
2022年の干支は寅と言う事で・・・
手持ちのキットで、虎に因んだ
何かを作ろうと思っておりましたが・・・
手早く作れそうな、Curtiss(カーチス) P-40 を
作ってみることにしました♪
第二次世界大戦が、始まったころには
量産体制が整っていたCurtiss(カーチス) P-40は
性能的には平凡と言われながら機体・エンジンともに堅牢で
中低高度での飛行性能は必ずしも低くない事から
実用性が高く前線でも地上部隊の近接航空支援に
高い稼働率を誇った事から連合軍各国への供給が行われ
「トマホーク 」「キティホーク 」「ウォーホーク」の愛称で
終戦まで使用された航空機です
【15,000機記念機(仕様各国の国籍マークが機体全体に描かれた)】
さて・・・今回作ったのは
国民党航空委員会秘書長でもあった宋美齢のアメリカ軍への呼びかけにより、
中国空軍の訓練教官及びアドバイザーとして国民党政府に雇い入れられ
義勇軍として中国戦線で1941年から戦っていた米国志願兵の部隊
通称〝フライング・タイガース〟(AVG)のCurtiss(カーチス) P-40 です♪
まずは・・・以前中古模型店から購入した
箱なしのアリイの1/48スケールのE型
このキットは、1974年に旧オオタキから出されていたもので
その後・・・アリイ金型が引き継がれ
2000年代からは・・・マイクロエースより販売が継続されています。
日本国内では、駄作機というイメージが強いCurtiss(カーチス) P-40
最近では、ハセガワや新興メーカーからもリリースされていますが
長年模型界では不人気機種だったこともあり1/48でE型は、このキットのみでした。
オオタキ時代は、マーキングは、アメリカ・イギリス・オーストラリアの
計3種類付属したが・・・アリイになってからは、アメリカ陸軍のみの様ですね
地味なイメージのオオタキのキットですが、金型の経年仕様にる
バリはありものも、繊細に施されたパネルラインなどは中々の物
パーツ数も多くないので好感が持てるキットです。
仮組の時に擦り合わせさえしておけば
難なく組み上げる事が可能です。
内部のエンジンも入っておりますが、エンジンに排気管を付けると
カバーから出ないので、今回はカバーに直接接着する事にしました
今回は、〝フライング・タイガース〟で作る事にしたので
付属のデカールは使用せず、ストックしてあったマイクロのデカールの中から、
ROBERT LEE SCOTT (R.T.スコット)大佐の愛機を選んでみました
塗装としては、アメリカ陸軍の標準色なので、
いささか地味ですが・・・・
水冷アリソン・エンジンを積む為の機種の
大型のあご型ラジエーターに
部隊の士気高揚を目的に描かれた
シャークマウスのマーキングを付けると・・・
やはりカッコいい(^^♪ここがそのまま普通の塗装のみだと
頭が大きく見えて愚鈍なのですが、精悍に見えますね
やはり!史上最もシャークマウスが似合うのはCurtiss(カーチス) P-40 です♪
そして・・・今回はもう一機・・・・
同時に作ったのが・・・
1/48の飛行機と言えば・・・モノグラムのCurtiss(カーチス) P-40
こちらは・・・1964年発売の古参キットですが
当時としては群を抜く出来でモノグラム神話を生み出たキットの一つ
こちらは・・・機種が多少スリムなB型をモデル化しています。
輸入キットが高価で買う事が出来なかった時代のキットですが
提携モデルとして1970年代にバンダイその後も
ハセガワからリリースされ続けています。
パーツが薄いのと材質が柔らかいので切り出しに注意が必要ですが
組みやすさと繊細なモールドは未だ健在!
流石「ごきげん最高モノグラム」です(^^♪
流石「ごきげん最高モノグラム」です(^^♪
フラップが可動するのも、遊び心があって良いですねっ♪
こちらは、付属デカールの〝フライング・タイガース〟
中華民国国民党の青天白日旗のマークで仕上げました。
と言う事で・・・今回は、ベテランキットで
〝フライング・タイガース〟のCurtiss(カーチス) P-40を
作ってみたわけですが・・・
共に少ないパーツなので、スムースに作る事が出来て
完成すればしっかりCurtiss(カーチス) P-40になる
最近のキットには無い
ベテランキットでの楽しい虎祭りとなりました(^^♪
と言う事で・・・本日は・・・
Curtiss(カーチス) P-40が大活躍???した
1979年の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の迷作
「1941」のマーチを・・・・
この映画で、ハチャメチヤなCurtiss(カーチス) P-40のパイロット
ワイルド・ビル・ケルソー大尉を演じたのはジョン・ベルーシでした♪
ジョン・ベルーシと言えば・・・ダン・エイクロイドとの
ブルース・ブラザーズですねっ(^^♪
