
3月16日に福島・宮城で発生した
強い地震もあり片付けなんかを
していたこともありまして・・・
blogの更新を久しぶりに行います。
今回作りましたのが・・・
前々回は・・・
「Chance Vought F4U-1D Corsair Airfix 1/72」
JR120XEのブログ | Fifty Bellが聞こえる・・・ - みんカラ (carview.co.jp)
前回は・・・
「混在ジャンク LTV A-7A コルセアⅡ(レベル・ハセガワ 1/72)」
JR120XEのブログ | Fifty Bellが聞こえる・・・ - みんカラ (carview.co.jp)
だったので、引き続き・・・Chance Vought(チャンス・ヴォート)社の
米国海軍機 F-8 Crusader(クルセイダー)です。
今回は・・・ジャンクキットでは無くストックキットから
前回レベル社のLTV A-7A コルセアⅡを出した時に一緒に出して来た
1979年初版のベテランキットハセガワ製1/72スケールを作る事にしました。
このキットが出た頃Crusader(クルセイダー)のキットは
あまり恵まれておらず・・・
フジミが出していた若干スケールがあいまいなキット以外は
手に入れることが難しかったので、とても嬉しかったことを覚えています。
フジミのキットについては、みん友さんが詳しく紹介されているので
ご覧ください<(_ _)>
「フジミ模型、初版、1/70 F-8D クルセーダー、」
覆面えるのブログ | ( ̄◇ ̄) 人間、、辛抱だ! - みんカラ (carview.co.jp)
さて・・・
Vought (ヴォート)F8U (1962年にF-8と改称)Crusader(クルセイダー)は
アメリカ海軍および海兵隊が使用した単発の超音速空母艦載用ジェット機で
米海軍および海兵隊で初めての超音速機であり、水平飛行で
時速1000マイルを超えることができる初めての戦闘機でした。
銃を主武器とした最後のアメリカの戦闘機であり、
"The Last of the Gunfighters "(最後のガンファイター )とも呼ばれて
主にベトナム戦争で活躍しています。Crusader(クルセイダー)以降の航空機は、
現在に繋がる空対空戦闘、空爆、偵察、電子戦、防空など、戦闘中に
さまざまな役割を果たすことを目的としたMRCA(Multirole Combat Aircraft)
マルチロール機となっていきます。
と言う事で・・・キットの話に
現在においても、リーズナブルな価格で入手可能な
ハセガワ1/72の・・・Crusader(クルセイダー)
ベテランキットながら・・・
隙間が出ないかなり素性のいい素直なキットです。
スジボリが凸線が、気になる方も多いと思いますが
お気楽にそのまま作るのもいいかもしれません
ジャンクキットでは無いので・・・
サクサクと何のストレスも無く組み上げ迄は順調だったのですが・・・
ここからが・・・今回は課題が・・・・
どうせなら・・・派手なデカールにしたいと思っていたので
エッシーのストックデカールを使用して
VF-111 サンダウナーズの機体にしようと思ったのが・・・運の尽き・・・
デカール補強材を使用しても・・・
見事に・・・割れました(´;ω;`)ウゥゥ
ここまで来ると、別の機体に
再塗装するのも面倒なので・・・・
急遽、これまで使ったデカールをかき集めて・・・
それなりに仕上げることにしました(;^_^A
そして・・・何とか完成まで漕ぎつけました♪
F8Crusader(クルセイダー)の特徴は・・・
なんと言っても2ポジションの可変入射翼ですが
今回は・・・・固定しています。
前回組み上げた兄弟機のA-7コルセアⅡと並べると
戦闘機であるCrusader(クルセイダー)のスマートさが際立ちますねっ
ところで・・・Crusader(クルセイダー)と言えば
この漫画に触れない訳には・・・
1979~1986年に 少年ビッグコミックスで連載された
新谷かおるさんが描いた架空の傭兵戦記「エリア88」
主人公の風間真(シン・カザマ)が当初愛機としていたのが
F8 Crusader(クルセイダー)でした。
中でも\(◎o◎)/!したのが・・・
主翼を折りたたんで、敵の防空網を掻い潜り作戦を成功させるシーン
実際は・・・どうなのでしょう
先にも書きましたが、F8 Crusader(クルセイダー)の最大の特徴は、
飛行中でも取り付け角度を変更できる主翼で、
離着艦の際には油圧で主翼の迎え角を7度上げ、低速時に高い安定性を
発揮しました。
では・・・
主翼を畳んだ状態でも離着陸できたのでしょうか?
航空母艦に搭載される航空機は、
飛行甲板や格納庫のスペースが限られる事から
多くは翼や胴体の一部を折りたためるようになっています。
F8 Crusader(クルセイダー)も最大速度マッハ1.7で飛行可能な高速性と、
狭い空母の飛行甲板で発着艦するための高い操縦安定性を両立するために採用さ
れた上下動する主翼、通称「ツーポジションウイング」と呼ばれる
可変仰角装置と主翼を畳むことの出来る構造を持っていましたが
この構造ゆえに・・・翼を折りたたんだ状態で
飛び立ってしまう事があった様です(´・∀・`)ヘー
しかも、記録によれば米海軍と海兵隊で戦後十数回ある記録の中で
F8 Crusader(クルセイダー)は・・・・七回もやらかしてるんですね~
でも・・・七回ともすべて、一度もパイロットは死亡していません。
なぜ?こんな事になったかと言えば・・・
アメリカ海軍および海兵隊が実施していた実戦を想定した訓練内容にあります。
実戦では、陸上基地でも空母の甲板上と同様にエンジンを回したまま
燃料補給などを行います。海軍や海兵隊では給油の際、翼はたたんだまま実施し
翼の展開は滑走路の端まで移動したのちと規定されていた事から・・・・
昼間であれば目視で地上の支援要員や、管制塔の管制官などが気づくことが
夜間訓練などでは誰も気づかないまま、離陸してしまうことがあったようです。
ただ、翼を折りたたんだ状態で、大事故に至らなかったのは、
固定翼の部分に、飛行を制御するエルロン(動翼)があり、
折りたたんだ状態で離陸してもある程度
機体を制御する機体構造が大きく関係していたと見られます。
この為・・・パイロットは翼をたたんだまま離艦
そのまま上空一周して着艦し事なきを得たようです
ただし・・・翼を広げた状態で離艦した場合は
ロックが掛かり、勝手に動かすことは出来ない構造なので
エリア88の様な飛行は出来無いので・・・漫画ならでは
魔改造されたCrusader(クルセイダー)と言う事でしょうねっ(^^♪
と言う事で・・・最近お気に入りの
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」OPテーマ
そして・・・
こちらは終盤戦の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」主題歌
AI さんの歌う「アルデバラン」を・・・
