
フリードは標準装備のクロスター専用アルミホイールに、ダンロップ エナセーブEC300 185/65R15のOEMタイヤが付いてきました。
ダンロップ エナセーブEC300 は国産軽自動車小型車を中心にOEMタイヤとして広く採用されていますが、ごく普通の可もなく不可も無くというタイヤです。
昨年末にアルミホイールはそのままで、同サイズのダンロップ ウインターマックス03に交換して過ごして来ましたが、そろそろ夏タイヤに戻そうと考えた結果、ルマン5はN-BOXとフィットRSに使用して性能はよくわかったし、RV505でもいいのだが吸音スポンジが入っていないので今回は見送り、ビューロVE304にしました。サイズは215/45R17です。

ビューロVE304はサイドウォールのデザインに特徴があるのですが、それをデザインしたのが、

SWdesign代表の和田智さんです。
和田氏はカーデザイナーとして、日産自動車にて初代セフィーロや初代プレセア等をデザインした後、アウディに転籍してA6、Q7、A5、A1、A7等をデザイン。その後帰国してSWdesignを創業し、現在も活躍されています。
私が和田氏の知ったのは、

でした。

1990年初代プレセア発表会にて、若き日の和田氏。
ちなみに彼と私は同年生まれ(多分学年はひとつ上)ですが、カーデザイナーとして確固たる偉業を成し得ているすごい人だなあ、同い年なのに。
と、面識など当然無いのですが、勝手に親近感を持っていました。ヴューロVE304を選んだのは、和田氏のデザインというのも理由です。

ダンロップのインタビューで、彼は語っています。
「本当は「304」を白く色をつけるとか、もっとアイコニックにしたかったです。さすがに量産する上で叶わない要望でしたが、かなり粘って交渉しました。個人的には、せめてお客様自身で白く塗って頂きたいですね(笑)。」

はい、304に色を付けてみました。和田さん、いかがでしょう(笑)。
ホワイトレターのタイヤ(例グッドイヤーのイーグル#1ナスカー)があるのだから技術的に可能ですが、304だけホワイトレターではコストが見合わないのでしょうね。今回はタイヤペンではなくてカッテイングシートで雰囲気だけ表現してみました。

標準装着サイズから2インチアップしたので、アルミホイールも新調しました。
モンツァジャパンのワーウイックエンプレスメッシュ、カラーはブラッククリア/ポリッシュ、サイズは7.0J x 17 INSET48です。
装着しての感想は、やはり静かで100km/h以上でステアリングホイールから手放しをしても、小刻みに震えるような回転の不整もありません。これはアルミホイールの精度が良いこともあるようです。
以前RGステップワゴンに使用したA-TEC・シュナイダーもダンロップ・ディレッツァもMade in Chinaで、ホイールバランスを取っても高速道路ではステアリングホイールの振れが発生して、春の交換シーズン毎バランス取り直しをしていました。
エンプレスメッシュもMade in Chinaなので品質が少し心配でしたが、ホイールバランサーに掛けてバランス取りをしてみると、回転状態に振れは無くて貼り付けるウエイトの数も少なくて済み、品質管理の良さがわかりました。

ということで、このタイヤとホイールは結構気に入りました。願わくば減っても静かであればもっと良いのですが。
注:この記事の写真は、三栄書房モーターファン別冊 ニューモデル速報 第88弾!! プレセアのすべて から転載させて頂きました。
Posted at 2021/04/25 19:40:30 | |
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