★注意★
やたら長文なんです。スミマセン。。。よっぽどおヒマな方だけお読みくださいね^^;>
先日奥多摩氷川キャンプ場で突撃実施した徒歩キャン△。
やり通したものの、とにかくバックパックが重たくて行き帰りの歩きが地獄でした。
たまたま黒レガのミッション故障がきっかけで突撃した徒歩キャン△ですが、ソロデビューが徒歩で急坂を上り下りする氷川キャンプ場だったこともあり、その時点である程度はバックパックに集約する方向に舵を切っていましたし、登山にも興味があるので、これを機に徒歩キャン△装備をちゃんと整えようと思います。
やはり冬が一番装備がかさばる時期なので、ここで煮詰めておけば春・夏・秋の徒歩キャン△はもっと楽にこなせる筈です。
ということで、新兵器の投入も含めて★新★徒歩キャン△冬装備見直してみました。
最初に新兵器をご紹介しておきましょう。
まずはバックパックです。
以前のギア紹介でも書きましたが、
今まで使っていたMarding Topのバックパック(容量60㍑)はキャンプ向きではありません。
小分けが効かないので整理して入れるにはサブバックなり袋なりを使わねばなりません.
サブバッグを使う=その分重量が増えていくことになります。
UL(ウルトラライト)にこだわる方は、購入時についてくる収納袋を全て使わずハダカの状態でバックパックに詰めていたりするくらいです。
そもそもバックパック自体も3kg弱とかなり重たい。
風袋で3kgもっていかれるのは徒歩キャン△ではかなり辛いので、新しいものを購入しました。
ProCaseというブランドの40㍑のものです。
よくあるアサルトバッグの形ですね。
サイバトロンが定評もあって間違いないと思うのですが、ヒロシさんの影響でとにかく使っている方が多くて被りまくるのと、ブラックorカーキの2色展開で私の欲しいオリーブドラブ系がないのでこちらを選びました。
何より、すっげー安かったんです笑
あんまり期待はしていませんでしたが、実際に届いてみるとけっこうしっかりしていて安心しました。
レビューを見ているとけっこう個体差による当たりハズレがあるらしいですが、当たりを引けばお買い得なバックパックだと思います。
惜しい点もいくつかあります。
1つ目は上にものを装備しにくいことです。
ベルトも、使えそうなベルト通しやモールもありません。
でも、上にブランケットが括りつけてあるじゃないか、と言われそうですが、これは前面のモールと上部にあるグリップを使って無理やりつけてる感じです。
2つ目はウエストベルトです。
バックルをはめた後、ベルトを引っ張って絞れるようになっているのですが、このベルトを引っ張る方向が外に向かって引っ張るようになっているのですね。
これは内側に向かって引っ張る方が力を入れ易く、山岳系のリュックは内側に引っ張るものが多いです。
今まで使っていたMarding Topもちゃんとそうなっていました。
でも、上記2点以外はそこそこいいバックパックで、コスパはかなり高いと思います。
2つ目の新兵器は、オ
レゴニアンアウトフィッターズのマイクロフリースブランケットです。
これは今まで使っていた
ロスコのウールブランケットの代替品ですね。
主目的はサイズが合わないCarinthiaのDefence4の隙間を埋めるためですが、畳んでお尻の下に敷いてもいいし、パチンと留めるスナップボタンがいくつかついていて、ポンチョのようにも使えます。
ロスコのウールブランケットと同じように難燃素材なので、焚き火の前でくるまって使うことが出来ます。
かさばるところは同じですが、500gほど軽いです。
3つ目は、
LUHANAというブランドのグラウンドチェアです。
私は体がめちゃめちゃ固くて、椅子なしだとたとえ胡坐でも長時間過ごせません。
荷物は減らしたい。
でも、どうしても椅子は欲しい。
軽量コンパクトで、かつ私の金銭感覚にマッチする価格のものを、と探して辿り着いたのがこのグラウンドチェアです。
わずか700g、そして5千円を切る価格。
座面がスケスケのメッシュなので、冬はお尻が寒いかもですが、そうしたらブランケットを敷けばいい。
収納サイズはこの通り。
最後の新兵器は、
Gear Doctorのエアマットです。
こちらは今まで使っていた
Akasoomのエアマットの代替品になります。
超軽量・コンパクトで、なおかつ断熱性能がすごい。
収納サイズはこの通り。
重量わずか425g、そしてR値(断熱性能)は5.2。
5.0が外気0℃、6.0が外気ー5℃目安になり、5.0あれば平地なら4シーズンカバーできるとされています。
今回購入した新兵器の中ではこのマットが1万ちょっとと最も値が張るのですが、この価格でこのR値とこのコンパクトさのマットはちょっと他に代わるものがありません。
欠点もいくつかあります。
横幅が狭いこと、表面が滑りやすいこと、そしてなぜかやたら静電気が発生することです。
162cmの私が寝転んでこの状態なので、背の高い人には向きません。
幅もギリギリで、手を横におろしたらマットには乗らず地面に落ちてしまいます。
思ったより表面が滑りやすく、ついでにこのサイズなので寝相がよくないとシュラフごとマットから滑り落ちそうです。
さらに、やたら静電気がおきて葉っぱやらゴミやらを吸いつけてしまい、はたいてもなかなか取れません。
野外で使うものなので、これはちょっと困るなと思ってはいます。
さて、これらの新兵器を投入した上で、徒歩キャン△向けの装備は以下のようになりました。
以前のギア紹介と被るものは、一部省略しています。
①燃料を入れたスキットル
大きい方はランタン用のパラフィンオイル、小さい方はハクキンカイロ用のベンジンが入っています。
②
ワークマンのクライミングパンツ
左後ろのポケットが収納袋になるという、ポケッタブル仕様の秋冬向けのクライミングパンツです。履くだけで温かいので、テント内で過ごすときに使っています。
③
snow peakのクッカーセット
鍋✖2、フライパン✖2のセットで、中に250gのOD缶がすっぽり入ります。
ごはん、汁物、炒め物がいっぺんに作れ、残った小さなフライパンが取り皿代わりになるので、クッカーがかさばらなくなりました。
アルミですが、ハンドルはステンレスなので、調理後もそれほどチンチンにはなりません。
また、ハンドルは広げて畳む方式なので片手では畳めません。
握って畳む方式なら片手で畳めますが、調理中に誤ってギュッと握って大惨事になるよりはいい、ということだと思います。
油馴染みはいいとは言えないので、炒め物はいきなり強火はダメです。
要するに、アルミクッカーの使い方を間違えなければ大丈夫。
これで鍋に注ぎ口がついていたら完璧だったのに、それだけが惜しい。
★2022.02.09追記
大きい方のフライパンでもサイズ的に野菜の多めな炒め物は無理で、結局いつもの
ニトリにフライパン持っていきました。もう、本音は中華鍋を持っていきたい。。。
④
パチ火輪
Thous Windsのヒーターです。これひとつでテント内がかなり温まります。小さな巨人。
⑤
ミニLEDランタン
Goal ZeroとかLed Lenserとか、ブームに悪乗りして価格が高騰し過ぎ。。。
私はこれで十分。
⑥
LEDヘッドライト
暗くなってからの作業時やトイレに行くとき等、必須のものです。
今まで使っていたヘッドライトのスペアになるものをようやく購入しました。
今までのものは電池、今度のものはUSB充電です。防災の観点からもこの2種類があった方がいいと思います。
⑦
SOTOのフィールドホッパー
言わずと知れたSOTOの名品で、地べたスタイル、胡坐スタイルの強い味方です。
設置も撤収もアッと言う間で、めちゃめちゃ軽量コンパクトなテーブル。
⑧
MOSSY OAKのナイフ
主にバトニング用です。
⑨中華製の強力バーナー
もう販売されていないようですが、火力が強くて中華料理にもってこい。
そしてパチ火輪にシンデレラフィット。
⑩レインウエア
雨の中での作業用に。
⑪
DDタープ3.5×3.5
これさえあればテントがなくても大丈夫。
⑫
耐熱グローブ
焚き火をする時や熱いものを触るときにつけます。
⑬まな板兼ランチプレート
MOZというスウェーデン製のもの。コンビニで売ってて衝動買いしました。
けっこう気に入っています。
⑭
OD缶→CB缶変換アダプタ
OD缶用のガス器具でCB缶を使うための変換アダプタ。
OD缶よりCB缶の方が安いのでランニングコストを抑えられる。
また、CB缶ならボトルウォーマーで温めることが出来、冬季の気化性能ダウンを抑止できるので。
⑮
マイクロフリースブランケット
新兵器No.2
⑯保温バッグ
モバイルバッテリーが3つ入っています。気温が低下すると充電できなくなってしまうので、これに入れたまま使います。
あと、
USB式のボトルウォーマーもここに収納しています。
⑰CB缶✖2
主に暖房用です。
料理は焚き火ですることが多く、バーナーを使うとしてもそれほど長時間使わないので缶を温めなくても気化性能が落ちる前に終わります。なのでクッカーに収納したOD缶を使用。
⑱
ワットノットの収納コンテナ
以前はいつもテントの中がぐちゃぐちゃになってカッコ悪かったので、整理整頓のためにひとつだけ使っています。
⑲
ウォーターキャリー
ちょっと前に
岩谷マテリアルの洗えるウォータータンクにグリーンが出て、やっと気に入る色なので購入したのですが、ソロ用のバックパックだとちょっとデカくてうーん。。。と思って一番最初に買ったEvernewにしてみました。
でも、出来れば吊るして片手でコック操作できる岩谷マテリアルを持っていきたい。
考え中です。
⑳
グラウンドシート
タープ泊の場合にマットの下に敷きます。
㉑
Gear Doctorのエアマット
新兵器No.4
㉒
LUHANAグラウンドチェア
新兵器No.3
これらのほかに、CarinthiaのDefence4をザックの下につけ、前面のモールに従来の着火系ツールを入れたサブバッグ、横にカメヤマキャンドルのオイルランタンやシェラカップ、マグカップ等。
なお、バックパック下部にベルトはついているのですが、冬用シュラフを装着するほどの長さはありません。
別途ベルトを購入して装着しています。
あと、オレゴニアンキャンパーのグランドシートとか、ULひばさみとか、料理用のトングとか、細々とした日用品なんかも入っていますね。
容量だけならまだまだ入る余地があります。
総重量は17kgジャスト。ただし、食料・飲料は含みません。
じゃあ前回のと変わらないんじゃないの?
と、当然そう思われますよね笑
実は今回こんなものも買ったんです。
吊り下げ式の秤です。76kgまで測れるそうです。
体重計とかがないので、これまでは理論値でした。
商品説明の重量とか、わからないときは感覚で重さを出していました。
今回は実測です。
で、実測してみてわかったのですが、17kgは前回の突撃!氷川キャンプ場版と比べたら全然軽いのですよ。
ということは。。。
たぶん前回のバックパックは25kgオーバー?だったのだろうと思います。
いまさら詰め直して測るのも面倒なのでやってませんが。
今回のバックパックには椅子もマットもテーブルも入っています。
前回はボストンキャリーの方に入れていました。
さらに、DDタープも含まれています。
つまり、今回のパッキングは本当にバックパックだけで成り立つ徒歩キャン△パッキングということです。
まあ、実は1つだけ足りないものがあるのですが。
ポールです。
今使っているKOMCLUBのポールは伸縮式で、長さをいかようにも出来るのが便利なのですが、収納時の長さが80cmとけっこう長いんですね。
今までのMarding Topは縦長だったので横にポールをつけられたのですが、今回のProCaseだとちょっと突き出し量が多くてうーん。。。な感じになります。
設営するDDタープの形さえ事前に決めてしまえばポールの長さも決まるので、伸縮式でなく、かつ1節が50cm以下のポールにすれば、横に括りつけていくことが出来ます。
★2022.02.05
私の要求を満たすポール見つけました。
「森の家」というブランドのポールで、3分割+伸縮式で160cmくらいまで伸ばせます。収納サイズは50cm弱。
そんなことも視野に入れつつ、たぶん次回はまだボストンキャリーも使うだろうとは思っています笑