わら太のブログ一覧

2019年にeKクロス（＝日産デイズ）を買って一番痛感したのは、自動車評論家の意見はとにかくアテにならないこと。いまはむしろ有害でさえあると思っている。まだYouTuberの素人レビューのほうがマシかもしれない。

https://bestcarweb.jp/iicvtwaruicvt1

こちらは”主な軽自動車の”CVT搭載車のレシオカバレッジだそうで、デイズルークスが最上位にきているのを見て目を疑った。だが、しばらく考えたらこれは旧モデルのCVT7の値だと気が付いた（現行モデルはデイズと同じ）。それによく見ればワゴンRもハスラーも現行ではなくCVT7搭載の旧モデルの値だ。アルトは現行モデルも副変速機付きなのでおそらくこの数値で合っている。つまり2021年4月現在新車購入可能な軽自動車でランキングを作るとアルトが最上位になってしまい、記事がつまらなくなるからあえて旧モデルを追加したと推察できる。


個人的には現在最も優れた軽自動車用CVTを搭載しているの現行ハスラーだと思う。レシオカバレッジは副変速機付きに劣るが、それでも6.5は副変速機なしCVTの中ではダントツの値。もちろんダイハツのD-CVTは面白い試みだとは思うが、そもそも非力で最高時速が135キロに制限される軽自動車に広いレシオカバレッジを持たせる意味は低いし、狭いエンジンルームに複雑な変速機構を収めるのに一抹の不安がある軽自動車用CVTにおける副変速機廃止の流れは妥当なものだったといえる。


そもそもいいCVT悪いCVTの指標がレシオカバレッジだなんてちゃんちゃらおかしい。性能を判断する指標のひとつではあっても、それだけで良い悪いなんて決められるはずがない。自動車評論家のタチが悪いのはそういう事情を知りながらあえて恣意的な記事を書くことだ。


少なくとも自分で買って18か月間乗った限りでは新型デイズに”技術の日産”のような他社より優れたものは感じなかった。日産が凄いのは外交力で、検察を巻き込んでゴーン社長を追い出すとか、1800億円の経営資金を政府から引っ張るとか、会社のために国家組織を動かす能力なら自動車業界屈指かもしれない。国を動かすことに比べたら自動車評論家に自社に都合の良い記事を書かせるなんてたやすいことだ。だがそれは企業の延命になってもユーザーにメリットがあるとは思えない。

以前は胡散臭い記事にはちゃんとK沢とかなんとか執筆者の名前が書いてあったけど、最近は日付すら書かないらしい。ちゃんと書いた人の名前を出さないと、ベストカー全体の信頼を落とすと思うけどね。

去年は中華ナビ用のデータ専用SIMを契約していたけど楽天モバイルが1年間無料という夢のようなスマホを売り出したため、2月から楽天モバイルを車載Wi-Fi用として常設。せっかくならクルマを降りた後も駐車監視モニターとして使ってしまおう！というアイディアです。


スマホは助手席サンバイザーに固定。運転の邪魔にはならないけど、助手席に座った人にはちょっと目障りかもしれません。サンバイザーまで引きまわしたUSBケーブルでドライブ中は常時充電。Taskerを利用して充電をトリガーにテザリングをON/OFFしています。もちろんRakuten UN-LIMITはテザリングによるネット利用も無料です！


使用したのはアルフレッドカメラというアプリの無料版。普段使いのスマホやPCから駐車中のマイカーで撮影した記録映像やリアルタイム映像を見ることが可能で、動体検知、スマホのバッテリー残量確認、（スマホの）ライトを点灯することも可能。動体を検知するとスマホに通知が届き30秒録画され、7日後に自動消去される。一応IN側カメラで車内を映すこともできるが、IN/OUT同時撮影は不可。角度も当然OUTに合わせて固定するからINカメラで映せる範囲は限定される。


もちろん走行中も普通にドラレコとして使えるし、中華ナビユーザーは中華ナビの画面で映像を確認することも可能。ただ・・・まあモバイルネットワークが使えるスマホが余っているケースは稀だろうし、私自身Rakuten UN-LIMITの無料期間が終わった後もこの使い方を続けるかと問われれば微妙なところです。