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流浪人ぽんぽこのブログ一覧

2020年10月09日 イイね!

やっぱり気になるマイクラのトラクション不足(対策検討編)

前回の結果を基に、対策案を考えてみます。
もちろん、車を買い替える ってのはナシです。

大昔のF1では、「重心を3センチ下げるのは100kgの軽量化に相当する」と言われていたそうです。
重心が下がる⇒下図でh値が小さくなる という事になるので、理論的には加減速時の荷重移動量を抑える事が出来ます。
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では、どの程度の効果になるのでしょうか。
先の0.5G加速を基準に計算してみると下記の様になります。
現状の46.4%をZC33S並みにしようとすると、重心高さを現状の570mmから300mm程落とさねばなりません。
フォーミュラーカーの重心が250mm程度と言われていますが、目標値はそれと同等レベル。
どう考えても無理ですね。
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前後の車高を調整して、前のめりにしておけば良いのでは?
過去に私も考えたことが有りますが、定量的な評価をしていませんでした。
前回参照したwebにあった下図を参考に、傾きに因る荷重変化を算出します。
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こちらは0G基準で計算してみると下記の様になります。
ダウンスプリングや車高調サスで調整できるのは、せいぜい30mm程度ですが、それでは前軸荷重を60%にする事すら出来ません。
仮にZC33S並みの63.9%を確保しようとすると、前後の車高差を120mmにしても届きません。
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ホイルベースが1460mmなので、120mmの車高差を作ると車の前掲角は約7度にもなります。
ドラッグレースのファニーカーだって、こんな前掲姿勢じゃないですよ。^^;;;
こちらも無理ですね。
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という事で、思いつく範囲の策は全てボツ。
お手上げです・・・
Posted at 2020/10/09 20:43:01 | トラックバック(0) | モータスポーツ | 日記
2020年10月08日 イイね!

やっぱり気になるマイクラのトラクション不足(現状把握編)

久しぶりに参加したオートテストin甲府昭和
十分に楽しんだ反面、マイクラのトラクション不足の悩みは増すばかり。
今回も盛大にホイルスピンを噛ましてましたから・・・・

今回MTレギュラークラスに参加したのは12車種14台。
参加車両の前軸荷重率を並べてみると、FF車ではマイクラがダントツに低くて、FRのロードスターやBRZに迫るレベル。
そんな事を調べながら思い出したのが、昔ホンダが出したFFミッドシップ軍団の事。
トラクション不足で嫌われたなんて話が合ったけど、それでも前軸荷重率は60%だったとか。
マイクラのトラクション不足は、相当に深刻ですね。
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この前軸荷重率は静的な値で、加速時は後ろよりに、減速時は前よりに変化します。
どの程度の値になるのかを計算してみました。
尚、計算式は下記を参考にさせて頂きました。
 加減速時の荷重
 重心高さ
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一般的には0.2G程度が普通の加速で0.3G以上が急加速とされています。
0.2Gは発進1秒間で7km/hに到達するくらいですが、この時点で前軸荷重率は53.4%になります。
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0.3Gだと前軸荷重率は51.1%になります。
加速度が大きくなるのですから、前軸荷重は当然減ります。
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当日のOBD2データを見ると最大で0.5G位の加速をしている様ですが、この時点での前軸荷重率は46.4%しかありません。
駆動輪である前輪よりも後輪の方に荷重が多く掛かっているという訳です。
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仮に静的な前軸荷重がZC33S並みの63.9%で0.5Gの加速をした場合は52.2%となり、マイクラでは0.25G加速と同等になります。
そりゃ、他の車はホイルスピンしない筈だわ。
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という事で、私の車が盛大なホイルスピンを噛ましていたとしても、笑って見逃してください^^;;;
Posted at 2020/10/09 06:21:38 | トラックバック(0) | モータスポーツ | 日記
2020年02月08日 イイね!

マイクラのトラクション不足は当然の事だった

2018年6月のブログに書いた、マイクラのトラクション不足問題。
FF車6台 FR車2台と非常に少ないサンプルでの考察では、マイクラの前軸重量が低すぎる事が原因としています。
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昨年11月に発売された、モーターファン・イラストレーテッド vol.158 「前後重量配分の真偽」 では、MFiが試乗した397台のデータを、横軸に前軸への重量配分(%)、縦軸にホイールベース(mm)にしてプロットしたdataが載っています。
これにマイクラの値を載せてみました。
尚、先日のタケヒデさんのブログにてAT車の車両重量がカタログと車検証で記載が異なる事が分かった為、車検証値を使って算出しています。
※元絵はこちらより拝借しました
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図内でがFWD(FF)になります。
全般としては、ホイルベースが短くなると前軸重量が増える傾向で、ホイルベース2430㎜だと63%程度がトレンドの様です。
12SRは62.5%なので殆どトレンド値。
マイクラC+Cは明らかにトレンドからは外れていて、FWDだとホイルベースが2800mm超え、FFベースのAWD(図内)でもホイルベース2700mm前後レベルの値です。
マイクラC+Cは、通常のFFモデルをベースとして重たい電動ハードトップをリヤに架装した派生車ですから、こういう事になるのは自明の事。
同様の成り立ちであるプジョー206CC等も似た様な状況なんでしょうか?

'20.03.29追記
206CC(1.6L A/T)は、前軸760kg、後軸450kg 前軸荷重62.8%だそうです。
マイクラC+Cの特殊性があらためて露呈しました・・・・

富士重工業初の小型車として発売されたスバル 1000。
FF車の難点だった登坂時のトラクション不足解消の為、日本各地の峠道を走り回って得られた結論は前軸重量を60%以上とする事。
これを実現する為の方策の一つとして、ボンネット内にスペアタイヤやジャッキを搭載したのは有名な話です。
※写真はこちらから拝借
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スバル 1000のホイルベースは2400mmなので、マイクラとほぼ一緒。
タイヤやサスペンション性能が当時とは比べ物にならない程向上しているとは言えども、前軸重量が60%以下というのは、トラクション不足の主要因となる事は間違い無いでしょうね。

まして、オートテストでは1stギアでの加速がキモ。
加速時の前軸荷重は抜け気味になりますから、トレンド値以上に前軸重量を増やしておきたいところです。
仮に前軸重量をトレンド値程度の63%に上げようとすると、フロントに40kgもの錘を載せねばなりません。
鉄アレイでも載せるか?
でもスペース無いよなぁ・・・

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鉄より比重が大きい純金ならスペースが確保できるかも??
ハウステンボスでは重量約12.5kgのインゴットを持ち上げる体験が出来るそうです。(こちら)
えっ、お値段6,000万円!!!
40kgだと1憶9,200万円ですか。
うーん、ちょっと予算不足(ちょっとや無いやろっ!!)
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これが一番簡単かな(おいおい・・・)
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Posted at 2020/02/08 09:27:54 | トラックバック(0) | モータスポーツ | 日記
2019年05月18日 イイね!

2019年M.N.C.初夏の陣

みん友の30久留米さん 30にゃごのすけさん からお誘い頂きました。
昨年11月以来、二度目の備北です。

自宅からは片道230km余り。
参戦しているエコから杯エコ燃費カップへの参戦記録を作る為、恒例の下道走行で備北へ。
一転して備北では全力疾走。
このギャップが良いんです。
※残念ながら、エコから杯もエコ燃費カップも優勝ならずでした
※もっと精進が必要ですね

新緑萌える森を通り抜け、一日思いっきり楽しむ事が出来ました。
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当日は、ART FORCEならぬG FORCEな方々も多数。
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おかげで、あっという間にタイヤカスだらけになります。
でも、DIREZZAは今回も良い仕事してくれました。
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備北ハイランドサーキットには2つのコースが有って主戦場はBコース。
1周約1000mの右回りで、標高差の殆ど無いフラットなコースです。
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今回の備北、私なりの目的がありました。
  1.自己記録更新
  2.同じマイクラ乗りである30久留米さんの技を盗む

という事で、30久留米さんに同乗走行をお願い。
ついでにOBDⅡログを取らせてもらいました。
※一応200msec刻みで取得したのですが、OBDⅡアダプタからの出力が粗い様で、
※綺麗な波形になっていません。
※お互い純正とは異なるタイヤサイズの為にOBDⅡ速度では直接比較出来ないので、
※GPS移動速度としています。
※あくまでイメージと思ってください。
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私のログと比較すると、エンジンの回転数が全く違います。
30久留米さんが2速常用(メインストレートは3速)で走られているのに対し私は常時3速。
またS字セクション(B部)での速度は、30久留米さんの方が凹凸が顕著。
私はブレーキを使った荷重移動が出来ていないんですね。
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2速常用に変更する事で、約2秒のタイムアップに成功!
荷重移動は、まだまだ練習が必要です。
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それぞれの速度グラフを重ねてみました。
3速固定に対し2速常用は、D-E間とF-A間での加速が向上していて、ここでタイムアップしている事が明確ですね。
久留米さんとは比較では、先記したS字セクション(B部)での差がはっきり出ています。
最終コーナ(F部)の脱出速度も10km/h程違いますね。
この辺りが次の課題でしょうか。
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グラフでは久留米さんと私の2速常用でのラップがほぼ同一の様に見えますが、久留米さんのdataは私が同乗している時の物ですから約65kgのハンディ付き。
当日のベストラップ比較では3秒弱差でしたから、(当然の如く)完敗です。

とりあえず今回の目的は無事達成しましたし、次なる課題も見えて来ました。
公道では経験出来ない車の挙動を体験して、それを今後の公道走行へFBも出来ますからね。
誘って頂いて、ありがとうございました。
また、機会が有れば参加させてもらいます。

おまけ
お楽しみの後は、いつものエコモードにチェンジです。
今回も背後からばっちり撮られました。


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Posted at 2019/05/25 11:02:37 | トラックバック(0) | モータスポーツ | 日記
2018年06月02日 イイね!

【考察】マイクラのトラクション不足を解消するには

先日のオートテスト参戦でも露呈したマイクラのトラクション不足。
加速時にタイヤが空転してしまうので、加速も旋回もしないし無駄にタイヤが減るだけです。
普段の街乗りでは問題ありませんが、今後もオートテスト等に参戦するのであれば、この問題は解決せねばなりません。
他の車と比較をする事で、問題点を明確にしてみようと思います。

まず、コンパクトクラスのスポーツモデルについて、駆動力に対するタイヤ太さを調べてみました。
駆動力は、1stギアでエンジンの最大トルク発生時を想定しています。
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相対的に見て、マイクラのタイヤが細いのが見て取れます。
同程度の駆動力で見れば、シビックやスイフトが履く195幅辺りがトレンドになりますね。
もっとも現状のマイクラにはDUNLOPのLEMANSというコンフォート系タイヤを履かせていますので、太さ以上にタイヤのグリップが弱い訳ですが・・・・

興味深いのは、205幅を履く3車がNISMOやGRといったモータスポーツブランドを掲げたモデルである事。
実際の必要駆動力だけでなく、見た目等も考慮しての選択なんでしょうね。
もう一つ興味深いのは新旧スイフト。
ZC33Sはターボ化された事で駆動力が大幅に増えていますが、タイヤ幅はZC32Sと同じです。
これこそ、205幅を履かせるべきかなぁと思ったりします。

もう一つ、車重とタイヤ幅の関係も見てみました。
こちらも完全にトレンドから外れていますね。
BESTは205幅でしょうか。
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スイフトは新型のZC33Sの方が70kgも車重が軽くなっています。
最近のスズキ車は軽さが特徴の一つですが、軽くなる事でタイヤへの負担が減った事が、スイフトやアルトで無駄にタイヤ幅を広げる必要性が無かったという事かも知れません。

この結果からは、マイクラには195幅以上でグリップ力の高いタイヤを履かせれば良いという結論になります。
互換性があるマーチNISMO Sの中古タイヤでも探そうかとも思ったのですが、一方で本当にそれだけなんだろうか? という疑問が沸いてきます。
それは、『屋根をクローズ状態にした事で、空転度合いを少し減らす事が出来た』という事と、『オートテスト会場でタイヤが空転していたのは、ほぼ私だけ』という事実。
オープンにする事で後輪荷重が増える事はさておき、クローズでも空転するって事は、根本的にフロントの荷重が足りないのでは無いだろうか?

そこで、前軸荷重割合を調べてみました。
前後軸重って車検証には記載されていますが、カタログ等には載っていないんですね。
とりあえず、可能な限りで集めてみました。
グラフにしてみると、あらまビックリ。
前軸荷重割合がFF車の中でダントツに低く、FR車のAE86やBRZに迫るレベル。
どうりで、フロントにトラクションが掛からない訳です。
これだけ前軸荷重が低いと、相対的にタイヤのグリップ力が落ちる氷雪路走行では、影響があるかもしれません。
昨冬に路面に雪が残る登りの緩勾配で発進する時に若干のホイルスピンをした事を思い出しました。
初めてのスタッドレスだったのでそんなもんだと思ってましたが、あれも前軸荷重の少なさが故かも知れません。
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マイクラのフロントが軽い事を示すと思われる資料があります。
取説に書かれたタイヤ空気圧設定を見ると、乗員数や積載が多い時にはリヤの空気圧を上げる様に指示されています。
それだけ、リヤに荷重が乗るという事でしょう。
積載量で空気圧を変える指示は積載量が多いバンやトラックでは有っても、乗用車ではあまり見かけ無いですね。
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対策としては、フロントの車高を下げるか、リヤを軽くする事になります。

フロントの車高を下げるには、ダウンサスや車高長を入れるのが早いですが、ちょっとハードルが高い。
それよりも、フロントタイヤの外径を落とすか、リヤタイヤの外径を上げて前下がりにするのが現実的でしょうか。

元々フロントだけ太い物に変えてリヤは普段のサマータイヤを使うつもりでしたから、前後異径にする事はさほど難しく有りません。
更に次期サマータイヤは、スタッドレスで履かせた175/65R15を想定していましたので、車高が9mm上がります。勿怪の幸いですね。

こちら のサイト情報を基に、適切なタイヤサイズを調べてみます。
フロントは15インチの50扁平だと車高の下がり代が小さい。
45扁平なら、それなりに落とせそうです。
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16インチだと40扁平が候補になります。
195/40R16がフロントの車高を最も落とせる様です。
リヤに175/65R15を履かせる前提なら、前後の車高差は24mm。
これなら、前軸荷重をそれなりに増やす事が出来るでしょう。
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17インチも40扁平が候補になりますが、車高の下がり代は僅かです。
流石に35扁平は選択肢に入れません。
ちなみに、当初流用を目論んでいたマーチNISMO Sのタイヤは205/45R17なので、車高が13mm上がっちゃいますからNGです。
良かった、ちゃんと調べる前に買わなくて。
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もう一つの対策案であるリヤを軽くするには投資不要の策が有ります。
まずはテンパータイヤと車載工具を降ろす事。
これだけでもざっと10kg位はあります。搭載位置が完全にリヤオーバハングですから、ほぼ後軸荷重低減に寄与するでしょう。
個人的にはパンク修理キットが好きで無いので、普段から降ろす事迄はしません。
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もう一つの案はリヤシートを外す事。
これも10kg程度はあるでしょうね。
普段はトノカバーで覆ってしまってますし、人を載せる事もほぼ有りませんので、日常的な影響も皆無です。
来月の車検が終わったら降ろしてしまおうかな。
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とりあえず現時点では、この方針で行きたいと思います。
  ・フロントは195/40R16にして車高を15mm下げる
  ・リヤは175/65R15にして車高を9mm上げる
  ・リヤシート、テンパータイヤ、車載工具を降ろす

さて、どこからお金を工面しようか・・・・・
いや、その前に車検費用を工面せねば・・・・・
Posted at 2018/06/02 20:28:48 | トラックバック(0) | モータスポーツ | 日記

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