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イイね!
2014年09月21日

イラスト・ギャラリー73(Zガンダム)

〜2代目ガンダム〜




シャープな顔つきのシリーズ代表格がこのZガンダム。悪党面のガンダム・Mk-IIからすると流石主役機といったところでしょうか。大気圏突入用の飛行形態「ウエイブ・ライダー」に変形するのが最大の特徴であり、RX-78-2より航空機テイストがちりばめられたディテールもいい感じです。

初見は「2代目ガンダム」としてはあまりにも『らしくない』風貌に軽くガッカリしたものでした。特にガンダムの特徴は「ふくらはぎ」だと信じていたのですが、Zガンダムでは末広がりのスーパーロボット風。まぁこれも意味があり、足全体に熱核ジェット / ロケットエンジン(+ジェネレータ)を内蔵しているからなのでした。ただ、全体がシャープなデザインテイストからすると、よくまとまっていてまた、独自の個性もしっかり打ち出しているカッコイイデザインだと思います。

Zガンダムは、身は体を表すを地でいくハイ・パフォーマンス機、基本性能も高く、後続の系列機もまた優秀なものばかりとなりました。…が、複雑な変形機構を持つが故の高コスト、極悪の整備性など、量産には向かない高級機でもあったのです。そんなこんなである一定期間の運用後は姿をみせなくなりました。

                ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

さて物語の「機動戦士Zガンダム」は昭和60年放送作品で、2005年に新作カットを含めた3部作の映画が作られ、これを見て改めてZガンダムの良さを再認識した次第ですが、相変わらず話の内容は難解でしたね…。ですが登場するモビルスーツは「ガンダム・Mk-II」をはじめ、魅力的な機体が多く、主役のZガンダムもいつかはイラストを描きたいと思っていました。

今回の作例は、ガンプラの「MG(マスター・グレード)Ver.1.0」を基本にしています。最新の「Ver.2.0」や「RG(リアルグレード)」は情報量が多くていいのですが、シャープさを極めすぎて直線指向に拍車がかかった感があります。微妙にふっくらした面を残した「MG 1.0」(もう十数年前の設計)のほうが個人的には好みです。地球と宇宙を行ったり来たりする中で戦闘もこなすとなると、外装は結構汚れているだろうとの予測で汚し表現を多めに描き込みました。

初代ガンダムは現在、お台場ダイバーシティ前に実物大の姿で大地に立っておりますが、リアルガンダムとしてはZガンダムの方が先なんです。ご存知の方も多いと思いますが、なんと1/2サイズのZガンダムを7年がかりで一人で作成した御仁がおりまして、岡山県の「道の駅久米の里」に寄贈され、格納庫付きで現在も展示されております。一人の男の情熱の成せる技は常識を超えるのです!
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Posted at 2014/09/21 23:19:20

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この記事へのコメント

2014年9月22日 14:52
Zは正直かなり初期の段階で
見なくなってしまったのですが
(おっしゃる通り3勢力の関係が良く解らなくて)
でもゲームで使って、Zは機体として
カッコよく思えたので、珍しく
ファースト以外のMSでプラモにも
手を出しました!  (^^ゞ

でも変形させるのは大変です!
(^_^;)
コメントへの返答
2014年9月22日 17:08
こんにちは!

実は私も、TV放映時は途中断念したクチです(笑)
当時はリアル指向のロボットアニメが百花繚乱で、ストーリーも急に難しくなってきたように思います。最終回の精神が崩壊したカミーユはちょっと衝撃的でした。

セータ系のガンプラはまだ作ったことがないんです。変形要素があると難しそうで。ゼータの場合、見るからに複雑怪奇な過程なので、変形させて遊ぶのはたいていの人は1回だけなのでは…(笑)
2014年9月22日 20:07
こんばんは。

素晴らしいディテールとウェザリングですね。
ゼータのカッコ良さが余すところなく表現されていて痺れます。

ストーリーは
やっぱり三勢力の利害関係が良く分からなかったです。
カミーユが精神崩壊してしまうなど、ちょっとトラウマになりました。映画三部作では違うエンディングで良かったですけど。(^^

完成品のゼータを持っていますが、説明書を無くしてしまいウェーブライダーへの変形は出来なくなってしまいました。
コメントへの返答
2014年9月23日 9:50
こんにちは!

ありがとうございます!
スペースシャトルの表面を見ても分かるように、大気圏を通過する機体って、かなり汚れているだろうな〜と思いつつ描いていました。ガンダムって実在のものと違い、空想が入り込む余地が大きいので描いていて楽しいです。ガンプラの制作と似ていると思います(^^)。

ストーリーに関しては、よくもまぁこんな複雑なストーリーを考えられるなぁとある意味感心するところもありますが…ちょっと登場モビルスーツが多いようにも思いました(覚えられない…苦笑)。モビルスーツの変形もよくもまぁ…って感じでした(笑)
2014年9月23日 23:18
遅コメ失礼します。

Zは、エポックメイキングなガンダムとして、F91、シャイニング、エクシアとともに好きな機体です。
当時流行っていた、トランスフォーマーやバルキリーに触発されて、変形機構を取り入れたそうですけど、ガンダムファン(主に『旧作』^^;)からは案の定総スカンを喰ったそうです(^_^;)
でも、変形するMSは当たり前に存在する今となっては、多くに受け入れられたガンダムのひとつであるコトは間違いない事実でしょうね。

当時発表されたMS画とWR(ウェイブライダー。飛行機みたいな変形後の状態)画だけで、どういう風に変形するのかまったく判らなくて、悔しい思いをしたコトを覚えてます(^o^)
かなり複雑な変形機構で、このMGがプラモデルで初めてとも言える完全変形でかつ、MS形態とWR形態の両形態に破綻がないモノでした。
この破綻のない両形態を実現するため、プラモ用にリデザインしたのがメカデザイナーのカトキハジメ氏です。ゆえに、TVアニメのデザインとはかなり違っていて、カトキ版なんて言われてたりします(^o^)
後から発売されたVer.2やRGは、技術の向上で割りとTVアニメデザインに近い状態で完全変形が可能になってますけど、熱烈なカトキファンはもちろん、私もこのVer.1の方が好きです。

偉そうなコト言っちゃってよろしいでしょうか?
ウェイブライダーは本来は大気圏突入形態。というコトを考えると、シールドに退色や焼け表現など激しいウェザリングがあった方がリアルっぽく思ってたりします。
ただ、耐熱タイルを貼られたスペースシャトルの機首や下面を考えると、シールドのあの色自体が耐熱タイルの色なのかも?と考えるコトもできますし、オプション装備と考えた場合、一度大気圏突入したシールドを使いまわすものか?など考えられたりします(^_^;)
こういう堂々巡りのような解答のでない考証をするのも、フィクションモノの面白さですね。

『Zガンダム』のストーリーが連邦軍内の内戦と知ったとき、GMⅡvsGMⅡや、ハイザックvsハイザックのような展開もアリか? それは燃えるなぁ!と思ったモンですけど、御存知の通り実際はそんな展開はなく、GM(味方)vsザク(敵)みたいな判りやすい構図になってしまいました…OTL
まぁ、お子様も観るのが前提なのがアニメだから…と納得させましたけど、内容は全然お子様向けにはできてなかったですよねぇ…(^_^;)

岡山県の道の駅・久米の里にある、Zガンダム。
なんか普通のZガンダムとちょっと違うように見えませんか? コレはいわゆる「藤田版Z(←コレをキーワード検索すると、主に立体物なんですけど、全体像は把握できると思います)」というヤツで、角川スニーカー文庫の富野由悠季・著『機動戦士Zガンダム』で挿絵に描かれた、TV版Zガンダムのメカデイナー・藤田一己氏本人によるリファインされた、もうひとつのZなんですね。コチラのZ、TV版とは全然違うのですけど、後期藤田節が全開(^o^)で大好きです!
個人で巨大ガンダム像を造られた根性には感服しますけど、私個人的には、この藤田版をモチーフに選んだコトが「判ってらっしゃる!」と思うのでした(^o^)

いつにもましての長文、本っ当に申し訳ありませんでした。
好きなもので…(^_^;)
コメントへの返答
2014年9月25日 17:21
こんにちは!

さすが、スゴい洞察です。ブログ本文よりよしつきさんのコメントをそのままブログ記事にしたいくらいです(^^)。

やっぱり、バルキリーの影響は大だとは思いました。変形・合体が当たり前の時代ですが、ゼータの変形はことのほか複雑に感じました…っていうかそれって必要?みたいな。

初期のZのガンプラも変形機構でそうとうな苦労がみてとれましたよね。どうやってもMS形態が不格好(苦笑)…なので、MG Ver1.0の完成度には驚いたものでした。顔も、アニメほどとんがってなく好印象。顔もカトキさんアレンジだったのかもしれないですね。

ウェイブライダーに関する考察、スルドイですね。ウエザリングなどはどうもMS形態優先で考えてしまい、下半身がより汚れているかなと思いがちですが、変形形態を考えると、様々なことがシミュレーションできるわけで、シールドがよりダメージを受けるというのは、とても説得力がありますね。

富野ソーカントクも複雑なストーリーと、マーチャンダイジングに縛られたMSの展開などの狭間で、結構大変だったのではと思います。特に初代とは違い、ガンダムが商売になるととが前提での制作ですからね。ただ、多くのMSの登場はまた多くの若手デザイナーも排出しました。

岡山のゼータは、やっぱり藤田版ゼータ(初期デザイン案?)を手本としているようですね。確かに初見はやけに『ふんどし』が長いけど、こんなんだったけ?と思ったものでした。永野護さんデザインのボツ案なんかも結構シブくていいんですけどね。

最後に、安彦さんの女性キャラではエマさんが好みなのでした…(^^)

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