
マツダビアンテ、大々的にティザーキャンペーンを行い、満を持して発表されたミニバンです。
以前より気になる存在ですが、ようやくディーラーに見に行ったので、座っただけのインプレッションを書いてみましょう。
展示車は中間グレードの20Sでした。
まず運転席に座り、
私「お、なかなか着座点が低いわ、RGステップワゴンと同じくらいじゃん。」
妻「でも、タコメーターがステアリングホイールに近くて見にくくない?センターメーターは好かないわ。」
2列目に座り、
妻「わあ、肌触りのいいシート、レカロと大違い。(結構根に持っている)あ、スライドドア横にステップがあるんだね。」
私「ステップのくぼみは浅いけど。よく見ると2列目シートクッション下から後のフロアは1段高くなってる。前から後までまっ平らには出来なかったようだ。スライド量は多いよな。でもシートバックの高さがRGより低い。フルフラットにするとデコボコは少ないけれど。」
3列目に座り、
妻「あまり広くないね。シートがはね上げ式じゃないんだ。」
私「室内幅が30mmは広いはずなんだけど、幅の広さは感じないな。」
リヤゲートを開けて、
私「床下収納じゃなくて、普通のハッチバック車みたいなスペアタイヤの置き方なんだ。隙間に小物は入るな、これはRGよりいい。」
妻(シートをフルラゲッジモードにして)「3列目はこれより前にスライドしないの?自転車が載らないね。」
最後に前から眺めて、
妻「見慣れたら分からないけれど、この顔少しいかついわ、まだステップワゴンがいい。」
私「未来的だけど、確かに好き嫌いが分かれそうであるな。」
決して、夫婦漫才ではありません。
あとよい点は、消臭天井、オートライト、レインセンサーワイパーが選択できること。
よくない点は、サンルーフがないこと、2.3Lがハイオク仕様なこと、メーカーオプションナビが今更アナログTVというあたりでしょう。
私個人のチョイスは、23Sにメーカーオプションのクリーンエアパッケージとコンフォートパッケージ付けて、ボディカラーは絶対レアカラー候補のチリオレンジマイカ(23Sしか選択不可)あたりでしょう。しめて¥2,758,150にディーラーオプション代(これが高価になる)です。
しかし、MPVには6ATがあるのに、2WDは5AT、4WDは4ATとは納得出来ません。装備品には、少し面白いものはありますが、現時点でライバル車を研究すればこの程度は出来るでしょう。Mクラスミニバンの中で比較しても、決定的に劣っている点は見当たりません。
しかし、メカニズムやパッケージングに革新が全く無いのはマツダの限界なのでしょうか?
2.3Lターボの「マツダスピードビアンテ」などが後から出れば他車にない特徴ですが、今時ターボ?という評価になってしまうのでしょう。
マツダのことなので発売後半年も経過すれば、メーカーオプションをつけていない在庫車なら、値引き○○万円とかオプション○○万円サービスとなるはずですので、新車に手を出すのはちょっとね。
などと思っていたらセールスが近づいてきました。
セ「いかがでしょう、ご購入をお考えですか?」
私「うちは軽自動車だよ。(ワゴンRに乗って行ったので)まあ、カタログはもらえますか?」
セ「すみません、本日の午前で無くなってしまいまして。」
私「無いならいいですよ。雑誌に載ってるし。」
セ「せっかく来て頂いたのにそれでは申し訳ありません。後で送りますのでこちらに書いて下さい。」
と、渋々アンケートを書かされてしまいました。セールスが家までしつこくやって来るかなあ。
「もう買ってしまったから。」と言えば済む話ですけれど。
Posted at 2008/07/21 01:21:20 | |
トラックバック(0) |
ニューカー | 日記