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2019年03月14日

イラスト・ギャラリー127(シルバー仮面)

〜 異色の仮面 〜

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昭和46年11月〜昭和47年5月放映。
口部分が露出していて、見た目的にも斬新で地味な「シルバー仮面」ですが、元々ウルトラシリーズに対抗して作られたヒーローです。等身大だったら、ライバルはウルトラマンより仮面ライダーなのでは?と思うのですが、甲冑にも似たデザインや後の「シルバー仮面ジャイアント」の登場により、結果的にはウルトラマン的なヒーローにはなりました。

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©宣弘社

敵は怪獣ではなく、主題歌にもあるように「星人・宇宙人」です。彼らは地球人の宇宙進出を阻むことが目的らしく、その言い分が「地球の歴史は、戦争と略奪の歴史 そんな連中が宇宙に進出すれば、 他の星を侵略して廻るに違いない だからそれを未然に防ぐ」 との事…、う〜ん、確かに。
しかし、星人・宇宙人が地球でやってることは、殺人、誘拐、脅迫…など、私たちから見れば犯罪そのもの(苦笑)。

余談ですが、近年のウルトラシリーズに登場する宇宙人の中には「汚れた地球なんかより他にもっといいとこあるよ、他を探しに行こうよ」的な者も登場します。深い…これも真理だなぁ(^_^;)。


                ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


そのシルバー仮面の戦闘スタイルは徹底した肉弾戦です。場所も原っぱや商店街、墓地での戦闘では卒塔婆を引っこ抜いて、宇宙人を滅多打ち…。崖から突き落として倒したことも…。

第1話でチグリス星人を倒した時は、よく分からない熱戦攻撃で火だるまにしました。これ、本当にスーツアクターの入った着ぐるみが燃えていて、星人はのたうち回りながら死んでいくわけですよ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。後の情報によるとスーツアクターもやけどしていたとか…。命がけですよ。

作品全体としてはアダルト指向というか、巷のヒーローものに比べると重く暗い感じです。同じ製作会社の後企画である「アイアンキング」は「シルバー仮面」の反動からか、冒険活劇的なカラッと明るい展開が多い印象。

DVDとか発売されていますが、再放送は未だに見たことがありません。ただスタッフやキャストも豪華で、ただの子供向け番組でないことは確か。

昭和特撮は後にその良さが発掘され、再評価されることが多いですね。「シルバー仮面」もそういう隠れた名作の筆頭格だと思います。

今回のイラストは前回同様 iPadPro + Apple pencil &クリップスタジオiPadPro版で作成。
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Posted at 2019/03/14 15:39:12

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この記事へのコメント

2019年3月14日 19:39
こんばんわです
シブすぎる・・・
知っているケド見たコト無い!
そんな筆頭格(?)がシルバー仮面
ええ、再放送なんてしていませんよね?

で、スミマセン
肝心の主役よりも怪人(宇宙人?)のほうが
スゴく気になります(爆)
ヒトデムラサキの出来損ないみたいな(笑)
オッパイの造形がコレまたエロチック!!

昔の特撮の怪人って
何気にエロいのありますね!!
(ってソコか~・笑)
コメントへの返答
2019年3月16日 8:28
こんにちは!
返信遅くなりすみません m(._.)m 。

スタッフもキャストも構想も気合が入った企画だったと思うんですが、裏番組が強敵ミラーマンだったということもあり、路線変更を余儀なくされたようですね。なんかもったいないです。

>肝心の主役よりも怪人(宇宙人?)…
ソコですか(笑)。
当時の特撮の怪人/怪獣って記憶に残っているものが多いのは、「三つ子の魂…」だけではなかったと思うんですよね。凝った造形もですが、先鋭的で攻めてるデザインも多く(しかもシンプル!これ大事!)、印象に残りやすいですよね。現代の怪人/怪獣もすごくよくできてるんですけど、凄すぎるものが多すぎて平均化してしまい、印象に残りにくくなってるような気がします。

>何気にエロいの…
いろんな意味でヤバいヤツ、ゴロゴロいますよね(特にバロム1)。
2019年3月14日 20:27
燃える正義の銀の色
空で唄えます。(^^

こうしてみると、ジャイアントのスーツは新作なのですね。…デザインは地味ですけど、結構好きです。アイアンキングはウルトラっぽくなりました。

着ぐるみが燃えるといえば、バードンの火炎攻撃でゾフィーの頭部が燃えたのにはショックでした。(((^^;

最終回では、メンバーがコンコルドのような機体に乗って遠い宇宙の旅にでる、といった内容だったと記憶しています。また見てみたいですね。=^_^=
コメントへの返答
2019年3月16日 8:36
こんにちは!
返信遅くなりすみません m(._.)m 。

wata-plusさんも、『世代』ですね(笑)。
私も映像より歌の方を覚えていたクチです。Youtubeで聞き直してあらためて名曲だと思いました!

>ジャイアントのスーツは新作…
路線変更時にスポンサー(?)から、赤色を使ってくれと要望があったそうです。さすがに生身の口はそのままというわけにはいかないですよね。うまいアレンジだと思います。
等身大のシルバー仮面も、誰にも似ていなくてすっきりした美しいデザインを評価したいです。

>ゾフィーの頭部が燃えた…
あれはハプニングだったんでしょうけど、見てる子供達も非常事態でした(笑)。今では「ファイヤーヘッド」と呼ばれているようで…(苦笑)。

シルバー仮面は、一般的になかなか全話見る機会がないので、そのうち中古のDVDでも買ってみようかと思っています。アイアンキングは似たような理由で全話DVDそろえました。
2019年3月14日 21:54
こんばんはです(^_^)

シルバー仮面、、確かに覚えています。
ただリアルタイムで観たようなあまり観てなかったような…(あまり定かじゃないんです)

ただ一つ言えることは、当時の特撮モノって特撮という仮面を被った社会派ドラマが多かったなぁ…と。
やはり時代背景もあるんでしょうけど、とても子供向けとは思えないシリアスな内容のモノ多かったですよね。

そもそもゴジラの生い立ちが水爆実験ですからね〜(^_^;)
コメントへの返答
2019年3月16日 8:46
こんにちは!
返信遅くなりすみません m(._.)m 。

comachanさんもリアルタイム世代かと…(^^)。当時の児童雑誌などではそれなりに人気で紙面を割いていたように記憶しています!当時私も見ていた記憶はありますが、ストーリーなどは難しくてわかりませんでした。

>特撮という仮面を被った社会派ドラマ…
いや〜、本当にそうですね。ウルトラセブン(原爆)や帰ってきたウルトラマン(差別問題)などでも多かったですね。当時は高度経済成長が一段落して、社会のひずみがクローズアップがされてきた時期だったのもあったのかもしれません。

おっしゃる通り、ゴジラから始まった特撮作品は、放映当時の社会情勢を知る意味でも貴重な資料になっていると思います!
2019年3月16日 11:00
戦争だらけの地球人の
宇宙進出を防ぐとか
バックヤードを聴くと
納得しちゃう部分有りますね・・・
(・_・;)
コメントへの返答
2019年3月16日 17:20
こんにちは!

当時って、子供番組とはいえ、製作者側のメッセージがストレートに伝わってくるものが多かったように思います。

もちろん幼少の頃に深い意味はわからずとも、何度か見直して見ると「おっ」と感じることがありますね(^^)。

それにしても、地球に来るくらいの科学力があれば、他にももっといい条件の星を見つけられそうですよね(笑)。

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