●ワイドFM
12月7日よりAMラジオがFMでも聴けるようになりました。仕事中はラジコで聴いているので、今更な感はあるのですが(苦笑)。ただ、クルマの中ではAMは雑音が多くほとんどFMしか聴いていないので、AM局の内容がクリアなFMで聴けるのは多いにありがたい事です。
ワイドFMは、AM放送局の放送区域において、難聴対策や災害対策のためにFMの周波数を用いて、補完的にAM番組を放送するというものです。AMラジオが入りにくい場所でも、FM放送でAMラジオの番組が聴ける。あくまでも(?)『補完的』なので、全てのAM局の放送が聞ける訳ではなく、今のところ関東では「TBSラジオ」「ニッポン放送」「文化放送」の3局のみ。まぁ、AMでは実際この3局しか聞いてないので、個人的には全く問題無しです。地方局も順次対応していく模様。
災害やそれによって局の放送機器に破損があった場合など、AMラジオは放送が困難になる場合がありますが、FMラジオは高台などから比較的簡単に放送ができるから小回りがきく対応もできそうですしね。
しかしこのワイドFM、90.1MHz以上のFM周波数帯域に対応しているラジオでなければ聴けません。ウチのゴルフのカーナビAVのFMは非対応でした(苦笑)。というかこれまでのラジオではほとんど対応してないように思いますが、TV音声が聞けるラジオなら大丈夫とのことです。問題なくAMやラジコが使える環境なら、あわててワイドFM対応のラジオ機器を買うこともないと思います。あくまでも災害対策用ということで。
●ジョン・レノン
12月8日はご存知ジョン・レノンの命日。私はビートルズもジョン・レノンも知識としては日本人の平均だと思うのですが、1980年12月8日当日のニュースは忘れられません。
いつもの様に深夜放送を聴いていたら突然の訃報…、楽しみにしていた番組がジョン・レノンの特別番組に切り替わりました。残念に思いながらもそのまま聴いていたらやめられなくなって、結局朝方まで布団の中で聴き入ってしまっていたのです。ジョン・レノンが残したものの意味、布団の中でひっそり聴いていた時よりは少しばかり分かるようになっていればと願うものです。これもラジオのおかげ。
●新兵器
…といってもメカではなく、「CLIP STUDIO PAINT PRO」というペイントソフトのこと。仕事や趣味に活かせるかなと前々から気になっていたものでしたが、値段も手頃だった為購入しました。このソフト「イラスト作成」に特化していることを謳っているだけあって、マウスで扱うのは考えられません。ペンタブ/液タブでの入力が大前提なように思います。
それにしてもアニメ風なイラストやページもの漫画を描くのにはうってつけですね。フリーハンドの線の「手ぶれ補正」ほか、あればいいなと思っていた機能がこれでもかと付いています。また、フォトショップとの共通点も多いので、心配していた取っ付き辛さは感じずにすみました。まだまだ超初心者状態ですが、どれだけ「画材(ソフト)」と楽しく遊べるかが上達のキモかと思っています(^^)。
●銭湯
学生の時は中学生の時の友達と共同生活をしており、家賃も折半と言う事でとりあえずアパートにはお風呂がありました。就職が決まり、横浜に来て初めて住んだアパートは、風呂無しの四畳半+三畳の+キッチンのアパート。家賃25,000円でした。今でもありますがさすがに家賃は上がっているでしょう。
当然お風呂は銭湯となりますが、歩いて5分くらいのところにあり特に不便はありませんでした。しかし当時はプログラマー/SEの仕事をしており残業も多く、帰宅も夜遅くになる事もしばしば。その銭湯は22:00には閉まってしまうので、時間切れの時はタオルで身体を拭いていたものです。
そこで大変なのはこの時期からの冬の洗髪です。当然古いアパートなもんでお湯なんか出ませんから、冷水で台所でやる冬の洗髪は堪え難いものがありましたね~。よりによって、年末~年度末の寒い時期にかけて仕事も忙しかった…。
そんな状況に耐えられず、1年で風呂つきのアパートに引っ越しました。ユニットバスでそんなに広くもない風呂ではありましたが、自宅でのんびり入れるお風呂のありがたさを噛みしめたものでした。
実はその風呂つきのアパートに引っ越したから、今のカミさんと知り合うきっかけがあり今日に至るワケでして…それからずっと横浜市保土ヶ谷区住まいなのです。
更にそのアパートは今でも健在で、なんと私がいた部屋には、カミさんの知り合いが住まわれております。大家さんと親戚らしく2部屋を1部屋に拡張して家族で生活しているそうです。なんとも「縁」というものはつくづく不思議なものだとあらためて実感した次第…。
●ガンダム歩行計画
日刊現代によると「18mの実物大ガンダムを羽田空港近くに展示し、ガンダムが登場してから40周年を迎える2019年に実物大ガンダムを動かす計画」…を安倍政権がやる気満々らしい…とのこと!
睨んだ通り、東京五輪の聖火のトリをガンダムにやらせるつもりか…(笑)
しかし専門家の見積もりが800億円だそうな…F15だって1機100億円といわれているのに…。いやはや夢のあるハナシではありますが、この新聞記事のネタが話半分だとしても、人気アニメに乗っかろうと言うのなら、その前にアニメーターの待遇の改善が先だと強く言いたい。
近年のアニメの作画の質は、全てにおいて昔とは段違いのレベルの高さです。しかし少し前に問題になりましたが、製作現場スタッフの待遇を知ると暗澹たる気持ちになります。人気のあるブランドの企画で大もうけを企む業者ばかりが潤って、実際に素晴らしい絵を描く職人が将来に夢を持てず辞めていくシステムをなんとかしないと『クール・ジャパン』の未来なんてないですよ。
私は「東京デザイナー学院」アニメーション科の卒業生ですが、現在もアニメ業界で仕事をしているのは十数人いた同級生の中でたった二人しか知りません。しかも二人ともフリーランスです。その方が稼げるからだと思います(実際、一人は家庭持ちで子どもも来年成人と高校生。もう一人も業界でそこそこの地位にいる)。私のように卒業と同時に別の業界に進んだのではなく、多くの卒業生はアニメ業界にいたのに結局辞めざるを得ない待遇だったのです(もちろん他の理由もあるでしょうが、やっぱり定着率は悪いと思う)。
まがりなりにも指導者たる者、モノを作る人をもっと大切にしていかないとダメです。目の前にある製品の品質とサービスがくれぐれも当たり前なことだなんて思わないでいただきたい。偉い人はガンダムを動かそうと思う前に、ちゃんとファーストガンダムを全話観て、マチルダさんに学んでください。
Posted at 2015/12/08 18:37:00 | |
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