バレンタインデーに義父が入院。
幸い生命に別状なく、10日後に無事退院できたのですが
これを機に、あらためて自分の健康というものも考えてみました。
親父の峰をくすねて初めて吸ったのは確か12の冬。
死ぬほど噎せて酷い目にあったことを覚えている。
「不良」=「ナウイ」時代だったあの頃ですから、当然こんなことで挫けるわけにはいかなくて
「ジャスト」という空気のような煙草から慣らし始め、中学の時たまたま自販機でかっこいい!って思い衝動買い(タスポなんてない時代)したセーラムという爽やかな緑色のメンソールにいきなり昇格。
メンソールの爽快感よりニコチンタールのキツさに勝てず、マルボロ(これもキツかった)→サムタイム→チェリーと行き来し、高校に入ってキャビンマイルドに落ち着きました。
大学に進学すると、時代はパステルから一気にモノトーンブームへ。DC着込んでる奴もサーファーもガラムとかソブラニーカクテル、バージニアスリムなんてのを好んで吸ってましたねぇ。ワンレンやソバージュのネェちゃんも細い煙草を片手に、みんな鼻から煙を抜いてましたっけ。
手巻き煙草なんてものも自己主張的な「お洒落アイテム」として流行しましたね。その中でも特にメンソール系は群を抜いてお洒落とされ、ミーハー(死語?)な私も20歳からの約10年間はセーラムライト一筋に愛用。途中でパッケージが変更され、同時に味がガラリと違ってしまい、30代から10年はアメスピメンソールに。最初はなんて旨いんだ!って感動したのを覚えてますが、会社が譲渡されて以降は吸うたびに気分不快。
世の中の不景気と煙草撲滅運動的な風潮、増税等の結果なのでしょうが、それでも喫煙欲求は一向におさまらず、今になってようやく「ニコチン依存症」であることを自覚しました。
若い頃は、アメ車や単車には煙草が欠かせないアイテムだったため、禁煙しようなんて思いもしなかった。
ステイタスというかアイデンティティーだった。
オッサンになってからはこだわりも消え、何となく、ただ何となく吸いたくなったら吸うって感じ。惰性そのもの。
煙草が手元になければ不安になるって、依存症の典型例。
現在まで喫煙での弊害は顕在化していませんので、世間で言うほどの危機感も無いのですが、義父の入院をきっかけに健康を意識してみることにした。実の父も肺疾患で亡くしてるし。
そうだ! 高い煙草ならば・・・・
ということで、なかなか売ってない千円ピースを探し出し、先月からシフトしてみました。
ミリ数や本数を減らしてまで喫煙するよりも、経済的に逼迫すれば、吸いたくても吸えなくなるって発想。(馬鹿丸出し)
これ(高級ピース)を最後に、自己流で禁煙を成功させようと本気で思ってたりします。
でも、これがまた旨いんですよぉ。コーヒーとの相性最高で・・・
脈絡のないあきれるような話しですみません。
その他禁煙にいい方法があればご伝授願います。
最後に
若い人の喫煙率は下がっているようですが、これから覚えてみようかなぁって思っている若者の方、絶対に覚えない方がいいですよ!
Posted at 2012/03/02 00:37:45 | |
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