こんにちは。TYLORです。

我が家の暴れ幼児である3歳児の次男。
この日、無事に4歳児になりました。
もう3歳まで無料とかってパターンのサービスは受けられないんだな。とか思いつつ、会話のキャッチボールが出来ているようで本当に通じているのか意味がわからん。
そんな関係に成長を感じています。
「お誕生日は、おもちゃ売り場に行くから好きなの選んでいいよ。」
と、おれが子供の時に一番言って欲しかったセリフを次男坊に言ってやった。
「それ、危険じゃない?」
ヨメに言われた。
どーせこんな小さいのが欲しがるモンなんて、高くても5000円くらいだろ?
と、財布の中に最強ウェポンの1万円札を確認。あとは小銭がジャラジャラ。
S660にチャイルドシートを縛り付けて、秋の東京をオープンドライブします。
会社帰りによく立ち寄る某カメラ屋。そこのおもちゃ売り場。

地下の駐車場からエレベータで売り場へ。
ドアが開くと視界に入ってくる子供にとっては夢の空間。
まぁおれにも夢の空間。
早速目当ての戦隊モノやライダー、トミカや作って遊べるおもちゃ売り場へと次々と巡る。

選べないみたいで迷っているらしい。そんな幸せな気持ちを最後に感じたのはいつだったか。おれも。

やっぱり目当てはライダーか。
長男はそこまで興味は示さなかったけど、次男坊はライダー好きなんだよな。
いつか、ホントにライダー俳優になってはくれないか、最後のワンチャンに期待。
____あれはオレがハタチになるちょっと前くらい。
コンビニのバイト先で知り合った劇団に所属している先輩。
そのヒトに誘われて、オーディションを受けた。
演劇関係者や芸能プロダクションに所属しているヒトしか受けられないらしい、本格的なオーディション。
おれは先輩の劇団に所属しているってことで面接に行った。
「新作特撮ドラマオーディション」
具体的に何の特撮ドラマかは伏せられていたけど、先輩は仮面ライダーだって言ってた。
張り切って面接で自己ピール。
役者経験ゼロだったけど、トークには自信があったし、何より「おれってカッコいい」と信じて疑わなかったあの頃。
「子供の頃から憧れていました。チョイ役でもいいので、カメラの前で「変身!」って言いたいです!」
決まったな。まぁまぁ盛り上がったし、手応えあった。
・・・・
翌々日、メールで二行。 「不採用」の通知が来た。
終わった。おれのライダー。 まぁ原チャリしか乗れないけどな。
_____
なんて、思い出していたら、
2歳児がいなくなった。
やっべ。

この日はアンパンマンに会えるイベントやってるらしいおもちゃ売り場。
めざとく見つけてそっちに次男坊が走って行った。
整理券もらって並びました。

戦隊やライダーも好きだけど、まだアンパンマンも現役の4歳児。
コレはかなり嬉しかったらしく、家に帰って家族全員に自慢していました。
ココまでで1時間ほど。
まぁまぁおもちゃ売り場にも飽きてきた。おれは。
「そろそろ選んで帰らない?」
と次男坊に伝えたら、最初から決まってましたとばかりに手に取った。

やっぱライダーベルトっスか。
この投資はいつかライダー俳優になって返してね。
お会計。
およそ1万円。
え、最近のライダーベルトってそんなにすんの?
まぁまぁヤバい。
地下の駐車場で駐車場代を払ったら、おれの財布には41円残った。

帰り道。
息子を乗せて休日の東京を走るオープン2シーター。
ナンテ、
まぁ軽自動車だし。おれ41円しか持ってないけどな。

去年までは吹けなかったローソクも吹けるようになった3歳児。今日から4歳児。
将来とかはまぁまぁ好きにすればいいと思うけど。
少なくとも財布に41円しかないオッサンにはならないで欲しいかな。
そんな感じです。
Posted at 2024/10/23 10:50:27 | |
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