今回はテスラのモデル3のマイナーチェンジ後のモデル通称ハイランドに乗ってきました。
テスラ心斎橋に行くのはもう慣れた物ですが、雨予報だったのでどうしようかと思ってたところ、何と駐車場のチケットを出してもらえるという事で、コペンで行ってきました。
モデル3どころかY、S、Xとすべてのテスラ車が飾られていました。
何時も思うのですが、お茶も出てきません、まぁそれはそれでいいのですが、全てにおいて無駄を一切取っ払ったドライな感じです。
が、セールの電話かメールが1~2ヶ月に1回あります。
色々なメーカーの試乗に行きますけど、セールの電話が掛かってくるのはテスラだけです。
ある意味その辺りは何処の車メーカーよりウェットなお付き合いをしてきます。
私がショールームで待ってる時もセールの電話してました。
さて、モデル3の試乗ですが、今話題のウインカーレバーもシフトレバーも無くなったインパネ
ウインカーがハンドルの左側のスポークに付いているのですが、意識して操作してると間違ったりしないのですが、ハンドルクルクル回してる最中にボタンが使いにくいんだろうなと思ってしまいます。
テスラ的には「ハンドル回す前にウインカーを操作するでしょ」って事だと思うので確かにそうなんですが、考えてみると戸惑うシュチュエーションとしては駐車場から出る時にハンドル切ったモノの一方通行逆走になりそうな時にサッとウインカー出せるかどうかだとぐらいなのかな?
だからそれ程困らないのかなぁと思いますが、とっさのことを考えるとねぇって感じです。
このウインカーは車線変更するとカメラで車線を読み取ってウインカーを自動で消してくれる賢い子です。
でもやっぱりオッサンはシフトもウインカーもレバーが良かったな。
この日は雨でしたが、ワイパーボタンを押すことも無く自動的にワイパーが動作します、でもたまに誤動作して動かない時があるのはご愛敬でしょうか?
走り出してみると恐ろしく静か、EVならではの超微速のアクセルコントロールや暴力的な加速、いつ止まったか分からないワンペダルでの停止からいつブレーキをリリースしたか分からないスムーズなスタート、ハンドルの剛性感やカーブ曲がった時の質感、ATTO3、IONIQ5と連続して乗ってきましたが、モデル3ハイランドはやべぇぐらいの完成度でした。
ナビがgoogleMapベースなのですが、コペンのアンドロイドナビで使うGoogleMap同様微妙に使い勝手が悪いんですよね。
検索番長なので検索性はメチャクチャ良いんですがルート案内の情報量の少なさとか、特に自車位置に戻すと縮尺がGoogleおススメの設定に戻ってしまうのが個人的に気に入らないのでココだけ何とかしてほしいなと何時も思ってます。
が、まぁ本当に重箱突くぐらいの感じですので良いのではないのでしょうか?
もうEV試乗しすぎて営業さんとは試乗中もEV世間話ばっかりしてるんですが、ひと昔と違って最近は「○○と比べに来た」と言うお客さんでは無く「テスラを乗りに来た」と言ういわば購入前の答え合わせをしに来るお客さんが多いとの事で結果注文して帰るって感じだそうです。
普段リーフ乗ってる私がビビるぐらいの完成度なので、内燃機関車乗ってる人が試乗したら「コロッと行っちゃう」のかなぁと思います。
エマージェンシーの時に電動ラッチが使えなくても物理操作でドアを開けることが後席でも出来るようになりましたが、ドアの下の物入れの下にある隠しカバーを開けないと出てこないのが何ともテスラらしいです。
前席は操作しやすい所に付いてるので同じようにしたら良いのにと思いました、子供が触らない様にしてると説明されましたが後席は大人も座りますからねぇ、ドアロックすれば良いじゃんと思いました。
あと、巷で言われているオートパイロットの警告無視のまま使うとオートパイロットが使えない”お仕置きモード”がいまだにあり、最近は数回お仕置きになると数日間使えなくなる”強制お仕置きモード”があるとの事です。
この辺の改善もOTAで対応するのでしょうが、アップデートの度に使い勝手が変わるのも考え物です。
こういった事も含め普通の自動車メーカーと考え方が違うのがテスラなので、その辺り人によって合う合わないがあると思いますので好き好きですね。
でも単純に車として見たら完成度は恐ろしく高いです、テスラ車と言えどリセールは良く無いですが、そんなの気にならないぐらいの魅力がありますね。
手放すまで楽しく乗れると思います。
購入出来るお金があって、自宅充電が出来て、テスラと言うメーカーにアレルギーが無ければどうぞって感じです。
アリアもリーフも高くなりましたからね、わざわざ国産EV選ぶ人も居なくなっちゃいそうです。
Posted at 2024/03/06 08:07:40 | |
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