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おとん@ワイドのブログ一覧

2020年02月29日 イイね!

今売れるEVに必要な要素は?

以前の投稿「2020年あんなEV、こんなEV、日本でEVを売るには 」で書いた今後残るEVは自宅充電が基本のプレミアムEVか超近距離EVと書きましたが、なんでかと言うことを世間の外出自粛ムードで暇なので頭の中を整理しつつ書いてみました。

リーフ にせよ、コムスにせよ電気自動車は走る為に電池に蓄えた電気を使います。
特に坂を登ると電気を沢山使います
リーフなんて名阪国道の有名な最大勾配6%を誇るΩカーブを大阪側から登っていくとパチンコ台のように充電%が減っていきます。
冬場行った時は登り切った先にある道の駅の充電器に辿りついた時点で残り走行可能距離は25kmぐらいでした。

普通は登った分は大体下りの回生によって電気を回収するので、平地を走るのと余り電池の使用量は変わらないという事は良くある話なのですが、これが初めて行く道なら結構ドキドキ物です。
この先さらに登りなのか、下りなのなのか、登り切った先に充電器があればとりあえず安心しますが、先客がいれば30分の待ち、これが故障してた時は一気に詰んでしまうのが電気自動車のネガな部分として語られる所です。

これをガソリン車で考えてみましょう。
200kmしか走らないガソリン車だとタンク容量は大体15Lぐらいでしょうか、ハイブリッドなら10Lのガソリンタンクしかありません。
このガソリン車で名阪国道の勾配6%のΩカーブを登るかと言うとヤッパリ躊躇するもんです。
先程と同じ状況なら給油ランプが付いた状態で登るのと同じです。
登り切った先でガソリンスタンドが無ければ、また休みだったら同じように詰んでしまいます。

もし山深い所ならどうでしょう、このガソリン量では普通の人は多分行かないと思うのです。

言ってしまえば実質200km走る電気自動車はタンクが10〜15Lのガソリン車。
現行リーフや今度発売される「Honda e」もこのクラスです。

400kmなら20〜30Lのガソリン車
500kmなら25〜40Lのガソリン車


やっぱり普通は最低でも400km走る車を選ぶと思われます、でもこれだけ走ろうとすると最低500万近い価格の車になってしまいます。

ちなみに距離が沢山走れるメリットは急速充電器が塞がっている、故障しているが気にならなくなる点です。
リーフe+を1日借りて300kmほど走りましたが心の余裕が全然違います。
1日の走行距離がカバーできるのは勿論、旅行先で充電器が塞がっていても、空いてる所で、空いた時間で入れれば気になりません。
最近はSA、道の駅だけでは無く、観光地や宿泊施設にも充電設備が増えて来ました。
観光する時間を過ごすだけで充電できます。

チョット強引ですがアルト(27Lタンク)と同じガソリンタンク容量で500万というのは普通の感覚で考えたらありえない。
何かプレミアムな事が必要です。

電気自動車なら静かでスムーズ、トルクフルな乗り味でしょうか。
この高価格帯だとリーフe+、モデル3(スタンダードレンジ)、eゴルフなどです。
普通の庶民的な車扱いでもこの値段。
でもハッキリ言ってファーストカーで困らないのはこのクラスからです。

次の価格帯は走行距離も伸びますが1000万〜ここまで来るともう金に糸目付けないこだわりのある層しか見向きもしないので、もう「どうぞ」の世界です。
ジャガー•I-PACE、モデルS、モデルX、ベンツEQC、ポルシェ•タイカンがこのクラス
この購入者層は自宅に充電設備があり、外出先で充電コストが多少高くても気になりません。

一般的に言われる電気自動車のメリットはランニングコスト、リーフで3円/km(47km/L)、コムスなら2円/km(70km/L)
でも500万以上の電気自動車を買う人にランニングコストといっても余り響く事もなく、1000万オーバーを買う人なら言わずもがなです。

やっぱりプレミアムな何かが必要です。
それはブランドだったり、ガソリン車を超える圧倒的なパフォーマンスや自動運転だったりですね。
プラットフォームが2010年のリーフはここが弱い所です。

又、エコなイメージの電気自動車ですが全て効率が良いわけでは無いんです。
最近の大型EVは電費が物凄く悪く、実測で小型のリーフなら7km/kWhぐらいでも大型のモデルXやI-PACE何て4〜5km/kWhぐらいなので90kWhの電池でも400kmしか走れません。

距離を伸ばすには沢山電池を積む=重たくなる=電費が悪くなる&価格が高くなるの悪循環に陥ってる部分でもあります。
でも価格が高いからもっとプレミアムな所で勝負出来るんです。
このクラスではパフォーマンスを語っても経済性を語る事はありません。

ところでコムスはと言うと2Lしかガソリンの入らない原付です。
そう思うと一般の人は「えっそんだけしか入らないの?」と、
でもガソリン換算の燃費は65km/L以上、走行距離は50kmぐらいしか走りませんが、1日の走行距離が間に合えば毎日使用後に充電すれば気になりません。
コムスは小さく軽いためとても電費が良く、10〜11km/kWhぐらい行きます。

普通の電気自動車乗りの方から見ればこんなん見たことない数値です。

リーフなら延々坂を下って始めて見る数値でもコムスは普通に叩き出します。
それにコムスはかろうじて100万を切る価格で維持費も激安。

こう考えたらコムスはコスパ高いんです。
エコロジーでエコノミー


ここが超近距離、簡易型EVが生き残る部分です。

今後革新的な技術革新がない限り売れるならバッテリー大容量のプレムアムEV、近距離ならコスパ高い超近距離EV
こんな所かと思います。
関連情報URL : https://katteni-osusume.com
Posted at 2020/03/01 00:19:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 電気自動車 | 日記
2020年02月09日 イイね!

充電の旅~近畿道の駅スタンプラリーpart5(京都亀岡編)

電気自動車で巡る近畿道の駅スタンプラリーPart5です。
年が明けて2月2日です。

今回は京都亀岡市を中心にめぐる旅です。
冬場は電気自動車には厳しい季節です。
暖房のために電熱ヒーターを使うため電力がそちらに割り振られたり、バッテリーの温度が低いためバッテリーの活性状態も良くないので、それほど充電も入りません。

・Start

73%からの出発です。
亀岡までの道のりは坂道が多いですが、さすがにこれだけあると問題無いでしょう。
27℃の暖房ガンガン、シートヒーター、ハンドルヒーターONの快適状態で出発です。

・道の駅スプリングス日吉

全体像が分かりにくいですが、キャンプ場や温泉施設を有する超巨大道の駅となっています。


56.9km走行し37%消費です。1.54km/%です。


温水プールと温泉と合わせて800円というとてもリーズナブルに利用できます。
じゃらんの温泉のある道の駅ランキング2019で1位になった
年間利用者数100万人を記録したこともある大人気施設です。


奥には日吉ダム、手前はキャンプ場という事で滞在型の施設です。


ダム内部も見学出来ます。
このダムのおかげで桂川の治水が劇的に良くなった歴史が勉強できます。
子供の夏休みの宿題の題材にピッタリかもしれません。


急速充電器も30kwhタイプですが2台あります。
この日は先客でプリウスPHVが停車していましたが、こんな時でも安心して利用できます。
施設を見て回っていると充電している30分ほどはすぐにすぎて行きます。


30分充電して82%まで回復しました。


車を移動させてお昼ご飯、ご当地カレーの「日吉ダムカレー」です。
まぁジビエ料理という事で鹿肉を使ってますが、味は普通のカレーです。
普通においしいです。


嫁さんはスンドゥブです。こちらも地元の食材をふんだんに使ったものとなります。

なんだかんだで2時間近く滞在していた気がします。

スタンプはゆるキャラの「ゆっぴ~」です。

・道の駅ウッディ京北

まぁ普通の道の駅です。
地元の食材を利用したレストラン、お土産屋などがあります。


店内には樹齢600年の「象徴木(やぐら杉)」と言われる杉があり、この道の駅の象徴となっています。


21.5km走行し18%消費で1.19km/%です。
山道が多いので仕方ないですね。


こちらも充電器はありますが、残りは十分あるので充電はしません。


スタンプは象徴木(やぐら杉)の印面です。

・日産大阪Zushi高槻
帰りは京都の高雄を経由して帰ってきました。
十分家まで帰れるのですが、通勤にも使っているので帰りの日産で充電です。
充電カードがZESP3になると家で充電でしょうが、幸いにZESP2カードなので気軽に充電できます。

到着すると誘導からカード認証、コンセントの差し込みなど全部店員さんがやってくれました。
そのうえ飲み物のご案内とあまりのスムーズさに到着時の写真を撮るのを忘れましたが、残り48%ぐらいだったと思います。
日産で充電しても割と透明人間扱いで、中々ココ迄してもらえるディーラーも無いのでとても気持ちのいい感じです。


ココは50kwhタイプの高速型なので充電完了後92%まで充電できました。

・到着

今回の旅程は138kmの距離を走り途中2回充電でした。
充電量は最後の日産で写真撮り忘れましたが合計76%だと計算すると
1.82km/%でした。

さすがに冬は厳しいですが、それでも天気が良く車内はそれなりに暖かったので日中はエアコンはほとんど動いていませんでした。
シートヒーターだけでぬくぬくです。

春先などの良いシーズンなら安全走行距離は150km超えてきますが、冬場は30kwhモデルでも100kmぐらいなので、普段より4割減ぐらいの感じですね。

カタログスペック上は280km走ることになっていますが、1セグ減って11セグならこんなもんでしょうか?
何回か急速充電すれば、バッテリー温度が上がってきて充電量も多くなりますが、春が待ち遠しいです。
Posted at 2020/02/09 15:48:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | リーフ | 日記

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「@竜友(りゅう) さん
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何シテル?   04/11 22:12
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