セブンで行く葉山の芸能人宅の痕跡

暖かくなりましたなぁ、、、
さて、高級官僚や政治家の避暑地として開発された葉山ですが本日は、芸能人の住まいという視点で追ってみようと思います。

葉山は、そもそも明治維新時の新政府軍の東征大総督（軍のトップ）として西郷隆盛と共に江戸へ進軍した有栖川宮熾仁（第14代将軍・徳川家茂に嫁いだ和宮の元婚約者）が明治２０年前後に別邸を構えたり、政府、皇室関係者であったエルウィン・フォン・ベルツ博士（帝大）やイタリアの日本駐在公使であったマルチィーノ公使（イタリア駐日公使）が避暑地として住んだあたりから始まっております。（葉山御用邸ができたのも明治２７年です）
以降、皇室関係では旧北白川宮別邸、旧東伏見宮別邸、旧秩父宮別邸がありました。

政治家では日露戦争開戦前夜の明治34年（1901年）、西郷従道や大山巌、松方正義、井上馨、山本権兵衛海相、小村寿太郎外相といった人たちと共に日英同盟問題が議論された桂太郎首相の別荘：長雲閣がありました。
小村寿太郎外相は日露戦争後のポーツマス条約締結に尽力し、その僅か数か月後に体を壊し葉山の友人宅で療養中に亡くなっています。

その後も政財界の重鎮や文学者、芸術家たちが好んで避暑地として利用するようになっています。

前置きが長くなりました、、、

湘南国際村に近いこの近辺の１３４号線沿いには池畑慎之介（ピーター）さんが数年程前に東京高輪と熱海の家を処分して新たにこの終の住処として家を建てた家がありましたが、急な階段を上って帰ることが辛くなって一昨年売却し、今は佐島にエレベーター付の新築に引っ越したそうです。


以前、とんねるずのテレビ番組で紹介されていたGｏひろみさんの別荘は長者が崎を少し横須賀方面に行ったところに建てられたこの高級住宅はホントに１３４号線の脇に建てられていてこれじゃプライバシーが、、、と、こっちが心配になるような家でしたがこれも昨年売却したそうです。


葉山のバス停の名前にもなっている高台の住宅地には、名バイプレーヤーである板谷由夏さんの一戸建てがあります。（現在も住まわれているので写真掲載は割愛します）
実は板谷さんの息子さんとワタクシの孫は同じ小学校の同級生で近所のスーパーで買い物をされていますがオーラ出でているのですぐわかってしまいます。
（たまに友人の石田ゆり子さんがミニークーパーで遊びに来ていますね）

そう言えば小泉今日子さんや田中美佐子さん、石田純一さんの家（別荘）も葉山の森戸海岸近くの地にありましたが残念なことに何れも今はお住まいになってはいません。

小泉さんはドラマ「最後から２番目の恋」のパート２の後に引っ越して来られ、夜な夜な森戸海岸付近の飲み屋に出没していたようで地元では有名でした。

田中美佐子さんは森戸神社のお祭りの時にご主人の深沢さんといっしょに来ていたのを見たことがありました。


芸能人にとっての葉山は本宅というよりは、別荘的なニーズなのかもしれません。