クラウンで広島往復

仕事で大阪まで行くので、これまで行ってなかった行きたい場所であった大和ミュージアムと広島の原爆ドームまで行ってきました。

相棒はもちろん、愛車である「クラウンハイブリッド」です。欧州車好きの周りからは国産で疲れないのか、だとか、怖くないのか、とか言われますが、別段問題はないのです。しいて言えば、シートは歴然とこれまでの欧州車の愛車の方が良かったようで、翌日寝違えました。

確かに直進安定性はアウディよりも悪いし、不安感はボルボやメルセデスより遥かにありますし、移動する歓びは皆無ですが、燃費は良いし速いし出先で気にする事は少ないし（大阪と広島で駐車経験がないので、デカい欧州車は結構気を遣う場合があります）、その点クラウンの気楽さはたまらんです。

むしろ、エアシートは馬鹿暑い夏に快適ですし、曲がりなりにもレーダークルーズが付いているので安心。オーディオの音もそこそこ良いので、まぁ良いのです。

なので、ボクの事を車馬鹿舌みたいな事を言う先輩がいるのですが、それは違う。順応性が高いと言っていただきたい、笑。

ただ、これで安定感抜群でしかもエンジン音がカッコいいなどの付加価値が生まれたら、それこそクラウンってもっと良いのになぁと思うのですが、まぁ無い物ねだりってやつです。そんなことしたら、それってクラウンじゃないですし。

サイズであれば、例えばアウディのＢ７Ｓ４とかがもっと気楽ですが、でも快適性でいうとあれって結構足が硬いからオールラウンドではないし、燃費は悪い。

何につけクラウンっていいポジションにいるのです。



思えば、我々の先人はこんなとんでもない非人道的なモノに乗っかって、戦ったわけです。

ボクは右翼でもなければ左翼でもない、ただのロジカルシンキング国粋主義者ですから、基本的には内需重視で、その点ではクラウンはガッツリ応援したい車です。なので、車としての土台をガッツリ上げてほしいわけで、そこの及第点に乗った為に買ったわけです。

レクサスも良いと思っていたのですが、どうした事か日本の美意識の欠片も無いような顔を採用したり、周りに流され独特の人の好さが無くなってしまったのが残念なのです。

日本人の本質的な良さを体現する最高の高級車を作れるのは多分トヨタだけでしょう。

だからこそ、次の次の次のクラウンかレクサス辺りには期待したいところです。