだ。
チッキショー、モテてよろしいのうッてなもんである。
ああ、そうサ。幼かった私は歌の世界と実際の彼女を混同しちまったのサ……。
繰り返しになるが、それだけ河合奈保子の歌がうまかったということである。
そんなスットコドッコイな理由で奈保子離れをした私だが、
アッサリと「唇のプライバシー」で引き戻された。
こちらも「すごくカッコイイ」というあまりにも単純な理由である。
いやもう思春期の揺れ揺れファン心理なんてそんなもんだから!
知る人ぞ知るデュエットの名曲は?
日本をコンセプトにしたアルバム『JAPAN as waterscapes』。全曲作曲河合奈保子!
太陽が似合うと言われた彼女だけど、これを聞くと「月」の人だよなあと思う。名盤!
美しいルックスとナイスバディが類稀なる音楽の才能をちょっぴり隠してしまう。
本人的には葛藤だらけだったに違いない、そんなアイドル時代。
しかし、「私水着NGなんで!」と言わず、水泳大会だろうが写真集だろうが、
どんな布の面積の少ない服を着せられても、スマイル・フォー・ミーしながら堅実に歌い続け、
年齢とともに見事にアーティストとして開花した誠実さは本当にすごい。
今から半年前くらいだろうか。ハッキリ覚えていないが、
偶然、池田泉州銀行のCMのクレジットに彼女の名を見つけ、
「おおッ」
と小さく声が出てしまった。しかも歌なし。メロディーだけである。
この時のなんともいえないほのぼのした嬉しさ!
またどこかで素敵な音楽が流れていて、ひょっこり「Naoko Kawai」なんて文字に
微笑んでしまうこともあるかもしれないなあ。
「ブレないやまとなでしこ」河合奈保子。
しなやかな強さを持った人って本当に最強。
女から見たら、水着の彼女より、
「疑問符」や「ハーフムーン・セレナーデ」「十六夜物語」を、
露出を控えて憂いの表情で歌う彼女のほうがよっぽどセクシーだもの。
奈保子&小金沢くんの「ちょっとだけ秘密」。これは改めて評価されていい!
平成のカラオケに足りないもの。それはユーモラスに男女の恋愛を歌えるデュエットソングだ。
ちなみに裏オススメは「奈保子&小金沢くん」名義で出したデュエット「ちょっとだけ秘密」。
彼女の真面目さが逆にユーモラスな魅力となり、最高にゴキゲンな仕上がりとなっている。
作詞作曲東京バナナボーイズ、ナイスだ!
そうやっていろいろ思い返しながら彼女の名曲を改めて聴いてつくづく思った。
河合奈保子をあわてて生誕55周年を口実にして掘り起こすなど無粋だった。
彼女の可憐で潤いを含んだシルキーボイスは、夏にとてもよく似合う。
それでじゅうぶんではないか。
2018/7/24/CREA WEB配信
田中 稲(たなか いね)
大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し
『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門』(実業之日本社)など多数に執筆参加。
個人では昭和歌謡・ドラマ、都市伝説、世代研究、紅白歌合戦を中心に執筆する日々。
現在は「関西ウォーカー」で“Kansai Walkerで振り返る! 00年代の関西”連載中。
著書に『昭和歌謡 出る単 1008語』(誠文堂新光社)、
『そろそろ日本の全世代についてまとめておこうか。』(青月社)。
という事で・・・
今宵の奈保子さん動画は・・・
「ラブレター」
「唇のプライバシー」
そして・・・「ちょっとだけ秘密」を・・・
#NAOKOfanmeeting
Posted at 2018/07/31 22:50:10 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ