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タジマ-K7のブログ一覧

2020年08月30日 イイね!

特撮夜話32(隊長)

今回はオタク要素が特濃です(笑)。

趣味と実益を兼ねて、新旧の特撮番組を継続的に視聴する日々…。ネット配信で全話もピンポイントでもいつもで見たいものを観れる、いい時代になったものです。

さて、ウルトラマンシリーズでほぼ必ずといっていいほど設定されている『防衛隊組織』。
ご存知「科学特捜隊」「ウルトラ警備隊」に始まり、「MAT」「TAC」「ZAT」「MAC」「UGM」…近年では「GUTS(ティガ)」「XIG(ガイア)」「TEAM EYES(コスモス)」「TLT/ナイトレイダー(ネクサス)」「DASH(マックス)」「GUYS(メビウス)」「Xio(X)」…キリがないので止めますが多くの組織が地球を守ってくれました(^^)。

▼科学特捜隊(ウルトラマン)
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©︎円谷プロ 

▼ウルトラ警備隊(ウルトラセブン)
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©︎円谷プロ 

▼MAT。海底基地です。(帰ってきたウルトラマン
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©︎円谷プロ 

 ZAT。千代田区です。(ウルトラマンタロウ)
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©︎円谷プロ 

▼ MAC。宇宙空間。(ウルトラマンレオ)
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©︎円谷プロ 

▼UGM。ビルの形がUGM!(ウルトラマン80)
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©︎円谷プロ 

▼ GUTS。(ウルトラマンティガ)
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©︎円谷プロ 

▼スーパーGUTS。(ウルトラマンダイナ)
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©︎円谷プロ 

▼ XIG。成層圏。(ウルトラマンガイア)
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©︎円谷プロ 

▼TLT/ナイトレイダー。ダム湖。(ウルトラマンネクサス)
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©︎円谷プロ 

▼ GUYS。基地本体が変形して飛行可能。(ウルトラマンメビウス)
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©︎円谷プロ 

▼ Xio。上空から見ると「X」のカタチになっている。(ウルトラマンX)
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©︎円谷プロ 

各組織のメカや特徴についてはまたの機会に譲るとして、それぞれの組織のリーダー(隊長)の個性も見どころのひとつになっていることに最近気づきました。年齢を重ねてきた故ですかね(笑)。

私個人は40代前半までは会社勤めのサラリーマンデザイナーでしたが、元々リーダーとか長の素質は無いと思ってましたし手を動かしていたい性質だったので、今のフリーランスの職人的な働き方はすごく性に合ってます(^^)。ですが「隊長」たちのリーダーたる素質はそのベースの人間性がにじみ出ていて、学ぶべきものが多い。もちろん限られた尺の中で隊長のプライベートがフォーカスされることは少ないですけど、脚本家の頭の中にはきちんと設定されているのではないでしょうか。


               ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


ジェンダーフリーの現在、リーダーは男でも女でも素養があればどんとん登用されるし女性の社長の活躍も当たり前。私もいくつかデザイン会社を転職しましたが、なんと全て女性社長でした。

昭和は「女性が強くなった」と言われたくらい、基本まだ「男社会」でした。よって特撮やアニメでも女性がリーダーや隊長ってのはほとんど見られません(ドロンジョ様くらいかなぁ)。「科学特捜隊」〜「UGM」あたりまでの組織内でも女性隊員はほとんど現場でも補佐役か通信・オペレーター職が多い印象。戦闘機パイロットはTACの南夕子くらいかと。

それが平成の「ウルトラマンティガ」以降になると、組織の中核を担う女性が格段に増えます。ティガに登場する「GUTS(ガッツと読む)」の隊長がいきなり女性のイルマ・メグミ(高木澪さん!)。エースパイロットも女性のレナ隊員。続くシリーズでもほとんど女性パイロットが活躍してますね。「ウルトラマンガイア」の「XIG(シグと読む)」に至っては女性だけのパイロイットチームさえあります。

平成にあっては仕事と能力に性差はない時代になりました。しかし女性リーダーの時は頼りになる男性副隊長の存在も見逃せません。現実でも補佐役がきちんとできる人こそが本当は凄いと思うんですよね。

女性隊長はイルマ隊長のみですが、「ウルトラマンネクサス」の「ナイトレイダー」、「ウルトラマンX」の「Xio(ジオと読む)」では有能な女性副隊長が活躍して存在感を出しています。ちなみに「TLT」「Xio」の副隊長、両名ともウルトラマンに一度だけ変身するんですよ(^^)。有能すぎてあえて選ばれた?

女性隊長&副隊長は能力はもちろん経験もあり、年齢もそれなりです。よって家庭があり、子供がいたりしてちゃんと物語上で語りられてたりします。このあたり、昭和とは隔世の感がありますね。

ちなみに「Xio」の神木正太郎隊長には年頃の娘(日産ディーラーで働いている!)がいて、結婚式当日によりによって怪獣出現(安定の展開なんですが ^_^;)。事件解決後に結婚式場に必死の思い出到着するも全て終わった後で誰もいない、呆然…かと思いきや、娘がひとり父を待っていたという泣けるエピソードがありました。仕事で病床の妻の最後を幼かった娘に看取らせてしまったという過去があり、それ以来親子の距離ができていた…と言うバックボーンも…。長年娘との距離が縮まらなかったので結婚式も欠席する予定だったのを、女性副隊長が後押し、隊長不在の隊を守ったのでした。

余談ですが、スーパー戦隊「未来戦隊タイムレンジャー(2000〜2001)」のリーダーはピンクです(もちろん女性ですよ)!名乗りの際、中心にいたりすることもたまに…(その時はレッドがピンクの位置に)。


               ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


昭和の組織の隊長では「ウルトラマンレオ」の「MAC」のモロボシ・ダン隊長が印象深いです。常軌を逸したシゴキ(相手がレオだからこそですけど)は現代では問題になりかねないレベルかと…(^_^;)。「ウルトラ警備隊」のキリヤマ隊長や、「MAT」の加藤隊長/伊吹隊長あたりは理想像というか、完璧なリーダーですね。

個人的に私が知る特撮界の『防衛隊組織』の中で、一番好きな隊長は「ウルトラマンネクサス」の「ナイトレイダー」の和倉隊長(演:石橋保)です。

昭和の隊長達と比べると若干若い。従来想像する「隊長」というより「現場監督」のイメージに近いかも。深い人間性がより垣間見える言葉と行動力。深く掘り下げられることはありませんでしが、短時間でも魅かれるものが大いにありました。石橋保さんは昨年「ウルトラマンタイガ」でナックル星人の人間体の役でゲスト出演されましたが、これが「帰ってきたウルトラマン」を想起させる展開、さらに極悪ナックル星人のイメージがガラリと変わるジ〜ンとくる内容です。石橋保さんの演技力はいいですね〜(^^)。


               ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


さて、新しい総理大臣がだれになるのか?しばらくはニュース欄もその話題で賑わいそうです。世界には女性が一国のリーダーという国も少なくありませんが、わが日本においては、総理大臣が女性って考えにくいのも事実。エンターテインメントや庶民の意識は男女の間で差がなくなってるのに、未だに旧習が跋扈しているようにしか見えない「エラい人」の世界…。

「理想と現実は違う」とよく聞くワードですが、そう思ってる時点で既に後退だと思うんです。政治家もしくはリーダーたる立場の方々、もう一度理想を思い起こしてほしいです。

そうそう、「科学特捜隊」から始まる防衛隊組織の「隊長」達はほとんどが30代です!どんだけ有能なんだ(笑)。それよりも驚いたのは「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長が52歳だってこと! 当時は55歳が定年の時代。今とは感覚が違ってたんでしょうね(「2199」ではさすがに設定年齢が上げられます…)。

人生に大切なものは特撮(とアニメ)が教えてくれました。いや、若い頃とはちょっと違う感性になったからこそ、今でしかキャッチできないメッセージを発見できるのです。温故知新…なのかな(^^)

※画像は竹書房『ウルトラ超兵器大図鑑』より
Posted at 2020/08/30 14:10:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 特撮夜話 | 趣味
2020年08月09日 イイね!

2020年8月の日常

●梅雨明け
今年はとにかく雨の多い7月でした。東京に関しては7月で雨が降らなかったのは19日(日)のたった1日のみ。もう雨はいいやと思いましたが、30年くらい前に水不足の夏があって、朝シャン禁止とか厳しい取水制限が実施され、あれはあれで大変だった記憶がありますね。

独身当時アパートにはエアコンがなかったこともあり(今みたいな気候だったら日干しになってたかも…^_^;)、エアコンの効いたクルマの中が一番快適空間だったのです。まぁ部屋にエアコンがあっても走り回ってたとは思いますが(苦笑)。
そして、梅雨が明けたらいきなり猛暑日連発…極端ですよね!

▼夏空が戻ってきたのはいいけれど…
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●剛性感
昔乗ってた「リーザ ターボ」と「セルボモード SR-FOUR」はそのシリーズ中で最高性能のものでした。「ミラ・ターボ」「アルト・ターボ」出現以降、昭和後期〜平成初期にかけて軽自動車のエンジンの進化は空恐ろしいモノがありましたね。
ホントに速かった。

1987年、真打ち「アルトワークス」の登場によって、今に続く64馬力自主規制がなんと30年以上にわたり続いています(トルクや環境性能は素晴らしく進化してますけどね)。ちなみに「セルボモード」はアルトワークスより遅れての登場です。

▼ミラターボ・TR-XX。デザインも性能もエポックメイキングな一品でした。街中でもよく走ってましたね。若者だけでなく、けっこうオジサンも乗ってましたよ(^^)。友達がATを買いましたが、なんと2速でした。グロス53馬力でみんな驚いた。
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※Wikipediaより

▼乗ってたのはこのリーザでした(正確にはOXY-Ⅰ)。「セリカチョロQ」とも言われてましたね。4人乗り設定ですが実質2人乗りと割り切った設計で前席は広々、普通車と同等のドラポジがとれました。ネット50馬力でこちらも驚いた!
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▼もはや伝説の軽自動車。いきなり64馬力という暴挙に出たスズキ。一気に軽の進化を推し進めましたが、お上に目をつけられました(^_^;)。ホントは80馬力は出てるという都市伝説のオマケ付き(笑)
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※Wikipediaより

▼ダイハツのスペシャリティが「リーザ」なら、スズキのスペシャリティは「セルボモード」。DOHC16バルブ・インタークーラーターボ・フルタイム4WD。武装リストだけ見るとレガシィと同じだったりする。
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うちの近所は横浜駅から一駅とはいえ、山坂が多く狭い道や住宅地内の急カーブも多い、更には一方通行や、道路形状による地元独自のルールみたいなものも多数存在します。周辺地域は高速道路網も次から次へと整備されインターチェンジやジャンクションの複雑さも折り紙付き(笑)。初心者が苦労するロケーションだと思われます(苦笑)。ハイパワー軽は、うちの近所みたく一癖も二癖もあるような道路でもキビキビ走ってくれました。

とはいえ幹線道路でも新興住宅地の整備された道路でもなく、年末/年度末の道路工事で何度も掘り返され、それなりにうねっていたりボコボコ状態の路面も少なくありません。

そういう道路を「リーザ」や「セルボモード」で走っているときに、試しにドアと車体の隙間に指を当ててみると隙間の幅が変化している…そう、車体がたわむのがわかるんですよね(^_^;)。まさに「エンジンが勝っている(ボディが負けている)」クルマだったんでしょうね。

▼この部分(画像はゴルフ)。
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セルボは四駆だったのでそれでも安定して速かったのですが、リーザはある時点でいきなり車体が暴れるモードになりスピンも2度経験。幸いにも事故にはならずにすんだものの、よく冷や汗をかかされました。これも剛性の低さがかんでるのではと思ったものです。

そして後年、ファミリカーと割り切った「ゴルフ3」の購入。馬力も2,000ccにしてたった115馬力だし重量もセルボの300kg増し。キビキビした走りは無理かなと思ってました。

しかしながら件のクセのある路面に対して、ミシリともしない、ドアと車体の隙間に指を当ててみても全くたわむ様子がない。当時の軽と比べるのは酷ですが、頑丈な鉄の箱に守られた感じ、素人でも肌で感じる剛性感にもまた衝撃を受けたのでした。今でもゴルフはある意味過剰なまでに「ボディが勝っている」ように思います。

ドイツ御三家やボルボなどはもっと頑丈だったかもしれません。しかし頑丈なだけでクルマが無事でも乗員がダメージを負ってしまったら本末転倒です。安全に対する研究が進んだ現在はどんなクルマも昔とは比べ物にならない剛性を得た上で、事故の時はボディが衝撃を吸収して乗員を守るようになっているでしょう。

若い頃はスペック重視でカタログの数値に一喜一憂していました。でもクルマは乗ってみなければわからないことがゴマンとあるんですよね。過剰な剛性感を楽しむのも時として趣味性に変わります。飛ばさなくとも楽しいことは見つけられるのです(^^)。



●モデルたち
仕事や趣味のイラストを描くのに重宝するデッサンフィギュア。少しでも良いものをと求めていたら、それなりに人数が増えてきました(^^)。ホントの人間ではないので完璧なものがないのは当たり前、必要に応じて使い分けることになります。身長はどれも15cm前後です。

こうしてみると国産と外国産の考え方の違いを感じますね。国産モノはアニメ的な絵になりやすいようしてあるのかあえてのっぺらぼう的になっています。ボディは大胆なポーズがつけやすくなっているものの、作りはプラモ的な分割構造、仕上げは脳内で補正してね♡という感じ。

▼国産勢。肌色のヒトはあのバンダイ製です。
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一方、外国産はあくまでもリアル追求型でそのままトレースするだけで絵が完成します。
金属の骨組み内臓で固定ポーズもできますが、プラ素材の国産ほどの自由度はありません。
どちらかかというと筋肉の状態をみるのに重宝します。顔の造形や彩色もホントに精密で、デジカメで撮影すると顔認証もしますよ(笑)

▼外国製の男性はほとんどマッチョ。女性も爆乳がデフォルト(笑)。
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問題(?)は外国産が必要以上にリアルすぎるということ。ご想像におまかせしますが下着セットなのはそのせいです(笑)。下着がないとおかしな趣味のアイテムに変貌します!

奥さんにでも見つかった日にゃ「こんなモノで興奮するの?」って言われそうデス…(悲)



●いつものところ
快適にとばせて、短時間で帰ってこれて、のんびりできて、まれに目の保養もできて、休日もそれほど混雑してないところといえば、今のところここくらいしかないんですよね。
よってまた今日もアイスコーヒーなど飲みながら愛車と通過するクルマたちをしばし眺めておりました(^^)。

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▼自動車学校の高速教習車がアウディA4!
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Posted at 2020/08/09 21:11:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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