こんにちは。TYLORです。
出張で大阪で会議。
翌日はそのアシで岐阜県へ行ってきました。
これまでぜんぜん縁の無かった岐阜なんですが、今年はコレで3回目。
なかなか連続するモノだなと思います。
入りが早いので早朝に新大阪のホテルを出発。1時間程で岐阜羽島駅に到着しました。
今日の相棒のダイハツ ムーブ。
いつも軽自動車ってすぐ埋まるから選択肢が出てこないのですが、今回は1週間前に予約したからか、軽自動車選択できた。
コンパクトカークラスと千円くらいしか変わらないのですが、どうせアシだし安い方がいいと選択。
今日の先から見えた岐阜県庁。
周囲に高い建物が少ないのでヨケーに目立つ。
あれなんすか?と地元の方に聞いたら、庁舎だっていうので納得した。すごい存在感。
仕事は終わらせて帰りの新幹線の時間まで結構ある。
せっかくアシあるし、ちょっと駅探訪でもしようかなとムーブ号を走らせます。
仕事は市街地でしたが、30分も走るとワインディングに差し掛かりました。
気持ちイイね。軽自動車空いてたからラッキーと思ってましたが、こんな事なら1000㏄くらいのレンタカーにしとけばよかったわ。
こんにちは。
さすらいの秘境駅探訪家、そよかぜ@TYLORです。
今回訪れたのは岐阜県を走る樽見線の駅「高科駅」です。
第三セクター路線ってだけで魅力的な駅や景観が楽しめそうですが、その中でも事前に調べて雰囲気良さそうな駅に行ってみました。
この辺、周囲を山に囲まれたちょっと開けた土地になっています。
一応、今日の相棒と。駅とクルマが自分の駅探訪のコンセプトなので。
冬の雪の降る時期は更に景観が良さそうだなと思いますが、気温30℃ほどのこの日も空が広くて綺麗でした。
駅前は駐車できそうなスペースに加えて、トイレと駐輪場。そこそこ広くてアクセスしやすそう。
街道からも少し離れた程度で、周囲には田畑が広がる中心にポツンとある駅でした。
駅舎は待合室程度の小屋といった感じでした。
雪かき用具が置いてあるところを見ると、雪がけっこう降るんだと想像できます。
うろうろしていたら、大垣駅行きのハイモ295-516形気動車が到着。
見送ります。
続いてせまい県道らしき峠道を走っていくと到着するのが次の駅。
少し住宅が密集している峠の中腹にあるのが「鍋原駅」。
「なべはら」ではなく「なべら」と読むらしい。駅名看板見なかったら気づかなかった。
先ほどの高科駅とは違って、草木が密集している土地にある駅でした。
これから山の中を走ります。
ここから国道157号線を走ります。
157号線は川沿いを走ります。「根尾川(ねおがわ)」というらしいです。はじめて聞きました。
いい感じのワインディング。自走で来るのは相当時間と勇気入りそうですが、S660をオープンで走らせたら絶対に気持ちがいいだろうな。
続いて到着したのは高尾駅。東京の高尾駅とは違う高尾駅。読み方は同じだった。
山間部を走ってトンネルを抜けた先の駅のようです。
少し高くなっていて、駅前の駐車場から階段を上ります。敷地内に神社ありました。
森の中って感じです。
県道沿いの横にある駅ですが、十分な秘境感。
続いて訪れた「地震断層観察館」。
ココは明治時代に発生した「濃尾地震」によって世界でも珍しい地震断層を見学することが出来るそうです。
もう夕方。
レンタカーの返却時間も帰りの新幹線もまぁまぁヤバイのですが、ここでスルーしたらそう簡単には再訪しないと思って突撃しました。
地震によって発生した「根尾谷断層」は、日本最大の地震断層で天然記念物に指定されているそうです。
施設は地震断層の断面を見学できます。
ここから地震で発生した断層が見えるそうです。段差になっている所を言ってるのかな。
仕事の余った時間で突撃した先で、まさか天然記念物に遭遇するとは。
地層とかそういう分野を研究するのには、ココを知っておかなくてはならないそうです。
正直、ぜんぜん知らなかった分野ですが、ソレを聞くとなかなかの巡り合わせを感じました。
続いて訪れたのは「水鳥駅」。みずどりではなくて「みどり」と読むそうです。
森の中の駅が続きましたが、ここは田畑に囲まれた駅でした。
車窓から見ていると看板に「淡墨桜」と書いてあったのですが、一瞬で通り過ぎるので読めませんでした。
メッチャ9月なので桜咲いてないですが。下から眺める根尾谷の淡墨桜(うすずみざくら)。
自分の地元にはソメイヨシノしか無いので、さくらの木だと言われなければ「デケー木だな」くらいにしか思わなかったかも。
日本五大桜の一つに数えられるそうで、これも天然記念物。
午後から思いつきで始まったドライブ。
天然記念物に2度も遭遇するとはな。やるな岐阜県。
そして到着したのは樽見線の終点である樽見駅です。
駅舎は以前に火事になったとのことで、綺麗な駅舎に改装されていました。
終着駅なので折り返しの気動車。ラッピングされていました。
この辺にレンタカー屋さんないかな。
ワンウェイレンタルで乗り捨てしたい。そしてこのまま樽見線に乗って大垣駅まで乗って帰りたい。ナンテ
岐阜羽島駅から営業先2件程を巡るアシにと借りたムーブ号。
余った時間でなかなかディープなドライブにも付き合ってくれました。
軽自動車なので660ccなんでしょうが、別に自分が駅探訪する程度なら非力さをあまり感じませんでした。
クルマで通勤したり家族のセカンドカーなんてのに、こういうクルマが選ばれるのも納得。
レンタカーだし低グレードなんだと思います。電子制御的な装備はほぼ無し。クルーズコントロールも無かった。
でも、内装の質感は悪くない。
少し高めの目線位置で見切りもよかったです。
最近のクルマだからなのか、ウィンカーが少し慣れませんでした。カチカチ動く感じではない。 ウマく説明できないけど。。
車線変更時に少しウィンカー動かしたいだけの時、戻すのに逆側に入れたり、自分の使い方が悪いんだろうけど、そういうギクシャク感がありました。
慣れれば気にしなくなるレベルだと思いますが。
あと、2020年以降のクルマには義務化されてついているオートライト。
別にオートライトは便利でいいのですが、スイッチに「OFF」が無くなりました。
クルマを離れてまた乗る時にエンジン始動でライトが勝手に点灯。暗いと。コレがまぁまぁムカつく。
なんか急いで出発したい人みたいで。
きっとそんな自分の考えは老害になるんだと思います。
樽見駅から元来た道を引き返すのと、ここから峠道を走って東海北陸自動車道へ合流して岐阜羽島駅まで行くルート。
どっちがいいかと考えて、国道418号線から高速道路へ向かいました。
峠道も高速道路も不満なく走ってくれるムーブ号。
もうすっかり暗くなって、今日の相棒のムーブ号を返却。ありがとう。
まさか今年2回目の岐阜羽島駅。ふだんは「のぞみ」ばかりなのですが、帰りは「ひかり」に乗ります。
けっこう満員でした。
今日はぜったいハマる(長引く)なと思って朝からテンション低めで仕事したのですが、
終わってみれば秘境駅探訪に加えて岐阜県の天然記念物巡りもできちゃいました。
ホントはS660で巡りたいですが、いつの日か訪れる日があるのでしょうか。自走で。
子供たちが大きくなって勝手に過ごしてくれるようになってからとか。定年してからだとか。ゆっくり自走で行ってこれるかな。
いや、定年してもバイトとかして生計を立てないと詰みそうだしな。自分の稼ぎでは。先行き不安な世の中。
「別にレンタカーでも良くね?」とツッコミはごもっともなんですが、自分のクルマでたどり着きたいささやかな目標。このために「行く」的な。いや「生きてる」とか。そんな目標があるということで。
そんな感じです。