あの日から約半年・・・
ついに・・・
我が家に・・・
ばんでっと さんが!
じゃじゃ~~~んっ♪
いや、違った・・・こっちだ!
過去には家に9台位のバイクが同居していた事もありますが、新車で買ったのはこれで3台目。
※新車状態でウチに来たのは、スズキ Hi(茂木洪水水没車輌修復車。後にスクーターレース用車両に変貌)・スズキ セピア(オートオークション景品横流し車。後に盗難に・・・)もありましたが、カウント除外。
'87GSX-R250、'90DR250S以来、
約30年振りの快挙(?)です。
・・・という記事を納車直後に書きたかったのですが、ちょっとしたトラブルで乗れないし、当然写真も撮れないしで今日に至りました。
納車時はぶっつけで10数年ぶりにギヤ付バイクに乗る事にドギマギしていましたが、平静を装いさっそうとバイク屋さんを後に。
数百メートル無事に走れて「
なんだ、いけるぢゃん♪」と思った矢先、油断したのかギヤロックさせてしまい後輪がスライド。
一瞬あせりましたが、そういう対処は体が覚えているのか事無きを得ました。
テールスライドに関してはオフロードの経験が役立ったのかなと。
尤も、以前はロードバイクで普通に未舗装路を張り切って走ってたっけ?
でも問題はその後。
曲がる事一つとってもウインカーの出し方も車とは操作方法が全然違う。
普段足でやってるクラッチ操作も手だし、なかなか体の各部位がシンクロせず難儀しました。
何とか辿り着いたコンビニで一息つくも「これで家に辿り着けるのか?」と自問自答したのをはっきり覚えています。
そんな納車から早くも3週間。走行距離も漸く200kmを超えました。
そこで、初めて現車を見に行った時から現在までに感じたあれこれを綴ってみたいと思います。
①思ったより大きい
男性なら誰もが「わぁ、大きい・・・」と言われてみたいと思うでしょうが(?)、初めて現車を目にした第一印象がこれです。
ネットで写真を見た感じは細身で、125ccと車体を共用している事からも「太った自転車」程度をイメージしていましたが、実際に跨ってみると特に窮屈さや頼りなささ等を感じる事はありませんでした。
むしろのびのび・・・
前愛車が250ccでも4気筒、それもカウル付だったのでそれに比べれば華奢ではありますがひ弱な感じはしません。
②低速トルクが結構ある。(でも極低速トルクは細い・・・)
大体2千回転位回っていれば5速、6速でもがんばって加速してくれます。
何かの記事で読みましたが、125ccでは排気量故のトルク不足があるが150ccではその+25ccで結構それを補ってくれる・・・と。
確かに多少無精しても何とかなります。
が、それ以下では4速はおろか3速でもままならず、必然的に1速、2速を強いられます。
その辺は同排気量でもジクサー150の方が寛容かも知れません。
③車輌コンセプトの割に脚廻りが硬い。
レーサーレプリカの兄弟車GSX-R150と共用のせいか、それともメイン市場で多い「二人乗り」を考慮してなのか判りませんが、ツアラー仕様なのに結構硬めの脚廻りです。
但し、それはぼへ~っと流して走っている時だけで、ちゃんと前後を含む各荷重を意識してコーナーに入っていくと別の側面を見せてくれます。
ぼへ~時は脚こそ硬いけど比較的ニュートラル、荷重を意識すると途端にサスが動き出した感じで如何にもスズキらしい前輪依存な性格が表れます。
でも8割方ぼへ~なので、調整機構があればもう少し柔らかくしたい・・・と言うのが本音です。
④意外と振動が・・・
"単気筒とは思えない振動の少なさ"的記事を見た覚えがありますが、しっかり単気筒です(笑)
特に4千回転あたりからやや大き目なバイブレーションが感じられます。
まだ慣らし中でそれ以上の回転数を使っていませんが"そこだけ"である事を願うばかりです。
⑤乗り出し価格が・・・
とにかく安い!
各販売店の価格設定や自賠責の加入月数で変動はしますが、新車乗り出し30万円はそうそうないと思います。
確かにGSX-R150や同S150に比べてキーレス(R150の上位グレード)やハザードが無かったり、別車種の顔やおしりがそのまま移植されていたりする等、目に見える所にもコストカットの跡が伺えますが、この車輌のを選ぶ大きなポイントの一つだと思います。
因みに自分は用品購入費込みで40万円の予算を申請(?)しました。
なんとか収まりそうですが「まだ使えるだろう」と思っていた物が悉く腐れていたのが誤算です。
⑥なかなか優秀なシート
街乗り1~2時間位では全く痛くならずお尻にやさしいシートです。
同じ時間でも同じ所に座りっぱなしの高速走行でどうだかは未知数ですが硬めのしっかりしたシートだと思います。
⑦右側ステップが・・・
今時珍しくキックペダルが付いている事もあり、右側のステップにリターンスプリングが有りません。
(キック時に干渉する為)
その為、シートカバーを外す時や何かの拍子にステップが跳ね上がると足を乗せようとした際に「スカっ!!」っといき、焦ります。
左脚程ガチャガチャやる機会がないのが救いですが、これに関してはいずれ対策(情報提供してくれているHPあり)したいと思います。
⑧オプション部品が・・・
日本で正式発売されていない車輌なので仕方ないですが、専用オプション部品壊滅状態です。
(そんな中、GIVIのキャリアがあったのにはちょっとビックリ!)
なのでGSX-S125用等で使えそうな部品を中心に物色しています。(並行輸入車あるある?)
でも、オイルフィルター等の消耗品はほぼほぼGSX-125シリーズは元よりアドレス等と共通なのでそう言った部品の入手に苦労する事は無さそうです。
⑨取説が読めない・・・
何故ならば
ネシア語で書いてあるから!
なので、スマホのカメラで写すと翻訳してくれる機能を使い、必要な箇所だけを読んでいますがとても疲れます。
と思ったらなんとデジタルメーターのセッティング等は国内販売のGSX-R(S)125と共通なのでそのサービスマニュアルが使えるという情報をゲット!
早速スズキのHPからダウンロードして活用しています。
⑩脳みそがパニック状態に
これまでスクーターを除くロードタイプは車を含め全て4気筒(※アルトワークスは3気筒ですが非単気筒という意味で仲間)、オフ車は単気筒と言う図式が出来ているので、乗車感がロードタイプなのに音が単気筒な事に脳みそが混乱します。
脳内でフォ~ンと行くハズところにワタタタタっという音・・・
だいぶ慣れては来ていますが、まだまだ違和感を感じています。
とまぁ上げたり下げたり勝手な事をぬかしましたが、総じてやっぱ
単車は楽しいですね。
4千回転縛りも終わりスクーターに煽られる事もなくなったし(笑)
正直買って良かった♪
「
静のスイフトRS」と「
動のGSXバンデット」。
楽しさの種類こそ違いますが、どちらもなかなか良いチョイスがだったのではと自画自賛しています(笑)
慣らしが終わる頃、そしてその後ではまた違う感想が得られるかもしれませんが、それはまたそれでその時に。
でもその頃には車体だけでなく
ちゃんと人間も慣らしが終わるといいなぁ・・・
現時点ではとてもヒザを突き出してコーナーに入っていく気にならん orz