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冬前に課題としていた、GRBのリヤサブフレーム・ブッシュを固めました。


GH・GR系以降のスバル車はSIシャシーとなり、リヤサスのリンク類はサブフレームに取り付けられています。AWDなので、勿論デフもサブフレームに取り付けられています。

サスペンション・デフ・サブフレームのASSYは、ラバーブッシュを介してボディーに取り付けられています。
これにより、HVH(ノイズ・バイブ・ハーシュネス)に関しては有利になり、快適な乗り心地を得られています。

駄菓子菓子、最大のネックがあります。
前後左右のGが掛かると、ラバーブッシュの変形分だけサブフレームASSYが暴れます。
症状としては、
①操舵初頭でリヤのコーナリングフォースの発生遅れ。
これにより、リヤタイヤが接地感が掴みづらいです。タイヤの滑り始めも当然分かり難いです。
②アクセルON・OFFでトルクステアが発生。
これにより、ドライバーの意図に反して旋回軌跡が著しく変わります。


そんな訳で、マルシェの「すぐるくん」を装着しました。

部品代12000円、工賃4000円なので、その場で作業をお願いしました。
金属シム16枚セットが12000円もする訳ですが、試行錯誤を繰り返して製作した経緯があるという事で、決して高い買い物ではないと思っています。


ブッシュのすぐり(空洞部分)を埋めてしまいます。
ちなみに8箇所のシムの分厚さを変える事で、セッティングも出来ます。
今回はサブフレームを落ち着かせたいという事で、オススメの一番固い組み合わせで組んでもらいましたｗ
作業時間は約1時間。分厚いシムの圧入には苦労していたようです(^^;)


車を受け取って、クラッチを繋いだ瞬間から違いが分かりました。
まず、変なスナッチングが発生しません。GRBってクラッチを繋ぐタイミングをミスると、駆動系全体が共振して車が激しく揺すられる(個人的にお仕置き現象と呼んでいるｖ)事があったけど、それが改善されました。走り始めて僅か３mでﾆﾔﾆﾔ(^^)
公道へ出て、車を左右に軽く振ってみるが、リヤの収まりが良い感じ。ゴムブッシュが残っているからヨレは完全には無くならないけど、操舵に対しリヤが自然に付いてきます。リヤタイヤが地面を掴んでいる感じが分かりました。

しかしリヤの落ち着きが良くなると、今度はフロントの接地感・応答性が欲しくなります。
マルシェの石田さん曰く「フロント・トラバンブッシュの撚れが悪さをしている」ので、近いうちにアップデートを計画しなければです。ついでにメンバー筋金君も試してみたいと思います。


当初は「弄らない」と言っていたGRBですが、何だかんだ言いながら弄りが始まってしまいましたｗ
この車、素性は凄く良いだけに、細かい部分の詰めの甘さが勿体無いと、個人的に思っています。良い部分をそのままに、不満な部分を地道に改善していく。そんなスタイルで、少ない小遣いと相談しながら弄っていきたいです。