「夜ご飯どうする?」
こんにちは。TYLORです。
嫁は子供を連れて実家へ帰省するそうです。
嫁実家は自宅からクルマで30分くらい。そんなに遠くない。なのでしょっちゅう帰る。
自分は午前中は自宅で仕事。朝からそれっぽくゲーム部屋のPCをパチパチしてました。
・・・
いや、自宅で仕事やってるなんてダミー。
たまに忙しい時もあるけど、別にそんな休みの日まで仕事するほどではない。。ちょっと報告書をまとめてメール送ったりするだけ。
夜に嫁実家に合流してみんなでご飯食べる事になりそうですが、、、、
「仕事終わったらね。そっち(嫁実家)行けたら行くよ」
ボロキューブに子供達を乗せて、嫁が実家へ向けて出発。おたっしゃで。
「行けたら行くよ」は不参加表明。ニコニコ大百科に書いてあります。
時間は午前11時。
S660で自宅近くの首都高ランプから中央道を目指します。
途中でお便所休憩などを挟み「甲府昭和IC」に到着したのは14時過ぎ。
ココから国道52号線で南下します。
今年の夏に公開された映画「ゆるキャン▲」。
映画館嫌いなんで別に見に行ったワケではないのですが、アマプラで公開されたので視聴。
何年か前にハマったあの時のテンションが再熱。
Kindleで漫画版全巻(出てるトコまで)再読。アニメ版、ドラマ版視聴。準備は整った。その間アニメ3期目の発表。
アツいじゃないか!
キャンプ行きたいけどもう10年以上行ってない。
そこで思いついたのが、S660で「聖地巡礼」。
こんな時間から聖地巡礼は微妙ではありますが、時間を最大限に使って「マッハ巡礼」してやろうと思います。
到着は15時頃。甲府市街から、まずは今回の巡礼で一番最南端の目的地から訪れました。
既にかなり陽は傾き始めていましたが、まずは内船駅(うつぶなえき)に到着。
秘境駅とかそういうのではないのですが、ローカル線の駅といった感じ。無人駅でした。
駅前は商店と民家数軒。山奥というか街道沿いの駅といった感じで、とても雰囲気の良い駅でした。
秘境駅探訪とかならゆっくり探索して、周辺の商店に立ち寄っちゃうところでした。
ですが今日はマッハ巡礼。次の目的地に向かいます。
続いて身延駅。
駅周辺は綺麗な観光地といった感じでした。
劇中で出てきた「みのぶまんじゅう」。お店営業中だったので購入しました。家族におみやげ。
キャラクタ達が座って食べていたであろうベンチ。こういうの巡礼の醍醐味というか「おぉホンモノだ」って感じさせてくれる瞬間。富士川を眺めながらゆっくりしたい。
身延駅前のメインストリート。綺麗です。
アップダウンはそれほど感じませんでしたが、甲府市街から国道52号線で「富士川」沿いをドライブしてきました。
気温は12℃ほど。S660のエンジンの調子も良く、軽快な走りで巡礼ドライブを楽しませてくれています。
再び駅前のお土産店。店内はゆるキャン△グッズで溢れていました。
どれ買おうか迷いましたが、ウロウロ店内を彷徨ってようやく決定。
劇中に出てくる原付バイクと同じモデルの「ビーノ」が展示されていました。
嫁も同じ型のビーノ乗ってんだよな。色違うけど。
現在はホンダのOEMでラインナップされているヤマハビーノ。
嫁も何年か前に最後のヤマハ製ビーノだからって、それまで乗ってた同型のビーノから最終モデルに乗り換えてました。
おれは原チャリはホンダの方が好きだけど。
でも「ゆるキャン△」。
登場するクルマがなかなかこだわりがあって自分のツボでした。
映画版はジムニーからはじまり、フィアット500、以前はラシーン(日産)に乗ってたお姉さんがゴルフⅡかよ!
で、マーチが出てきてホンダNBOX。マーチいいね。原作者は日産好きなのかな。
ワタシも日産党です。
あとアニメ2期のOPの歌とともに流れるアニメーション。
日産ラフェスタ(初代)の後ろについていくヤマハビーノ。
ともに放送当時には現行車ではないところがツボ。ラフェスタの2代目はマツダのOEMになっちゃったし、ビーノもOEM。 なんかさみしいスわ。
我が家も7人乗りにしようと考えてた時、真っ先に出た候補は初代ラフェスタでした。
まぁ、S660と共存しようと思うと長さで駐車場に収まらずにキューブキュービックになったワケですが。。 ボロキューブ壊れたらラフェスタにしようかな。入らないけど。
山梨県によくあるハッピードリンクショップのゆるキャン△版がありました。「ラッキードリンクショップ」。
売ってるドリンクは普通のだったので、寒かったから暖かいお茶買いました。
まだまだマッハ巡礼は続きます。広い富士川の横をS660で駆け抜ける歓び。
ここに「来たんだ」っていう嬉しさでテンション上がるおじさん。です。
実は行きに「ココだ」って通り過ぎたのですが、劇中に出て来たスーパーまで戻ってきて立ち寄り。スーパー「セルバ」。
地元の人やキャンプ用の買い物に来る人も利用するのだとか。
駐車場の敷地内には劇中では酒屋になっていた建物。シャトレーゼになってました。
ドラマ版のロケ用に酒屋の建物が残っていた様子でしたが、新しくテナントに入ったみたいです。賑わっていました。
少し小腹が空いたのでコーヒー片手にみのぶまんじゅう。お土産用以外に、あとでちょっと自分用に食べようとバラでも買っといた。
この後、この饅頭によって悲劇が起きます。
続いては主人公達が通う高校の最寄駅として登場した「甲斐常葉駅(かいときわえき)」。
私鉄の路線とは違い、ここは天下のJR線。この日巡った駅も綺麗に整備されていてとても実用的でした。
富士川沿いを走るJR身延線。ドライブではなく電車で訪れてみるのも良いかも知れません。 って言ってクルマで来ちゃうんですけど。
用水路に「ゆるキャン△大好き」との看板が。ここから見える橋とその先の路地は、劇中でも登場した有名な場所のようでした。
自分も大好きです。
自分のようなオタクの聖地巡礼客の為、地域の方々も積極的に整備をしている様子です。
登場人物達が通う「本栖高校」。
モデルになった場所を見上げるここは、駐車場を開放してくださっているお寺です。
敷地内の「ラッキードリンクショップ」でミネラルウォーターを買っておきます。
もうこのモデルになった建物を見上げるだけで大満足でしたが、さらに校門前まで。
実際に地域の小学校と中学校が併設されていた校舎のようですが、廃校になったそうです。少し寂しい感じ。施設は綺麗です。外から見た感じ。
看板の下には交流ノートが入っていました。自分は絵心が無いのでパラパラと拝見して終わり。ごめんなさい。
だいぶ夕陽の時間。この本栖高校のモデル地の見学でだいぶ感無量の状態ですが、まだイケそうなので更に先の目的地を目指します。
高校のモデルになった施設のすぐ裏手に走るのが国道300号線。「本栖みち」。
だいぶイイ時間ですが、ここから本栖湖まで20分ちょっと。S660にはヒルクライムを頑張ってもらおうと思います。
身延から本栖みちを20分ほど。いよいよ見えて来た富士五湖の一つ「本栖湖」。そこにあるキャンプ場から「ゆるキャン△」の物語がスタートします。
主人公達が最初に出会うのがこの公衆トイレ。そのベンチ。
ここで劇中のように寝転がってセルフタイマーしたかったのですが、本栖湖から見える夕陽の富士山を撮影している方々で賑わっていました。
メッチャ気まずい。数分ほどS660の中でどうしようか逡巡したのですが、やっぱりヤメました笑
少し雲がかかりましたが、夕陽に染まる富士山をバックにS660。やっぱり綺麗ですよね。本栖湖からの眺めも最高です。
行きの中央道は青空が広がっていましたが、訪れた時間は雲がだいぶ掛かってしまった富士山。アップ。
雲は結構な速度で流れていたので、少し待てばクリアになったかも知れません。ですが先を急ぎます。
本栖湖を右手に国道139号線へ。
目的地は、ここも劇中で登場した「道の駅朝霧高原」。このまま南下すれば静岡県の富士宮へ。行かないけど。
キャラクター達がここでソフトクリームを美味しそうに食べていたので、それ食べたいと思って向かいました。
・・・
いやー
到着したら「ほたるの光」が流れていましたがね。ソフトクリーム断念。
実は、前日からの綿密なる計画で巡礼ルートを決めていた今回のゆるキャン△巡礼ドライブ。
最後の目的地でソフトクリームが食べれなかったのですが、ほぼ全ての目的を消化することが出来ました。
高原の気温は6℃。気が付いたらまぁまぁ寒みぃ。こういう時のソフトって結構ウマかったりするんだよね。残念。
今年は夏タイヤを購入したのでスタッドレスタイヤは買えなかったS660。
まだ凍結ってほどではありませんが、周囲はみんなスタッドレスなので気まずい。
気温が下がらない内に帰ろうと思います。
帰路は国道139号線を走り、これまた富士五湖の一つ「精進湖」を左手に富士吉田市を目指します。
「富士急ハイランド」を横に中央道へ合流して帰路。
途中のガソリンスタンドでS660を給油。3000円だって。やるな軽自動車。
帰りの中央道をクルーズコントロールで走行。
すごい満足。今回のゆるキャン△巡礼ドライブ。
もっと巡礼スポットあったけど、ざっくり一番行きたかった場所だけでも行けて満足。
夏タイヤのS660。もう今シーズンのこんなドライブは厳しそうです。
またの楽しみに取っておきたいと思います。
帰宅は9時頃。PM。
まだ嫁と子供達は帰って来ていませんでした。
しばらくすると帰宅してきた我がファミリー。
さっそくお土産の「みのぶまんじゅう」にかぶりつく2歳児。うまそう。買って来てよかった。
嫁「なに?お土産って?家で仕事してたんじゃなかったの?」
・・・
Amazonで買ったんだ。という言い訳は通用しませんでした。。
そんな感じです。