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流浪人ぽんぽこのブログ一覧

2018年12月26日 イイね!

DATAから見る燃費ばらつき原因

まずは、先日のブログで挙げた『フロントガラスの汚れを取るには』について、沢山の情報を頂き有難う御座いました。
頂いた情報を元に施工しましたが、結果は残念ながらイマイチ。
拭痕は綺麗に除去出来ましたが、結露の抑制するには至りませんでした。
やはり、A/Cやデフロスタ等を使わないと駄目なんですかね。

さて本題。
OBDⅡ値のロギングを始めて約2ヶ月が経ちました。
走行時の様々な値をログとして残せる為、後で色々な分析を行う事が可能となります。
今回はその一旦を紹介させて頂こうかと思います。

まずは日々の推移として出勤時のDATAを並べました。
帰宅時は寄り道したり同乗者がいたりして条件が安定しないんですが、出勤時はほぼ同じ時間に同じルートを走行する為、比較するには都合が良いのです。
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この間で使用したタイヤが3銘柄有るので色分けしています。
気温影響等も混みでは有りますが、Le MANSに対してDIREZZAは悪化傾向、WINTER MAXXは両者の中間といった感じでしょうか。

しかし、結構日々の差異が有る事が判ります。
WINTER MAXXを履いている今月だけでみても、16.78~19.45km/Lと16%近いばらつきがあります。
このばらつき原因を根治する事が出来れば、全体的な底上げが可能となる筈です。

では、このばらつき原因は何なのか?
web上のサイトでは燃費向上術が色々語られていて、皆さんも目にした事が有るかと思います。
細かい差異は兎も角として、このような事が書かれている事が多いです。
 
 ①タイヤの空気圧をまめにチェックする事
 ②無駄な荷物を降ろして車の重量を軽くする事
 ③適切な車間距離を取って、で加減速を抑える事
 ④アクセルコントロールを丁寧にする事 (俗に言う ふんわりアクセル)
 ⑤エンジンブレーキを適度に使い、燃料カットをする事

①②は車のイニシャル状態管理になりますので、日々のばらつき変動には影響しません。
③については、私の通勤路が田舎道な為、他車影響を受ける要素がほとんど無いのでパス。
④は日々の細かい差異は生じるものの、走り方は変えていない(つもり)なので、とりあえずパス。
となると、原因は⑤という事になるのでしょうか?

という訳で、燃料カット率と燃費の関係をプロットしてみました。
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結果は予想に反して燃料カットをした方が燃費が悪くなっています。
あれっ、燃料を使わないで走行したほうが燃費が良くなるんじゃないの??

その答えは、別のグラフを描いてみると良く判ります。
同じDATAを元に、停車時間と燃費の関係をプロットします。
緑、紫、茶、赤で示す点は先のグラフと同じDATAになります。
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停車時間が長い程、燃費が悪くなるという傾向になります。
燃料カットをする為にエンジンブレーキをかけるのは、減速や停車をする為。
仮にここで燃費を稼いだとしても、その後の停車及び再加速で燃費悪化を招くので、トータルとしてはマイナスになるという事の様です。
※マイクラはアイドルストップ機能がありませんので、停車中の燃費は0.00km/Lです

では、実際の走行DATAを見てみましょう。
何れもタイヤはDIREZZAですので、条件差は無しです。
まずは良い方から
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こちらは悪い方
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良い方と悪い方の差は一目瞭然。
悪い方は停車と加速を繰り返している事が判ります。
ちなみに、通勤路にある信号は全部で6箇所。
最低値の時は全ての信号に引っかってますし、ブービも最初の1回で止まりかけて、残りは全滅という常態でした。

瞬間燃費が上に付き抜けているのが燃料カット時を示しますが、速度がゼロになる直前にアクセルオフした事で、燃料カットされている事が判ります。
また停車後の発進加速時の燃費は10km/L付近と当然の如く悪く、且つ燃料カット時間よりも長い為に、燃料カットの恩恵よりも再加速に因る悪化代の方が大きいという事が見て取れます。
うーん。日々のばらつき原因は、単なる運という事の様ですね。

※ちなみに、第2位のDATA時には少し運転方法を変えています。
※シャバダバダディ〜! わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ イェーイ!


さて、もう一つネタを。
2018年2月のブログにて、冷却水温度が低い事に因る燃費悪化について触れましたが、これの裏づけとなるDATAも取ってみました。
エンジンの暖機が完了している状態と、通常の冷寒状態で、同じ道を走行しています。
※冷寒状態のDATAは先に緑点で示した最良時のものになります
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最初の3分位までのDATAを見ると、暖気完了では速度と瞬間燃費の値が概ね重なっているのに対し、冷寒では速度に対して瞬間燃費が低い値となっています。
また、エンジン回転が冷寒時には1500~2000rpmを何度も行き来していますが、これはシフト操作でクラッチを踏んだ際に、エンジン回転が跳ね上がっている現象になります。(もちろん、アクセルはオフ)
これらは全て冷寒時に燃調をリッチ気味に制御されているが故。
マイクラの場合、水温が50℃位迄は燃料がリッチ気味で制御され、アクセルオフ時の燃料カットは、85℃を超えないと効かない様です。

水温が上がる迄の時間が短縮できれば良いのですが、現時点ではグリル塞ぎぐらいしか妙案がありません・・・・
Posted at 2018/12/26 21:29:22 | トラックバック(0) | 燃費走行術 | 日記
2018年03月05日 イイね!

ワンタンク800kmへの旅

ワンタンク800kmへの旅目標としていたワンタンク800kmをようやく達成しました。









所用で前居住地近くの静岡東部まで行くことに。
片道350km強の行程ですので、上手く走れば高記録が出せるのではないかという目論見です。
でも、スタート時点で既に通勤路を150km程走った状態。
やる気が有るのか無いのかよく分かりません。

往路は高速道路を淡々と走行。
今回の作戦は80km/h巡航。
空気抵抗は速度の二乗に比例しますからね。
60km/hに対する空気抵抗の単純計算では、
  80km/h:1.78倍
 100km/h:2.78倍
 120km/h:4.00倍

になりますから、馬鹿に出来ません。
大型トラックにはスピードリミッターがついていて、(改造されていなければ)90km/h以上は出ません。これの背後について、80~90km/hを維持しようという考えです。

と言いながら、屋根を開けて空気抵抗を増やす愚考に出る私・・・・
京都ではまだ感じないスギ花粉を存分に浴びて、大変でした。

巡航中に一つ問題が。
当日は初夏を思わせるような陽気で気温がぐんぐん上昇。
ですが、バンパー下のグリル塞ぎのままで出発した為、水温が下がらない。
通常、水温は86℃程度なのですが、93~95℃付近をウロウロ。
特にトンネル内は気温が高い為に98℃迄上がります。

試しにヒータをonにすると、
あららら、一気に水温が下がりました。
ざっくり、5~10秒で1℃下がる様なイメージ。
うーん、ヒータの放熱って馬鹿にならないんですね。
ヒータを使うと冷却水温度が下がり、冬場は燃費への影響が増す
この影響が限定的という考えは見直さないと駄目ですね。

そんなかんだで目的地に到着。
所要は無事に済んで、北を見ると富士山が呼んでる~
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誘惑に負けて行っちゃいました。
山道をかけあがり、標高1,500mの水ヶ塚公園へ。
あのう、燃費記録の挑戦はどうなったんでしょう???
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この日は道の駅で一泊。
静岡だと野宿しても寒く無いですね。

翌日は作戦変更で下道走行。
静岡県内の国道1号線は市街地を外れたバイパス道になっているので、日中の慢性渋滞を避ければ快適に走れるんですね。
という訳で、朝5時に掛川に向けて出発。
毎月第一日曜日に行われる『エコパサンデーラン』をのぞきに。
ついでにハイタッチ数稼ぎも。

馬や牛な車もいますが、レアな車を見るのが私の楽しみ。

のっけからデロリアンを発見。
ステンレスボディが朝日を浴びて輝いています。
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エクサキャノピー(の奥にmyマイクラ)
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todayの商用中間モデルのmと乗用最上級モデルのXTiがそろい踏み
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フルオリジナルで当時ナンバーと思しきKP61スターレット
オベアンダーソンが激走するシーンが脳内を巡ります。
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おぉっ、これは!
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セダンGC8インプレッサですが、ボンネットにインタークーラへの穴がありません。
TURBOのWRXではなくNAのSRX。
私も以前にワゴンGF8のSRXに乗っていましたので、懐かしい限り。

羊の皮を被った狼ならぬ、虎の皮を被った子猫の様な車。
TURBOに比べて鼻先が軽いので動きは軽やかなんですが、絶対的なパワーが足りない。
トルクも2,500rpm以下はスッカスカでしたし。
でも、乗って楽しい車でした。
あぁ、また乗りたいなぁ。

存分に楽しんだあとは、すぐ近くの法多山へ。
お参りした後に期間限定の厄除け茶団子を購入。
旨いんだな、これが。
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この後、浜松まで国道1号線を走り、給油を済ませて高速で帰宅 という考えだったのですが、浜松到達時点でトリップが720kmで残航続距離110km。
頑張れば目標だったワンタンク800kmを達成できそうです。
高速に乗ってしまうと給油できるタイミングが限られてしまうし、約80km先は愛知県の岡崎付近になるので、安く給油が出来そうので、このまま下道を走る事に。

豊橋の先でビンボーランプが点灯し、残航続距離とにらめっこ。

そしてついに、岡崎で念願のワンタンク800kmを達成。
直後に見つけたGSに駆け込んで給油です。

マイクラの公称タンク容量は46Lですが、この時の給油量は38.07L
ビンボーランプ点灯から20km以上走っているにもかかわらず、タンク容量の82.8%でしかありません。
まだタンク内に8L近くも残っているのか、それともノズルガッチャン止めだと、46L以下なのか?
残航続距離から予想すると後者と思われますが、真実は如何に???

燃費は21.06km/L
好記録ですが、これでも自身の歴代2位
1位は昨年8月にほぼ通勤路のみで記録した21.31km/L。
オープン走行や水ヶ塚まで駆けあがるという愚考をしなければ、22km/Lは超えられたかな、という思いと共に、私の通勤路ってどれだけ条件が良いんだ という事を再確認する結果となりました。

さて、これで今月のエコから杯も良い勝負が出来るでしょう。
名人への道も今回が3度目の挑戦。
今回こそは落としませんよ。

おまけ
エコパでハイタッチ稼ぎが出来たお陰で、当日のハイタッチランキングで7位になりました。
(21:19分時点なので、最終的にどうなったのかは分かりませんが・・・)
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Posted at 2018/03/05 22:37:05 | トラックバック(0) | 燃費走行術 | 日記
2018年02月23日 イイね!

外気温が燃費に与える影響 その3

まず最初に、お詫びと訂正から。

前回のブログにて、夏場と冬場の瞬間燃費推移の差について、3つの要素に分けた図を掲載しましたが、後になってAとBの分布が間違っている事に気づきました。
こちらが正しい分布になります。
(前回のブログも修正済みです)
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申し訳ありませんでした。


さて、思いついた暖機時間を短くする為の方法。
それは、暖機中の暖房を切る です。

そんな事常識だ!
期待外れだ!!
金返せ!!!

そんな声が聞こえてきそうです。
期待させてしまい、申し訳ありません。

こんな事をやろうと思ったきっかけ。
それは、ノンタマさんのブログでした。

『車の暖房は燃費とは全く関係ないか否か』

このブログのコメントにも書きましたが、
『暖機が済んでいればという枕がつけば、概ね合っている』というのが私の考えです。
暖気中は、『暖房に熱を奪われる事で暖機が遅れる』 という事は起きても、暖機終了後は影響は限定的だろうと。

この考えの根拠は、エンジンの熱効率分布です。
エンジンで生まれたエネルギーの内、動力として取り出せるのはせいぜい30%程度。
他は様々な損失として消失してしまいます。
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電気自動車や一部のハイブリッド車を除いて、車の暖房は温まった冷却水を熱源として使います。
上図の『冷却損失』の一部ですね。
元々ラジエターで大気へ放熱していたエネルギーの一部を、暖房として車内に放熱するので、トータルの冷却損失は変動無いので燃費には影響しない。
そういう理屈です。

但し、寒冷地では水温が上がり切らなくなる現象も起きる様で、この場合は冷却損失や機械抵抗損失が増える事で燃費には影響が出ますが、私の使用環境下では冬季も暖機終了後の水温は86度で同じですから、燃費への影響は殆ど無いとします。
また、昨今の多くの車についているアイドルストップ機能は、暖房を使う事でアイドルストップしなくなる様ですが、マイクラには非搭載なので条件外として無視します。

では、暖機時間への影響はどのくらいだろうか?
これを確認するために、このような条件で実験をしてみました。

【条件】
  ・暖機中は暖房を切る
  ・暖機完了は、水温が80℃に到達するまでとする
  ・暖機完了後は暖房を入れる
  ・暖房の設定は温度は21℃ 風量1 A/Cはoffとする
  ・エンジン始動30秒後に走行開始する
  ・走行ステージはいつもの通勤路
  ・屋根や窓は開けない

暖房を切る事以外は直近の通常時条件と同じです。
世の平均からはかなり弱めの暖房設定ですが、このレベルで差が出るのであれば、影響度はかなり大きいと判断出来ます。

まず水温が80℃に到達するまでの時間を計測しました。
比較として暖房常時稼動条件でも行ったところ、なんと約10%もの差が出ました。
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この差は予想以上でした。
たかだか21℃ 風量1の設定ですから、暖房での放熱なんて大した事無いだろうと思っていたので。
もし、一般的な設定温度にしていたら・・・・

通勤路は片道20分強ですから、暖機時間が半分以上を占めます。
それが10%もの差異を生む訳ですから、トータル燃費への影響は相応に出る筈です。

そして、満タン方での結果がようやく出ました。
 走行距離:554.0km
 給油量 : 28.72L
 燃費  : 19.29km/L

目標の20km/Lには届きませんでしたが、この時期としてはかなりの高記録です。
直前の記録(常時暖房稼動)に対して5.7%の向上。
過去の記録と比較すると、6月や9月頃の記録に迫る値です。
※まぁ、6月や9月はオープン走行率が高いので燃費が落ちていると思われ、
※同一条件比較だと、5月や10月相当かもしれません。
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 【結論】
・暖気中の暖房稼動は、暖機時間が延びる事で燃費を悪化させる
・条件次第では、暖房を21℃設定 風量1レベルで使用しても燃費に影響する程である

長文駄文へのお付き合い ありがとうございました。
Posted at 2018/02/23 22:44:48 | トラックバック(0) | 燃費走行術 | 日記
2018年02月20日 イイね!

外気温が燃費に与える影響 その2

前回、外気温の変化で燃費が変化する事をアップしました。
感覚的にはわかっていましたが、あれだけ顕著に出るとは、思っても見ませんでした。

何故外気温変化で燃費が変化するのか。
この理屈がわかって的確な対策が打てれば、冬場の燃費悪化を抑制する事が出来ます。
でも、色々な要素が絡んでくるので難しいんですよね。
ですので、今回はシンプルに考えてみようと思います。

最もシンプルな走行条件は、一定速走行です。
昔のカタログ燃費表記だった、『60km定地走行燃費』 が一例ですね。
その他下記の様な外乱要素も全て一定条件とします。
  路面勾配変化
  路面抵抗変化
  空気抵抗変化
  外気温変化

また、下記の要素も排除します。
  変速動作
  アイドルストップ
  気筒休止
  HEVの様なエンジン外からの駆動力


この条件での理論燃費は、下図の様に一定になります。
条件変化が無いのだから当たり前ですね。
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ここに、『車の暖機』という要素を追加します。
暖機といってもアイドリングをする訳で無く、エンジンスタート即走行し、走行しながら暖機するという条件です。
暖機の対象はエンジンだけでなく、変速機やタイヤ、駆動系の暖機も含みます。
暖機の終了は、温度上昇変化が止まった事とし、ある決まった温度に達した事ではありません。(理由は後述)

暖機中の燃費が悪いのは、皆さん経験されている通りですね。
実際には一定な上昇をする訳ではありませんが、ここはシンプルに考えるという事で理解ください。
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この赤線を夏の特性とします。
冬になったらどうなるのか?
理屈では青線の様になると思います。
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差異の要素は、この3つに分ける事が出来ます。
※'18.02.21 AとBの分布を見直しました


1.走行開始時の冷却水や油脂類の温度が低い事による悪化
  (図A部)
2.暖機に時間を要する事による悪化
  (図B部)
3.暖機終了後の悪化
  (図C部)


まず1.について。
懐かしのモービル1のCMにもあるとおり、エンジンオイルは温度が低くなれば粘度が増すので抵抗が増えます。
それ以外の油脂類も、同様に温度が低くなる事で抵抗となるので、燃費は悪化します。


これの対策としては、エンジン自体を冷やさないようにしたり、始動前に車を暖める事が考えられます。
冷やさない為には青空駐車よりもガレージ内に置くぐらいでしょうか。
マツダの時期型SKYACTIVE-Xは、エンジンをカプセル化しています。魔法瓶で保温する様なイメージですね。
始動前に暖める方法としては、ガレージに暖房を付けるとか、エンジンブロックヒータを付けるとか。
極寒のアラスカでは、車の下に炭火を置いて温める人もいるとか・・・・・

次に2.について。
エンジンの熱や走行に因るフリクション発熱等により暖機が進む訳ですが、外気が低いと放熱量も多くなるので、暖機に長い時間が必要になります。
また、冷却水温度が低い時には燃料を多めに噴かないとエンストしてしまいます。
燃料を多めに噴くという事は、当然の事ながら燃費が悪くなる要因となります。
昔のキャブ車ではチョークレバーを引いて燃料を多めに噴く様にしたものですが、今は車が勝手にやってくれますね。
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これの対策は、どうやって暖機の時間を短くするかになります。
理屈上はこのいずれかになります。
 ①発生する熱量を増やす
 ②放熱量を減らす

①の対策は、エンジンの回転を上げて発熱させる事になります。
本末転倒にも見えますが、暖機をダラダラとやるくらいなら、一気に暖機させた方が儲かるかもしれません。但し、今回の前提条件では車速一定で変速無しですから、エンジン回転も一定なので対策案としてはボツです。

②の対策例の一つは、私もやっていますがグリルシャッターですね。
ラジエターに当たる走行風を減らすことで、ラジエターでの放熱量を減らす事が出来ます。
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床下にアンダーカバーを付けたり、エンジン自体をカバーする等でも、放熱量を減らす事が出来ます。
(アンダーカバーは整流効果もあるので、後述の3.にも効きます)
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最後に3.について。
暖機が完了しても、夏場と冬場では到達温度が異なります。
最も差が出るのがタイヤ。
真夏は灼熱のアスファルトに接する事で、高温になる筈ですが、真冬の凍結路では常に冷やされる事で氷点下になっていても不思議ありません。
(ここでは、冬にスタッドレスへ履き変える話は無視します)
タイヤも温度が低下すると転がり抵抗が増えるので、燃費は悪化します。
※詳細はこちら

また、前回ブログに対し ひらがな さんから頂いたコメントにも有るように、気温が低い事で空気の密度が高くなる事から、空気抵抗も増大します。

これの対策ですが、外気温や路面温度がを高くする事は今回の前提条件ではNG。
空気抵抗については、ボルテックスジェネレータやフラップ、アンダーカバー等を取り付ける事で整流効果を高め、燃費を改善する事は出来ますが、夏場に対して相対的に低下する事を防ぐ事は出来ません。
素直に暖かくなるのを待つか、温暖な地域に引っ越すしかなさそうです。


こんな事を色々考えている中で、暖機時間を短くする為の方法を一つ思いつきました。投資ゼロの大した内容では無いのですが、開始して3週間程経過し、予想以上の効果が出てちょっとビックリしてます。
外気温3℃レベルでも、20km/L越え連発です!
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何をしたのかと言うと、

このお話はここからが益々面白くなる のですが、
丁度お時間となりました。
この続きはまた次回。
ベベンベンベンベン! お粗末!
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Posted at 2018/02/20 21:53:37 | トラックバック(0) | 燃費走行術 | 日記
2018年02月04日 イイね!

外気温が燃費に与える影響

昨年5月から参戦させて頂いている、けだまおやじ さん主催のエコから。
僭越ながら2017年の年間最優秀者の栄誉を頂きまして、
副賞として作成頂いた特性のドックタグが、先日自宅に届きました。

戌年に、イヌ科のぽんぽこ狸が頂くドックタグ。
なんか いいですね。

表面
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裏面
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私は不器用(高倉健では無い)、且つデザインセンスが欠落しているので、
こういう物がさらっと作れる人は、尊敬してしまいます。
本当にありがとうございました。

さて、1月は全国的に寒い日が続きました。
個人的には温暖な静岡から京都へ移住した初の冬なので、
この程度の雪でもテンションがおかしくなる程・・・・
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そんな中、ちょっと面白いdataが取れました。

私の通勤路は片道13km程。
田舎道で信号も殆ど無く、毎日ほぼ一定のペースで走る事が出来ます。
自宅に対して会社の標高がやや高いので、帰宅の方が燃費が良い傾向。
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車載している後付け燃費計の平均燃費推移(瞬間燃費推移ではなく、エンジン始動時からの平均燃費推移らしい)はこんな感じ。
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ここ最近、車載の温度計表示は出勤時が-3℃ 帰宅時が0℃辺りなのですが、帰宅時に妙に暖かい日二日ありました。その時の平均燃費がこちら。
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20km/Lを超えると緑色になる様に設定してあるのですが、普段相当に頑張らないと出ない緑が!
特に11℃の時には全工程の半分ぐらいは20km/L越え。
気温が高くなるだけでこの差。
油脂類の粘度が下がり、走行抵抗が下がった効果でしょうね。

この燃費計、dataの出力機能が無いのでこれ以上の分析は出来ませんが、アクセル開度と速度や加速度の関係が分かると、より明確になるでしょうね。
Posted at 2018/02/04 20:27:05 | トラックバック(0) | 燃費走行術 | 日記

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