あれから毎日ネットでいろんなエスプリの画像を眺めてます。
何かと言えば…エンジンのディテールが判らないから。
もちろん今の“素組み+塗装+少しのパイピング”以上の再現は、どうやっても私には無理なんですが…少しでも知識としては見ておきたいんですよね。
憧れのクルマですから。
で…ネットで出て来る画像を見てみると、ほぼ“十中八九”キャブレターが換えられているんですよね。
オリジナルはSUキャブのような“突起(?)”がついてるデロルトのDHLAっていうタイプなんですが、ネットで見られるほとんどが…ウェーバーみたいな別のタイプに換えられてます。
だから、あんまり参考にはならなかったりして。。。
だってプラモ版のエンジンは…補機類の形や配置が違いすぎるんです!!!!!
説明書には「バンダイがロータス社より協力をもらい、図面や写真を提供してもらった」ってあるくらいですから…実車に忠実なはず!
にもかかわらず、ネットで見るクルマとは違う箇所だらけ!?
で…頭抱えてる時に、ふと思い出しました。
「そういえば、エスプリに関する本を昔買ったんだった!」って(笑)
で、探して見つけたのがコレ。
で、久しぶりに開いて見りゃ…やっぱり“英語表記”なのでさっぱり判らない(笑)
でも、そんな中“オリジナルのエンジン写真”が掲載されているショットを見つけました。
それがコレ。
キャブの形…SUキャブっぽく見えるでしょ!?
どう見てもウェーバータイプには見えないっ。
そうそう、これがまさにプラモのモデル“そのもの”なんですよね。
見れば見るほど、そっくりに再現してあるみたい…ですが、そこで気が付いた。
「何、これっ?」
プラモの方にも付いてますが…
この部品、他のネット画像ではまず見かけないんですよ。
例えばこれらはすべてエスプリS1なんですが…
・・・ね、無いでしょ!?
で、考えてみた。
確かエスプリの登場は76年のこと。
あっ、それって我がセリカ君の作られた年と同じっ!
ってことは、日本じゃまさに“排ガス規制の真っ只中”なんですよね。
ってことは、この部品は…あの悪名高き「エアポンプ」ではないのかと!?
駆動するベルトも見えますので、たぶんこれは…新鮮な空気をこのポンプで、左バンクのヘッドカバー下側に位置するエキマニに送り込んでいるのでは!?
うん、だから皆さん、撤去しちゃってるんでしょうね。
あるいは日本以外の仕向け地向け仕様車両を輸入した場合は…そもそも付いてないでしょうからね。
違うかなぁ?
まぁ、こんな珍しい部品までしっかりと再現してあるこのプラモは「えらいっ!」って褒めてあげたくなりますが…
実はもっと重要な部品が“省略”されちゃってるんです…「残念っ!」(笑)
まぁ、この辺のお話は、また後日ってことで。。。
Posted at 2016/01/26 06:07:40 | |
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プラモ | 日記