昨日は我愛車スイフトさんの12ヶ月点検でした。
で、その事自体は既に備忘録(整備手帳)にUPしたのですが、
実はその待ち時間が2時間半位ありまして・・・
なので・・・暇つぶしに・・・
この子に試乗。
インドからのお客様、
『バレーノ』 さん
カレー臭vs
加齢臭の一騎打ちです。
グレードは「
XG」
1.2LのCVT車、色はミッドナイトブラックパール。
まずは外観。
前・・・(Sマークでかっ!)
後・・・
ホイールや
サイドウインカー
の感じから、スイフトで言うと「
XG」相当ですね。
全体的にちょっと寄りすぎなのでメーカーHPから画像を拝借・・・
個人的にはこの後姿にはスズキより「
ISUZU」のエンブレムが似合う気がします。
或いは
往年のファミリア。
生意気に3ナンバーです。
3ナンバー=大排気量というイメージがまだ残っているので
1200ccで3ナンバーというのはちょっと違和感があります。
全高がスイフトより30~40mm低いので洗車後の屋根は拭きやすそうです。
まぁその分幅が有るので引き分けかな?
ぐるっと一周眺め回して・・・特に
何にも感じるものはありませんでした。
カッコ悪くない代わりにカッコ良くも無い・・・
どこがどう「
リキッドフロー」なのか自分には判りませんでした。
それに加えて・・・
鈴菌感染者として悲しい"よろしくない部分"を発見してしまいました。
場所は後部ナンバープレート脇。
写真の赤丸付近です。
ここを良く見ると⇒部分に
ポッチが・・・
デザインされた感じはなく、無造作なポッチがナンバー左右にあります。
で、その間隔から恐らく
欧州ナンバーのビス位置の"ポンチ"だと思います。
そして写真には写っていませんが、ビスの受け(裏板)若しくは裏板を固定するガイドの造形がハッキリ表に出ちゃっています・・・
"面"の部分なので誰が見てもすぐ判っちゃうこれはアジア産輸入車の悪いイメージを覆すどころか「やっぱりな・・・」と思わせてしまう失態だと思います。
さて、一人いやらしい眼つきで車を見ていたら担当の尾根遺産が登場。
展示場から駐車場に車を移動させてくれていよいよ試乗開始です。
構内から車道に出てブイーン。
思えばCVT車を運転したのは一年前にスイフトRSを試乗した時以来。
ただその時味わったある種の感動の様なものはありませんでした。
今スイフトRSに乗っていなかったら結構「おおっ」と思ったかもしれませんがRSの味を知ってしまった現在、ただ良く走る自動車という評価しか出来ません。
なぜか去年の車を買う・買わないを決める大事な試乗より長いコースを走行(笑)
ちょっと裏道的なクネクネ道を走ると明らかにRSよりはロールが大きく出ます。
ついいつものつもりで突っ込んで行くと助手席の尾根遺産に気を使うハメに・・・
乗った事が無いので判らないのですが非RSの素イフトってきっとこんな感じなんだろうなぁと思いながら試乗を続けました。
基本的なところは良好です。
発進にもっさりした感じは無いですし、ブレーキも効くし・・・
遮音性はスイフトより少し劣る感じ。
実際には遮音性というか密閉性ですかね。
密閉性が劣る分、音が入ってくる感じでした。
ただ、どこもかしこも普通で、仮に眼を瞑って運転したら何乗っているのか判らないですね。
危ないのでやりませんが・・・
ちょっと気になったのはフロントガラスの上端部位置。
これは運転者の体格にもよるし、スイフトも決して褒められた部類ではないのですが、自分(1760mm、最近ちょっと太り気味、好きな色:緑)が乗るとその上端部があたかもバイザーを下したかのように上側視界を遮ります。
(↑こんな感じ?もうちょっとかな・・・)
停止位置によっては信号が見えないかもしれないし、実際覗き込んで信号を確認した時もありました。
そんなこんなでちょっと長い周回をして戻ってきました。
ここでトランクをチェック。
なかなか生意気な容量が有りそうです。
蓋下にもスペースがあるので
スイフトの1.5倍、もしかしたら
2倍位の容量が有る感じです。
内装は・・・
何も付いていなかったので余計ですが、良くデザインはされているもののアジアクォリティですね。
メーターがちょっと
キザシっぽかっただけでこれと言った所は見当たりませんでした。
因みにスピードメーターは
220km/hまでふってあります。
そして後部座席へ。
運転席の位置を自分(5尺八寸、最近腹が・・・orz、好きな果物:柿)に合わせたままで後に座ると
ひざ前はコブシ3個分位空いて十分。
頭上も
コブシ1個半分位あって○。
但し
側頭部に結構な圧迫感がありました。(乗降時も茶室かと・・・)
無意識に中央寄りに座りたくなります。(ケツの収まりが悪いですが・・・)
これ、例えば逃走する時とか手下が乱暴な運転したら確実にこめかみ痛打して、そこからの出血で死亡しますね。
と、いろいろ書いて来ましたが結論としては
改めてスイフトって良く出来ているなぁと実感しました。
可も無く不可もなく、欲しい人は買えばいい ですね。
素イフトを積載性とか見た目の広さで諦めた人には良いと思います。
でも自分は余程の事がない限り人には勧めないと思います。
これで価格があと20万円安かったら、或いはトヨタのバッジを付けたら結構売ると思います、って言うか寧ろそうするべき。
提携話も出ているみたいですし、基本的には良い車なんで・・・
尚、5月に1.0Lターボが登場しますが、自分は3気筒があまり好みでないので今のところ興味なしです。
バレーノの試乗で疲れちゃったのでショールームで大人しくしていましたが、退屈すると表に出て他の車をチラ見していました。
イグニス・・・
ちっちゃ!軽自動車+α位の横幅サイズ。
アームレストがありますが、自分が普通に乗車すると左肘が見事に助手席側へはみ出ちゃいました。
海外で定員4名で販売しているのはある意味正解ですが、よりガタイカイデーな外人さん運転出来るのかな?
アルトワークス・・・
シフトストロークがスイフトの3分の2か半分位しか無いんぢゃないのって感じです。
ちょっとガチョガチョうるさいけど・・・
シートのホールド性は流石!
脇、肩廻り、自分にはピッタリでした。
座面が高いとの話でしたが、スイフトに乗りなれているのでそれはあまり感じませんでした。
ソリオ・・・
イイですよねこれ!
車体はさほど大きくないくせに中は広々で、最初「えっ!?」と思ったセンターメーターも慣れたのか気にならなくなりました。
これは試乗させてもらえば良かったなぁ・・・
ハスラー・・・
よく出来てますね。
これも今思うと乗せてもらえば良かったかも?
ただ、上記2台は
足踏み式のPブレーキが自分にとっては最大の敵。
サイドターンってどうやるんだろ?
スズキは国内小型車販売10万台を目指しているそうですが・・・
イグニスとバレーノを出すなら「
ハスラー・ワイド」と「
ラパン・ワイド」を作った方が楽に達成出来たのでは?と思っちゃったのは内緒です♪
※あくまで個人的意見ですので、異論・反論は
随時募集中です♪