わら太のブログ一覧

たまたま間違って買ってしまった新ユニット”CSN2”についてレビューしておきましょう。現時点で判明していることは

・KLYDE製であること（アップデートファイルは”kupdate.zip”で配布される）
・ハードウェア構成はMTCEに近い（というか見た感じはほぼ同じ）であるにも関わらず、ソフトウェアレベルではMCUもROMも互換性なし
・本家KLYDEは車種別専用機しか販売しておらず、ユニバーサルモデルはKANORやSkyShadowのようなリセラー専売となっている

残念な点


・MTCEのオレオは位置情報には使えなくともGLONASSが見えていたのに、CSN2ではGPSしか見えなくなった

・ラジオや電話（ブルートゥース）などのメーカーアプリが分割画面に正式対応しておらず、分割すると操作できなくなる

・エンジン始動など一瞬の電源喪失でストリーミングアプリの音が出なくなる（ラジオや音楽などオフラインアプリにこの症状は出ない）

・いくつかのブロートアプリのアイコンが（ROOT化しても）消せない

・時間指定で画面輝度を自動調整できるも異様に反応が遅い（１分ぐらいかかる）

・スリープ中にGoogleマップを含めほとんどのアプリがタスクキルされてしまう

・GooglePlay開発者サービスの問題

良い点


EASYコネクトはAndroid9 PIE スマホまで対応しており、ナビ画面上でスマホをミラーリング操作できる


AndroidAutoにも対応

・MTCEのオレオと同じ手順でROOT化可能


・MTCE機より画面を暗く出来るようになった（夜間でも目が疲れない！）
・減光条件はイルミ信号、時間指定、時間指定＋イルミ信号で細かく設定可能

・BT通話の音質が良い

・SoCが熱くなりにくい（ヒートシンク追加せずとも１時間以上の長距離ドライブで70～80度を維持）

・画面分割使用中もバックモニターが全画面で表示され、さらに後退中も音が止まらない（設定で減衰、消音も可能）。後退を終えるとスムーズにもとの分割表示に戻る



おまけ・・・


今回の製品は画面の向きを自由に調整出来る機構が備わっていました。従来のように画面をまっすぐ向けているとこんなに映りこむのに


ちょっぴり運転席へ向けてやるだけでほとんど映り込まなくなるのです。今までバカにしてたけど、使ってみるとこの機能は本当に素晴らしいもので、もうこの首振り機構のないカーナビは考えられないぐらいです。

今月は立て続けに不正ログインに遭遇しました。


こんなのはおおかたフィッシングメールなのですが


確認してみるとこれがマジなやつで、1月16日にフィリピンから不正ログインされていました。


気になって調べてみるとGoogleアカウントにも不正ログインの痕跡。これが1月15日。


そして1月14日は新型中華ナビが届いた日。もちろん届いたその日からログインして使っています。


となるとこの中華ナビから情報が漏洩した可能性を疑ってしまうものの、もしスパイウェアが仕込まれていたなら4PDAやXDAでとっくに話題になってるはずなんですよね。


一番怪しいのはこれ、中華DVRミラーです。なぜかというと、去年返品したミラーに私のスマホからログイン出来てしまったし(不良品だから返品したのに普通に再版されロシアで使われていた)、現在使用中の私のミラーにもたまに多重ログインを警告する妙なメッセージが出ていたのです。

まあ犯人を特定することは出来ないけれど、中華製品を使用する以上情報漏洩は想定すべきチャイナリスクであり、別アカウントを用意するとか最低でも2段階認証ぐらいは使うべきなのでしょう。