こんにちは。TYLORです。

仕事で福島県の会津若松へ行くことになりました。
今回はS660で行こうと思います。
ワンチャン、駅探訪を差し込めないかな、、、くらいの勢い。

郡山市内で仕事、そこから磐越道で会津若松へ。
まぁまぁいい時間になりましたが、仕事なので仕方ない。

紅葉きれい。だいぶ陽が傾いてきたけど。

途中のSAで休憩。この日は比較的気温が高くて、夕方のこの時間でも18℃くらいありました。

会津若松市内で仕事。
ワンチャン狙っていましたが、メッチャ暗い。
昔は夜の道を走るの好きでしたが、秘境駅探訪するには周囲の景観が見える時間帯の方が好ましい。

道の駅にて。
完全に陽は沈んだ。
S660を眺めながら、もう帰ろうかとか色々考えました。
こんにちは。
さすらいの秘境駅探訪家、そよかぜ@TYLORです。
今回は、会津若松駅から新潟県の魚沼駅までを結ぶJR只見線の駅を巡りました。

まずは郷戸駅。(ごうどえき)
国道252号線から逸れた林の中。S660はハイビームにして少し駅までの道を走ると到達します。

カプセルみたいな駅舎。きっとその昔は木造の駅舎が建っていたんだろうな。みたいな敷地。

駅舎というか待合室内。
周囲には民家はなさそうですが、チャリで訪れる人の利用がありそう。
そんな雰囲気。

JR線の駅ということで、きれいに整備されています。
少しでも周囲が見渡せる時間であれば、四方を林に囲まれた雰囲気ある駅だったなと思います。

周囲は薄暗くメッチャ怖い。
駅舎へアクセスする階段からS660を見下ろします。

駅前は軽自動車なら転回可能なくらい広いスペース。
早々に立ち去ることにしました。

次に訪れた駅は「早戸駅」(はやとえき)。
この只見線は会津若松市内から国道252号線と只見川に沿って伸びる路線です。
周囲は渓流の風景の中に進むローカル線、それに紅葉の時期は素晴らしい景観が楽しめ、雪に覆われた景色も幻想的で良さそう。。。
でも今はメッチャ暗い。

明るいのはS660と自分を照らす月明かりだけみたいです。

駅舎というか待合室はすごい綺麗。まだ新しそう。
ここから眺める只見川の景観が素晴らしい(らしい)のですが、何も見えない件。

この近くには「早戸温泉」という温泉地があるそうです。
共同浴場があるとかなんとか。でももうこの時間じゃ入れなさそうだな。

先を急ぎます。
時折、国道252号線はスノーシェッドを通過します。
トンネルと違い、照明がないスノーシェッド。
真っ暗で結構怖い。

続いて訪れたのは「会津水沼駅」です。

ここはかつての豪雨災害で駅舎ごと流出する被害に合いました。

駅舎は以前の面影を残しているそうですが、同じ場所に新しく建てられたそうです。

地域の方達が大切にしているのが分かります。

人気のない、周囲を暗闇に囲まれた中にポツンとある駅。そんな印象。
ローカル線の中でもハイレベルな秘境感を楽しめるJR只見線。
沿線にはそれぞれ雰囲気の良い駅があります。
こんな寂しい人気の無い場所でも、駅の明かりがあるだけでとても安心感を得られると思います。
そんな雰囲気を感じたくて、自分は無理やり秘境駅探訪に出かけてしまいます。

この辺はツキノワグマの生息地らしく、頻繁に目撃されるようです。
こんな暗闇の中で遭遇するのはご勘弁。
滞在時間は40秒。

直ちにS660に飛び乗って、撤収したいと思います。
今回巡りたかった秘境駅は以上の3駅。
時間にして1時間ほど。
仕事終わりのアディショナルタイム。
もう少し巻き気味に仕事終わらせることができたら、僅かにでも周囲が見渡せる時間に訪れることができたかも。知れない。
仕方ないけど。
景観はそれほど楽しめませんでしたが、夜だからこそ楽しめる雰囲気を楽しんだということで。寂しげとか。山奥にポツンと明かりが灯る場所感とか?

別に夜中という時間ではないのですが、このまま国道252号線から国道400号線を南下しようと思います。
対向車をたまに見かける程度。主に大型トラック。
自分の前後にはクルマはいない。
そんな寂しい峠道をひたすら走ります。

途中、集落なのか人の住んでいる地域を通過します。
峠道あり、農道あり、自分を乗せたS660は夜の峠道を軽快に走ってくれました。
なんか「相棒」っていう感じ。
途中の峠道。
自分の中では今シーズン初の気温0℃をマークしました。S660の室外計。
今年も暑かったし、この日もけっこう暖いかな?くらいに思っていました。
無駄になりそうでもったい無いなと思っていたスタッドレスタイヤ。履いててよかった。
たぶん履いてなかったら、怖くてココまで来ていない。
道の横には雪が避けてあって、凍結している箇所もありました。滑ったし。
標高1000m無いくらい。
峠道にはちゃんと冬が来ているんだと感じました。

国道400号線で栃木県へ。
そこから東北道で帰路につきます。
息子や娘を乗せるS660でのドライブ。
嫁を乗せるドライブ。
家族でキューブ号で行くドライブ。
そして、S660で行く自分一人のソロドライブ。
それぞれ楽しさがあります。
でも一番おカネ使わないドライブは、やはりソロ。
S660のステアリングを握りながら夜の峠道を走る。
将来の事、家族の事、今日の商談で心残りな事。
まぁまぁ運転以外の事を考えてしまいます。
答えは出ないけど、まぁまぁスッキリという納得して帰宅する自分。
こういう時間は大切なんだと言い聞かせて、これからも旅を続けようと思います。
そんな感じです。