●SFマガジン
1960年からある硬派な老舗SF専門誌です。我らがRX78-2が表紙となっていますがガンダム特集ではありません。過去から現在に続く巨大ロボットSFの総括をする内容で、これは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が2025年「日本SF大賞・特別賞」を受賞したことをきっかけに企画されたのかと思います。
日本に巨大ロボットが誕生して70年近く(映画「地球防衛軍」のモゲラが最初らしい)、アニメや特撮を媒体として進化の過程をリアルタイムで実体験し、人生の進路にさえ影響を及ぼしてくれた偉大なコンテンツが、このような歴史と実績のある雑誌で一流のクリエイターや評論家が総括する内容をスルーできるはずもなく…(笑)。
MOOK本とは違い基本活字ONLYで
作品に関連する美麗なイラストは皆無。その上、テキストのフォントが明朝体でサイズも新聞のそれより小さい…。昭和の読み物雑誌(結構エロ系とかありましたよね:笑)のテイストで展開される誌面構成と内容のギャップが新鮮でした。
そういえば「SF」ってついぞ忘れかけていたワードですけど、巨大ロボもM78星人も改造人間もコンバットスーツも全てSFなんですよね。昭和の一時期「SFX」という呼び方が流行してたこともありました。
小学生の頃、SFといえば朝日ソノラマの文庫本を好きで読んでいました。豊田有常氏が執筆した「宇宙戦艦ヤマト」がアニメ版と違っていて軽い衝撃をうけたものです。アニメみたいな熱血要素がなく淡々とした大人向けのSF小説でした。
さらに後年「機動戦士ガンダム」の小説版(全三巻・富野喜幸著(現・富野由悠季))もアニメとは異なる内容で、マニアの間では「俺の知ってるガンダムと違う」伝説的な存在として認知されていますね。生々しい表現、富野監督らしいクセのある文体や言い回しは独特。真っ先に映像化されても良さそうなもう一つの「原典」ともいえるものなのに、現在まで動きが無いのは推して知るべしです(^_^;)。
「SF」の意味はご存知の通り、サイエンス・フィクション(空想科学小説)。何十年も前に創造されたフィクションの多くがが現在実現されつつあります。科学特捜隊やウルトラ警備隊の携帯用通信機はもちろん、マットジャイロでさえオスプレイが実現しているし。マジンガーZの搭乗型ロボットも重機レベルとはいえ実現済み。横浜ガンダムだって18mの巨体が動くんだから。昨今の中国の人型ロボットの完成度を見ると、もう鉄腕アトムなんて作ろうと思えばできますよね。さらにAIの急速な台頭で「ターミネーター(1984年)」のスカイネットの実現があながちフィクションとは言えないような情勢…。ちなみにアーノルド・シュワルツェネッガーのT-800は2029年に完成予定なのでした(^^)。
人の手の中にあったSFはワクワク感や明るい未来を感じるものがありましたが、AIの支配力が強まると急に不安が増すのはやはり「ターミネーター」の影響ですかね…と思いきや、「大鉄人17(1976年)」の敵、「巨人電子頭脳ブレイン」の方がずっと先でした!
●エセ神奈川県民
長年横浜に住んでいながら神奈川県民という意識が薄く横浜市民と言ってしまう我(笑)。でも鹿児島人だということも忘れることはありません。
高校野球の横浜高校も鹿児島代表の神村学園も応援したい熱量は同じです。どこのチームも監督のインタビューの受け答えが素晴らしいなぁと感心していてふと気づくと、監督がけっこうな年下だということにショックを受けたりする今日この頃(^_^;)。青少年のお手本に相応しいですよね。
先日、佐賀に住む弟一家がお盆休みを利用して、東京・神奈川観光で遊びにきました。横浜の観光といえばみなとみらい周辺と中華街。県内では鎌倉と湘南〜江ノ島周辺希望ということで、ウチの家族一緒に2日かけて県内観光地巡りをしてきました。
みなとみらいはたまにサイクリングで行くこともありますが、中華街は本当に久しぶりで、少し見ないうちに今時な観光地テイストが更に濃くなっている印象でした。昔はもう少し「街」って風情があったような気がします。

実は家族の中で私だけ鎌倉の大仏を見るのは初めてでした。娘には呆れられましたが、いつでもいけると思っているといつまでも行かないという宇宙の法則がここにも(苦笑)。
弟家族は神奈川県内に2泊観光した後、東京で2泊して無事帰路につきました。
今年大学に入った姪っ子はこれまた芸術系、亡き父のDNAは受け継がれているなぁとしみじみ思います。まだ高校一年の甥っ子は科学系の進路が気になるようで…いつかSFの話ができるかな(^^)。

さて、鎌倉の大仏で思い出すのがSFドラマ「日本沈没」です。日曜日の夜は19:30の「猿の軍団」(これもSFだ)の後、20:00から「日本沈没」を見るのが定例でした。少しずつ日本列島が海に沈んでいく様がリアルで怖くて、今でも強く記憶に残っている作品です。そのなかで鎌倉の大仏が地中に沈んでいって頭だけが地表に残っているシーンに戦慄しましたね。津波のシーンも怖かったなぁ。
観光当日は海外からの訪日客も多かったですね。江ノ電も多国籍な人種のおしくらまんじゅうでした。これも経験という感じで楽しんでる様子も(^^)
皆がみな荘厳な気持ちで大仏を見上げること自体が平和なことだし、ここで得た共通体験が何かしらの気づきになりまた日常に帰っていくのでしょう。理屈抜きに敬虔な気持ちになれる機会は大事なことですよね。
余談ですが、「日本沈没」が終わった後、21:00からの「日曜洋画劇場」で当時流行っていたドラキュラ映画なんかあった日の夜はこれまた怖くて寝れなくなって、月曜午前は幽体離脱(笑)。いやはや。
●パチモン
先日北関東のドライブコースはどこが面白そうかな〜とGoogleマップをなんとなく眺めていたら目に飛び込んできた「ヘタレガンダム」のプロット。
なんじゃこりゃ?と調べてみたら、なるほど、これは確かにヘタレだがなんともいえない愛嬌と温もりがある(^^)。バンダイ/サンライズのお墨付きがあるとは聞いてないので厳密にはパチなのでしょうが、もとより収益など考えていない作者の好意と愛から生まれたもの。これをガンダムと呼ぶことに異論のある人は「○○君、ちょっといいかな」の刑(笑)。
※参照「
へたれガンダム」
ファンにとって本来パチモンなんて忌むべき存在の筈…しかし、何もわからない幼少の頃の若く瑞々しい感性に吸収された「パチモン」という存在、その衝撃は後々社会を知り実力を付けたクリエイターの魂を揺さぶる時限爆散にもなるようで、日本国内においては様々なネタにされ愛される存在に昇華しつつあります。
▼モビルフォース「ガンガル」。ガンダム由来のパチモンの筆頭格とも言える存在。
無駄にクオリティが高すぎて心からエールを送りたくなる(笑)。
というか、俺の知ってるガンガルと違う。
▼こちらが本物。第一次ガンプラブームの徒花(笑)。
オリジナルを知っているとめちゃくちゃ楽しめる内容ですね。この作者、只者ではない。こういう振り切れたものをちゃんと作れる人が羨ましい(^^)。
色々ユルい時代があったということで…(笑)。
●宇宙の法則(2)
「いつでもいけると思っているといつまでも行かない法則・PART2」。
お台場の「実物大ユニコーンガンダム」展示がが8月中に終了との悲報を聞いて、慌てて行ってきました。
2017年9月に完成したので約9年もの間、お台場の大地に立っていたわけですね。実際高速使って1時間もあれば行けてしまう所、いつでも行けるからそのうち…と思っていたら閉店間際というこの体たらく…。
さて、初代ガンダム「RX78-2」より1.7m背が高いユニコーンガンダム、1.7mの差は思いのほか大きかったという印象でした。
メカニズム感が満載でグラマラスでメリハリの効いたデザイン、情報量の多さも圧巻で、毎年1回くらい詣でてればよかったと後悔先に立たず。
▼神は細部に宿る。
▼ボリューム感のある脚部はやはり21世紀のガンダム。萌える。
最初、なぜか正面足もとの周りに観客が集中していて、なんだろうと思っていたら、みんなデストロイモードの変形時の撮影を狙っていた模様。現場に着いて10分位で変形してくれたのはラッキーでした
。光るサイコフレームは夕暮れ時だったら綺麗だっただろうな。
デストロイモードのイケメンマスクに見惚れていたらすぐにユニコーンモードに戻ってしまいデストロイモードの写真も少なめ(^_^;)。撮影が終わった人たちも思い思いに分散してまた撮ってましたね。
想像通りですが、やはり外国人の観光客が大半、相変わらず人気スポットですね。各国の家族連れはみなガンダムをバックに記念撮影。歓声を上げる中国人らしき若者たちの姿も見られました。
そういえばこのピースフルな感じは鎌倉の大仏の時も同じでしたね(^^)。
大仏もガンダムもそれを見上げる人々の表情は老若男女みんな明るく感嘆の表情ばかり。そんな家族を見ているこちらも幸せな気持ちになるってもんです。
公式によると、
「世界中のファンの方が足を運びたくなるような“ガンダムの新しい施設”を日本に作る「ガンダムランドマーク構想」もスタート予定です。詳細は後日お知らせしますので、お見逃しなく。」
とあります。
もしかしたら秘密裏に新たなリアルサイズのモビルスーツ建造・V作戦が進行しているのかもしれません。これまた楽しみでならない。
「初代ガンダム(2体)」「フリーダムガンダム(上海)」「νガンダム(福岡)」と「ユニコーンガンダム」と、実物大は人気の高いMSがメイン、やはりマニアックなMSではなく「過去から現在でも売上の高い」MSにが候補に上がるのではと考えます。
そうなると「Zガンダム」に白羽の矢が立ちそうな(^^)。あとは王道「シャアザクor量産型ザク」ですかね。極めて個人的には「Ez-8」「グフカスタム」「ガンダム試作1号機」もなんですけどね!
ハリウッド実写映画版『GUNDAM(仮称)』も制作中で、日本の女優、忽那汐里さん(以前ポッキーのCMに出てましたね)も出演するとのこと。日本のコンテンツの「ハリウッドで実写」と聞くと一抹の不安がよぎらないわけでは無いけど、見たことがないガンダムの勇姿を拝めるのは楽しみの方が大きいのです。まだまだアニメ・特撮・同様、ガンダムにも世界で頑張ってもらいましょう。
▼お台場のとある駐車場。あまりクルマで来る人はいないのかな?
メガーヌにとってもいい運動になりました。
Posted at 2026/08/20 17:35:51 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記