
毎週台風が接近して・・・
今年のお盆休みは何かと慌ただしいですね
外は湿気がムシムシ連日の暑さが続いているので
こんな時はインドア生活に限ります(^^♪
と・・・言う事で今回は・・・
積プラの中からハセガワ1/72 MIG-17を作ってみる事にしました。
かなり古いキットですが・・・・
時折スポット生産されていますね♪
旧ソ連の航空機は現在は多くのメーカーが出してくれていますが
当時は大戦機を含め旧ソ連の航空機は出廻っておらず
しかも人気もイマイチだった事からMIG-17も常に模型店の肥やしの様に
売れ残っていた記憶があります(;^_^A
資料も少なかった事もあり・・・
凸モールドの仕上げで非常にアッサリとした内容
でも・・・パッケージに書かれた様に
D型、E型を選択して作ることができるキットとなっています。
デカールも国籍マークと機体番号のみというマーキングも非常にシンプル
でも・・・使用する事は多分出来ませんね(;^_^A
さて・・・MIG-17がどんな航空機だったのか?
手っ取り早く言えば・・・
朝鮮戦争でデビューしたMIG-15の改良型です
MIG-15は第二次大戦で押収したドイツの後退翼機の資料をもとに
旧ソ連が完成させた亜音速のジェット戦闘機
大戦を経て朝鮮戦争にも投入されたB-29を始め・・・
レシプロ航空機や創世記のジェット機を
時代遅れの空飛ぶ棺桶にした事で有名な戦闘機です
しかし・・・急遽アメリカ空軍がF-86セイバーを投入すると
半ば強引に戦闘に参加したMIG-15はまだまだ未完成なところも多く
技術的にも不安定な部分があった事から米軍のレーダー管制による誘導や
F-86の優秀な射撃装置で航空優位を保つことが出来ずスコアは
F-86の方が明らかに優勢と言う結果に終わりました。
それでも共産圏の旧ソ連の友好国へ配備が進み15,000機を超える生産が行われました。
この未完成な部分を修正しのMIG-15完成形として誕生したのが
後継機のMIG-17になります。NATOコードネームはフレスコ
形状は・・・前身のMIG-15と変わりありませんが堅実性を求めた形となっており
高速時の安定性はより向上しベトナム戦争などで大活躍旧ソ連の他多くの共産国に
渡り、冷戦時には数多くの国にてライセンス生産を含め非常に数多くのタイプが
配備され使用国は40ヶ国を超えこちらも10,000機以上が生産されています。
さて・・・D型、E型を選択して作ることができるハセガワのMIG-17
違いは・・・機首に機関砲を装備しているのがD型で
機関砲を廃して主翼下にミサイルを搭載したものがE型
デカールが使用できないと判断しストックキットから
今は無き・・・東ドイツ空軍をチョイス
塗装は無塗装銀としてシルバーを筆塗で行いました
短時間でMIG-17D フレスコ完成です(^^♪
共産圏の航空機資料が乏しい時代に特徴を捉えたキットと言えるでしょう。
これまで旧ソ連機はそれほどの数を作っていなかったのですが
西側航空機とのデザイン比較を楽しむにはいい材料かもしれませんね。

Posted at 2024/08/16 23:42:32 | |
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