セラフィム2501のブログ一覧

母校の工業高校に行く事がよくあります。

母校の工業高校と言っても僕のではありません。

僕の弟の母校です。

そこでチタンの話になり、前から疑問に思っていた事を打ち明けました。

「先生、このシフトノブって本物のチタンだと思います？」

「何か色が怪しいな〜チタンを焼いてこんな色がでるか？」と弟の恩師は答えてくれます。

某社のチタンシフトを買って付けていたのですが、日に日に色が褪せていってたので本物かどうか疑っていました。






初めはこんな色でしたが、






2年も経たずにこんなになってしまいました。

「まさか真鍮に塗装してるって事はないですよね？」と聞くと「この色は真鍮じゃないと思うけど磨いてもう一回焼いてみなよ。そしたらハッキリするんじゃない？」と教えてくれます。

「しかし、磨いてチタンじゃなかったらただの金色や銀色のシフトノブになってしまうんじゃ……」と僕の不安は募りますが、そんな事はお構いなしに「やっちゃえ、やっちゃえ！」と弟の恩師が煽ってきます。

こうなると後には引けません。

「男には負けると解っていても戦わなければならない時がある」とかのキャプテン・ハーロックも言ってましたので、ピカピカにシフトノブを磨いてバーナーで炙ってみました。








うーむ、これは成功なのか？

成功だと思います？？


つづく

最近、みんカラでみん友さんが二人ほどアカウント削除されました。

ブログや何シテル？の内容にそう問題が無かったと思いますから、きっとちょいエロな写真やイラストなどが原因での通報でしょう。







しかもエロ画像と言っても中高生でも読むヤングジャンプ程度のお色気だったと思います。

通報するのは個人の自由なので不快だと思ったらじゃんじゃん通報したら良いと思いますが、よく調べもせずにいきなりアカウント削除をするみんカラ運営さんはいかがなものでしょうか？

再三の注意をして一向に乳首やら下半身が丸出しの公序良俗に反するようなエロ画像やイラストを掲載をしていたらアカウント削除も仕方ない事だと思いますがどこまで運営さんが警告していたのかはよく解りません。

そもそも官能の基準は曖昧模糊ですし、エロスは本能であると共に文化ですから国境も時代も越えませんし、各々の価値観やフェティシズムによって受け取り方も様々です。







この写真などはただの水着の女性にシャツを着せネクタイを着けメガネを掛けさせただけなのにただの水着の写真より官能性が上がって見えます。

小学生が見たって何て事がない筈の写真がフェティシズムによりエロく見えちゃうんです。

しかし「ただの水着の写真」です。

最近はカーチューンなるライバルのSNSの台頭が著しいのでみんカラさんもウカウカしてられないのかもしれません。

きっと品行方正なSNSにしていきたいのでしょうけど、少しくらいハミ出したブログを書いている人を許容した方が多様性が生まれて良いと思いますしみんカラも生き生きと賑わうような気が僕はします。

窮屈な世の中や管理された社会や監視されて通報される世界って30年くらい前までは映画や小説やアニメではディストピアだった筈ですが、いつの間にかそんな世の中を目指しているようです。

この一見自由そうに見える不自由な社会やSNSを皆さんはどう思われますか？

もしかしたら「昔は自由で今は窮屈な世の中になってしまったな」と嘆いている古臭い親父の戯事なんでしょうか⁇

せっかくお金を払って買ったクルマです。

自分の愛車が嫌いな人はいません。

「ちょっとこのクルマは違うな」って思っても大きな心で受け止めるのがオーナーの務めというモノです。







30年くらい前に同級生の女の子がフィアット・パンダに乗ってる事にビックリしたものですが「小ちゃいトラブルや交差点で止まったりするのは当たり前なのよね〜。それを含めてお茶目なヤツって思えるの！」って語っていたのはさらに驚愕でした。

こ、これがエンスー魂ってヤツなのか？言えない……僕にはこんな言葉、絶対に言えない……

言葉を選ばずに言ってしまえば不完全なモノに対する偏愛です。

何を持ってして完全であるかは定かではありませんが、日本車は新車で買えばそんなに故障はしません。







僕は嫁がディーラーで働いていますので新車を強制的に買わされますし、同じクルマを長く乗る事が出来なく定期的に乗り換えを強いられます。

クルマ好きとしては良い事なのか悪い事なのか全く解りません。

スバル車を嫁のディーラーで買えるようになったと聞いて思わず衝動的にBRZを買ってしまいました(それまでは三菱車ばかり乗っていてスバル童貞でした)







86/BRZというクルマはオーナーと共に育っていくクルマだと言われます。

僕も実際に乗るまではその考えは面白いと思いました。







しかし、フェンダーに不明な穴が一個あったり、サイドステップを付けてくださいと言わんばかりのサイドの下の方がザラザラした処理だったり、スポーツカーらしからぬグニャグニャのサス(これはBRZのGTグレードだけかもしれません)だったり、ブレーキもブレンボとは名ばかりの効き方だったり、マフラーの音が大きく出来ないから吸気の音を室内に入れる荒技のサウンドクリエイターという雑音装置だったり、クラッチの繋がり方は変だったり、アクセルが奥にありヒールアンドトゥがやり難いペダル位置だったり、トラクションコントロールやABSはボヨヨーンと言う音がしたり、ビックリすることがしばしばあります。







サウンドクリエイターみたいな余計な装備をつけてオーナーに外すかそのままにするか判断を委ね、要るものはオーナーが選んで装着していくという事が「育てるクルマの内実」であり、未完であるが故にそのクルマを良くしたくなったり自分好みにしたくなるというメーカーの戦略なのでしょう(みん友さんは「86/BRZは敢えて抜いて作ってある」と言ってました)

サードパーティもパーツが売れてみんなでハッピーになるって事なんでしょうが、オーナーはズブズブ沼にハマっていくのです。







実際○百万円掛かってる86/BRZは結構あるみたいです(そういうクルマはすごく楽しいクルマになっています)

しかし、2年でフロントパンパーはお約束のズレが始まり、クラッチはギーコギーコ言いだし、ついには5000回転を越えるとミッションがギリギリ言いだしました(もしかしたら純正シフトノブがガタガタ言ってるのかもしれません)







もうモデル末期なんだからそこら辺は改良して欲しいところですし、このクルマのノイズには本当に悩まされます(歳を取って耳がノイズをよく拾うようになってしまったのかもしれません)

それでも僕が会った86/BRZ乗りの方たちは「そういうクルマですから！」って言いながら楽しそうです、あのフィアットパンダに乗っていた同級生の女の子みたいに……。

皆さんは自分のクルマに不満な点ってあります？







あと、このボンネットが何処製か解る方がいらっしゃったら是非教えて下さい。

僕はクルマ好きでもありますが、実は映画やテレビはもちろんCMまでも真面目に観てしまうくらい映像好きでもあります。

テレビを観てて身体も精神も震えてひっくり返るくらい驚くなんて事は、大人になってからはそうあるものじゃありません。







思春期に観たり聞いたりしたモノを吸収してそれが自分の核になってしまう気がしますから、大人になって触れたモノの感動はやはり思春期のそれに敵わないと思っています。






しかし大人になって観たテレビ番組のドラマ版「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」や






アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は心の奥底が揺さぶられました(あくまで個人的見解)

この二作品は「いったい何を放送しているんだ？」と一瞬何を観ているのか解らなくなるくらい映像も編集も物語も本当に度肝を抜かれました。

全く何の自慢にもなりませんが二つ共リアルタイムで観ました。







今でこそ岩井俊二さん的映像美や庵野秀明さん的編集はよく見かけますが、当時は本当に凄かったと思います。

そしてアニメ「響け！ユーフォニアム」です。

この作品も大人になって触れてビックリした作品でした。







僕は「響け！ユーフォニアム2」の8話をたまたま深夜に観たのですが、画面の緻密さ、キャラクターの生命力、背景の美しさ、色彩の多様さに惹きつけられました。

もちろんアニオタの僕は他の京都アニメーション作品も観ていましたが、この作品は特に凄く劇場作品のようなクォリティの高さです。







物語なんかこれっぽっちも理解出来ませんでしたが、とにかく流れている映像は圧倒的でした。

急いで「響け！ユーフォニアム」の全巻をレンタル屋さんに借りに走ったのを今でもよく覚えています。

あまりの映像の美しさと青春の眩さと残酷さに打ちひしがれて、毎話悲しくもないのに魂が震えて涙を流す事になります。

嫁にいたっては号泣していました。







映画「聲の形」では「いじめ」がテーマとして描かれていて気分が悪くなるくらいのストーリーでしたが、監督の凝りに凝りまくった美しい演出と作画スタッフの情念が込められた動画と彩色スタッフの色彩の透明感とセル画(今はセルを使っていません。コンピュータで彩色してます)の質感と背景美術スタッフによる風景の描写の細やかさとそれら全ての調和と情報のコントロールによって作られたフィルムは画面の端々にまでエロスがほとばしっていて驚愕したものです。







誤解を恐れずに書くと「もう二度は観たくない反吐がでるくらいの気分が悪いいじめのシーン」であるにも関わらず、水飛沫や机や押し倒されている学生や机や髪の毛や光に官能性が宿っているのです。

京都アニメーションだからこそ到達出来た生命力が溢れる動画であり繊細な色彩や画面構成に彩られた美しい映像表現なんだと思います。

この会社のスタッフが作る作品は世界に誇れる素晴らしい文化ですし、実写で出来るような内容でも「アニメーションという方法」じゃないと逆に表現出来ない映像なんだと痛感しました。






色彩設計の仕事をされていた方が「世界は美しいと思って仕事をしています」と語っていましたが、その想いは間違いなくフィルムから溢れかえっていました。

ファンに愛されている京都アニメーションの今回の事件は本当に心が痛みます。

亡くなった方々の無念は計り知れませんし、生き残った方々に掛けるべき言葉も全く見つかりません。

ただ一ファンとして京都アニメーションの素晴らしさを書いておかずにおれませんでした。