こんにちは。TYLORです。
「ラーメン食べたいな。」
子供たちが寝静まり嫁と二人、S660でドライブに出かけました。
子供は3人。小学生と保育園児。
東京とは名ばかりの外れの過疎地に死ぬまで払い続ける住宅ローン。
給料は上がらないのに金を取られる日々。
物価上昇、増税、保険料改定、何かと理由をつけて搾取される世の中。
人生詰んだと思いはじめていた今日この頃。
我が家にS660が登場した事により少し変化が訪れました。(まぁ大袈裟ですが)

※文中に登場する画像は全て助手席からの撮影です
自宅からすぐの首都高入口。
そこからまずは湾岸線を目指します。

今日は気温26℃。ほぼ無風。オープンで首都高走ると気持ちがいいのでは?と予測。
幌はフロントの「ユーティリティボックス」なる不便なバケツに突っ込んで出発しました。
首都高を周囲の速度に乗って走行しますが、頭のてっぺん辺りを通り過ぎる風以外に何かストレスに感じるものはありません。
助手席に座っている嫁との会話も普通に成立するし、嫁のスマホが接続されて流れてくるsexy zoneも普通に聞こえてきます。俺の車なのに。
オープン2シーターって初めてなのですが、最近のクルマは良くできているな。ってことで納得しています。

首都高湾岸線に差し掛かると、さすがにスピードレンジの高い車が増えてきます。
以前のFK7であればここから気持ちよく加速〜ってパターンですが、S660だとちょっとキツぃ。
ストレスは溜まりませんが、この辺はECU書き換えなどでもう少しパワーが欲しいと思います。
横を走っているトラックがデカく感じます。
クルマの小ささもありますが、何よりオープンにして首都高を走っていると走り慣れた道でも新しい光景が目に入ってきます。

普段は子供達も一緒に乗ることが多い首都高ドライブ。
その場合は当然S660ではなく、ボロのキューブ号。
自分の走るルートはいつもの定番。
首都高を湾岸線で川崎方面に走り、大黒からベイブリッジへ。
帰りは横羽線で都心環状線へ戻ります。これでだいたい休憩含めて2時間弱。
子供たちは夜景を楽しみながら、、、
なんてことは最初だけで、車内で自分の好きな音楽を聴くために誰のプレイリストにするかケンカ。
一番下の保育園児まで参加して、それぞれちょっかい出し合って最終的には寝落ちのパターン。
コレまでは後席に3人横並びでしたが、キューブ号は3列シート。
広くなった分さらにうるさくなった気がする。
あー ダメだ。
今日はこういうことを考えないオープンエアを楽しむドライブ。
オープンで風を感じながら走るってのも、実際には首都高って最近は補修工事しまくりで「発煙筒」の煙が臭い。
失敗した。コレは盲点だったな。嫁は隣でポケモンGO。まぁまぁムカつく
あー ダメだ。
今日はこういうことを考えないオープンエア・・・ もういいや。
仕事の不満や悩み事などが尽きない今日この頃。
S660のハンドルを握りながら、結局は現実的なことばかり考えてしまうのは自分だけではないと思います。
この日は目的があったのでいつもは臨海副都心を羽田方面へ直進するところですが、レインボーブリッジ方面へ進路を取りました。

既に消灯していたレインボーブリッジを通り過ぎて、本日の目的地「芝浦PA」へ到着。

ルーレット族対策で閉鎖されていることが多くなった芝浦PA。
自分も昔の思い出がたくさんあります。 思い出。

ココにあるのが、ラーメン自販機。
むかし、国道沿いの疲れたゲームセンターとかでラーメン自販機あって感動したことがありましたが、
コレは現代版。
有名店のラーメン的なメニュー。

最後はスチーム的な加熱で熱々で提供されます。

見た目普通のラーメン。
疲れたゲーセンのラーメン自販機とは違う、限りなくお店で出てくるビジュアルに寄せてる感じ。
夜中だったので、嫁と1杯を分ける事にしました。
味の方は、ぜひ立ち寄って召し上がってみてください!
芝浦PAを出て、東京タワーを右手に都心環状線の外回りを進みます。
ラーメン食べてたら東京タワーも消灯時間でした。
飯倉トンネルから霞ヶ関のストレートへ向けて加速してくるやる気なクルマが何台か。。
もはやキューブとS660では全然そんな気も起きないです。
三宅坂から千鳥ヶ淵、「昭和天ぷら粉」の看板を通り過ぎて進路を自宅方面へ。
ラーメン食べて1時間半程度の首都高ドライブ。
今回は嫁も同行でしたが、一人で走る時も大体こんな感じ。
都心環状線から帰路に着く頃には、先ほどまで頭の中で考えていた悩み事も忘れています。
いや、正確にいうと違うことを考え始めてるだけですが。
これが自分の心の整え方。
パルサーでもプジョーでもシビックでも、キューブでもS660でも変わらない昔からのルート。
心の整えなんて大袈裟ですが、なんか走りたくなる「整った」。サウナみたいなモン。

でもどうしてもデカい(我が家にしては)クルマがあると、こっちの出番が多くなる。
ドライビングプレジャー。駆け抜ける喜び。
年齢とともに考えは変わっていくものだと思いますが、S660と一緒にいつまでも感じていられるようにしていきたいです。
そんな感じです。