1987年に8耐を観に行った時の話です。
土曜の4耐後に峠仲間の友人と鈴鹿で落ち合い、汗かいたのでサーキットプールで一風呂浴びようと突入。
プールで土左衛門宜しくプカプカ浮いていたら、水着姿のキャンギャル10数名引き連れてW・ガードナー様の御入場ですよ。
チヤホヤされて御機嫌のガードナーを囲む水着のお姉様方を凝視していたら私の股間のコンロッドが元気になってしまいまして暫く出られなくなってしまったんですがそれは扨置き、プールから出て出店前をフラフラ歩いておりますとレースクイーンのお姉さんが日焼け止めローションを売っておりました。
1本買うともれなくお姉さんが体にローション塗ってくれるサービス付き。
日焼けなんてどうでも良くて塗り塗りサービスに目が眩み、思わず1本購入です。
ロスマンズのTシャツをさっさと脱いで塗り塗り開始。
「いやァ、鈴鹿って暑いッスねェ~」とか話しかけたりしてる間に再びコンロッドがお達者クラブ。
腹這いになって背中に塗ってもらっていたんですが、「前も塗りましょうか?仰向けになって下さ~い」ってそりゃ無理ですお姉さん。
短パンのポケットに手を突っ込んで暴れるコンロッドを固定。
逃げるようにその場を去ったのですが居ても立ってもいられずトイレで一発抜いて嫌がる友人引っ張って再びプールへダイブ。
オイルが落ちた所で店に戻って更にもう1本買って塗り塗り両面ですよ。
もう鈴鹿最高。
性欲の後は食欲を満たすべく売店にてヤキソバ食ってたら日も暮れて夕闇が辺りを包みます。
そろそろ車に戻って寝ようかなと歩いておりますれば、前方からラッキーストライクのポロシャツ来た外人の兄ちゃんが二名と秘書?っぽいネーちゃんの三人連れが。
一人は身の丈190cm近くありそうな大柄でいかにもガイジンって感じ。
もう片方は165cm位のガイジンにしては小さめ。
ラッキーストライクチームのメカニックか?
三人との距離が縮まるにつれ、小さいガイジンが鋭い目付きでこちらを睨んでおるのです。
友人はHRCのTシャツ 私はロスマンズホンダのTシャツ。
恐らくコレが気に入らないのに違いないと思った矢先、小さい奴が英語でインネン付けてきましたよ!
YAMAHA ナンタラ ナンバー1!とか言ってるし。
エキサイトした友人は「うるせエ!ホンダがナンバーワンだ!」と思いっきり日本語で反撃です。
小さいガイジンもエキサイトしたのか早口で英語をまくし立てます。
言葉の中に「筑波」と「WINNER」という単語が聞き取れたのでこいつレーサーか?とも考えたのですが二人はますますヒートアップ。
英語はおろか日本語の漢字もロクスッポ読めない友人は英語攻撃にたまりかねてTシャツの裾を引っ張って「ホンダァ!」と絶叫。
小さいガイジンも負けじとポロシャツの裾を引っ張って「ヤァ~マハァッ!」とシャウト。
「ホンダァ!」「ヤァ~マハァッ!」のやりとりを15回位続けていたんですが、ネーちゃん笑いすぎて泣いてるし、周りは黒山の人集りですよ。
デカい方は唇振動させて「ブ~~~ッ」って音出してやがるし。
最後に小さいほうがペラペラと吐き捨ててデカいの連れて去る瞬間、ネーちゃん捕まえて「何て言ったんですか?」って聞いたらネーちゃん相当面白かったのか涙拭きながら「明日の決勝では俺達が優勝する お前達ホンダには絶対に負けないですって」と手を振って帰って行きました。
友人は「コラァ!チビィ!俺のNSRと勝負しろォォッ!!」ってまだ叫んでます。
その間8Hのパンフレットをパラパラ見てますと奴等の写真がありましたよ!
TEAM LUCKY STRIKE ROBERTS「ジョン・コシンスキー/カール・レイボン」
その後コシンスキーは250ccで世界チャンピオン。
あの時喧嘩せずにサイン貰えば良かったッスね。
Posted at 2012/02/16 23:48:11 | |
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