
何だかんだとしている間に
早くも11月も月末が近くなって参りました
秋の夜長と言いますが・・・今回は久しぶりに
MATCHBOX(マッチボックス)の飛行機模型を作ってみました(^^♪
お題は・・・イギリスとフランスが共同開発した
超音速攻撃機/高等練習機 Jaguar(ジャギュア)です。
MATCHBOX(マッチボックス)のキットはパーツも少なく作りやすいのですが
箱がキャラメルボックスの為・・・長期保管に耐え切れず潰れてしまう事が多く
今回のキットも震災時に被害を受けそのまま放置していた物を出してきました。
部品は揃っているので・・・
早速組んでいく事に致しましょう~
MATCHBOX(マッチボックス)のキットで忌み嫌われるのが
プラスチックの成形色が機のカラーなど知ったこちゃないとばかりに
鮮やかな色やくすんだ色で2~3色に色分けされ塗装しなければ
中々凄い出来上がりになるのですが・・・(;^_^A
Jaguar(ジャギュア)も控えめながら
ご多分に漏れず・・・・こんなカラーリングであります
また・・・運河のような筋彫りも有名でこの部分は理解できないまでも
部品数が少なくてお手軽に造くれてしまう組みやすいキットなのに
形になる不思議なキットであります。
さて・・・
英/仏の合同航空機プロジェクト機である Jaguar(ジャギュア)を
簡単に説明すると・・・
1960年代初頭、英空軍は超音速かする航空機に対応する
高等練習機必要としており遷音速戦闘爆撃機の代替機を検討していた仏空軍との
利害が一致しブレゲー(現ダッソー)社BAC(現BAEシステムズ)社が選ばれ
1966年5月に国際共同会社SEPECAT社を設立1968年9月4日に試作初号機が
初飛行し、英仏双方で各200機を調達することで合意
英空軍は単座のJaguar(ジャギュア) S(GR Mk.1)165機と複座のJaguar(ジャギュア) B( T Mk.2)35機、
仏空軍は単座のJaguar(ジャギュア)Aを160機と複座のJaguar(ジャギュア) Eを40機を調達する事になりました
1973年より英空軍と仏空軍に配備が開始されたJaguar(ジャギュア)ですが輸出面では・・・
皮肉にも開発国の仏国は本機よりもミラージュ5やミラージュF1等の純国産機の輸出を推し進めた事から・・・
英国のみで輸出販売が行われ販売先が仏国機と競合する形になってしまい・・・
残念ながらインドなど4ヶ国で採用に留まっています。
攻撃機としてのJaguar(ジャギュア) は湾岸戦争やコソボ紛争において実戦参加しており
仏空運では核攻撃機としても運用されオマーン空軍では唯一の
超音速機であったことから防空任務にも使用されました
現在は練習機としては過剰性能かつ高価過ぎることから英国空軍では
2007年に退役、オマーン空軍のJaguar(ジャギュア)も2014年8月に退役し
2020年代で配備しているのはインド空軍のみとなっています。
この辺でキットの話に戻しましょう
素組とは言え・・・塗装をしないと・・・
ファンキーなJaguar(ジャギュア)になってしまうので
サフェーサーを吹いてサクサク組めば・・・完成です♪
大雑把な造形ながら・・
精密再現された現在のキットには無い大らかな魅力
実にのんびりとした製品ですが作る楽しさを感じるのが
MATCHBOX(マッチボックス)キットですね♪
大人になると何となくMATCHBOX(マッチボックス)に触れると
その持ち味の囚われ人になるかもしれません・・・
Posted at 2024/11/27 23:15:02 | |
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