ここにきて忙しくなりバタバタしています。GW中が仕事なのもいつものこと。
ですが、仕事が忙しいことより仕事が無いことの方がストレスなので内心ホッとしてたりもする(笑)。
とはいえ、気分転換は忙しい中だからこそ必須です。
気分転換には短時間で効き目絶大のメガーヌでのドライブが日常にメリハリをもたらしてくれます。
●フランスすごい
ご存知「うる星やつら」「めぞん一刻」の漫画家の高橋留美子先生が4月6日、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与。同賞は過去、松本零士先生、鳥山明先生、大友克洋先生も授与されています。こういうのって、もう美術の教科書に載ってもいいんじゃないでしょうか(笑)
ご存知の方も多いと思いますが漫画だけではなく、海外での日本のアニメや特撮の人気たるや私たちの想像の遥か上をいきます。オタク目線でフランスに行ってみたいものだ(笑)。ルノー車もたくさん走ってるだろうし。
▼メガーヌ 3R.S.は2010年あたりに高速道路用パトカーとして活躍。
さて1982年に「うる星やつら」がTVで始まってからアニメはもちろん留美子先生のファンになり、まずは原作の「うる星やつら」のコミックを揃え、ファンクラブに入り、趣味でイラストを描きまくり(ほとんど模写でしたけどね^^;)…いや〜ハマりました。映画も「オンリー・ユー」と「ビューティフル・ドリーマー」の2作は劇場に足を運びました。
「うる星やつら」はラブコメがベースですが、SFやファンタジー、ミステリー、不条理、推理…など様々な要素がからまった一定のカタチにとらわれない不思議な世界観が好きです。製作側の自由度も高く多くの若きクリエイターをも育てました。
その後、アニメも「めぞん一刻」はもちろん「犬夜叉」「らんま1/2」「境界のRINNE」も一通り視聴。子供たちも好きで一緒に観てたのもありますが…奇想天外な発想と独特の「間」やギャグも年月を経てもキレッキレですね。
実は亡き父は中学の美術教師をしてまして、私が小学生低学年の時に半年ほど美術の勉強の為フランスに留学していたことがありました。帰国してからフランスのいろんな話を聞いていたのをよく覚えており、EU諸国の中では親しみを感じていたのは確かです。
芸術の国で日本のマンガが評価されるのは素直に嬉しい(^^)。
●規制
日本のアニメや漫画がフランスで人気とはいえアニメの規制は日本より厳しいらしく、人気の「鬼滅の刃」は16歳以上という年齢制限があるそうなのですが…。
そうなると「進撃の巨人」や「チェンソーマン」なんかどうなんだろう?
昭和の特撮/アニメなんか現在の感覚からするとかなり生々しい表現がありましたよね。
「死ね」とか「殺せ」とか言ってたし平気で人が死ぬ描写も差別用語も普通にありました。
リアルな日常なんてある意味それが当たり前なんですけど、現在の映像作品は言葉ひとつとってもがんじがらめの規制だらけ…そんな中よく作品を完成させてるなぁと感心します。
「これも技術のうち(by 佐山聡)」
「超人機メタルダー(1987)」で、窮地に陥ったメタルダーが自分の腕を自ら切断し敵怪人の腹にぶっ刺すシーンがあります。これなんか名場面だと思うのですが令和ライダーではNGだろうなぁ。
しかし、制限があるからこそ思いがけない知恵やアイディアが湧くだろうし、結果的に面白いものができるのかもしれませんね。
●方向転換?
「うる星やつら」はアニメきっかけで原作を読むようになり、さらに作者の作品全般に興味を持つことになりました。
しかしアニメの方は後半一人歩きし、あまり原作とは関係ない、脚本家が自由に弄ったストーリーが見られるようになっていきます。個人的には原作に準じたエピソードが好みだったので、高橋留美子先生の手が入ってない話に対しては見るのが惰性になりました(悲)。
まぁそのあたりの自由度が良くも悪くも懐の深い作品と言えるのかもしれません。。。
結局4年半続いたTVシリーズの後半の頃は熱も覚めていきました。
方向転換といえばクルマの世界では色々思い出されます(^^)。
ボーイズレーサー「ホンダCR-X」の大転換「CR-Xデルソル」の誕生。
R31スカイラインのハイソ系「都市工学」からスポーツ系「その時精悍」とか…
他にもたくさんありましたが割愛。
アイドルではどこかの惑星からきた「スターボー」が3人の松田聖子風に180度路線変更した事件?がありました(笑)。キョンキョンのショートカットも当てはまるかな(^^)。
そして何より我々(昭和の男子中学生ね)を驚かせたのは「カナダからの手紙」の清純派歌手だった畑中葉子さんの大転換を置いて他にない。
▼後ろから前から
いい歌だとは思う(^^)。
●特活(私的特撮活動)
「テレビ放送開始70年企画 特撮テレビヒーローシリーズ上映展示会」
サブタイトル『ヒーローたちの系譜 GENEALOGY of HEROES ~「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「メタルヒーロー」編~』このキラーワードにココロを打ち抜かれたオッサンは早速平日の午後、仕事の合間を縫ってマクー空間(山下公園近くの「NHK放送ライブラリー」 展示フロア)へ突入してきました。
無料だけあって、内容的には先の「仮面ライダー展」には及ばなかったものの、宇宙刑事に関する展示は大収穫。
▼スーパー戦隊、仮面ライダー、メタルヒーローの始祖達がお出迎え。
▼40年経っても色あせない説得力。目が釘付け。
▼宇宙刑事といえばレーザーブレード。BGMが脳内自動再生。
▼シャリバンの万能武器。救命キットとしての機能も有します。
▼ビーファイターとカブタック。カブタックもメタルヒーローの一員。
▼「シン・仮面ライダー」は特別な存在ゆえ全集中で観に行きます(^^)。

▼GW中まで開催されている静岡の「仮面ライダー展」。
こちらの展示内容はハンパない。マシンの展示も多数。
映像は撮影禁止でしたが展示は撮影可とのことで、心ゆくまで撮影させていただきました!
ギャバンの蒸着スーツの美しさはもう芸術。できればシャリバンとシャイダーも見たかったけど…いつか何かしらの企画もあるかと思うので楽しみは取っておくとします。
なんと言っても今年はシャリバン放映40周年ですから!
3倍にパワーアップした後は、天気がよかったので山下公園まで散歩してきました(忙しいって言ってんのに…^_^;)。
ここに来ると思い出されるのが「兄弟拳バイクロッサー」のEDのシーン。
38年前の山下公園です。翌年私も横浜に引っ越してくることに…(^^)
今年も「特活」は続く。
Posted at 2023/04/15 00:06:40 | |
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