本日、神奈川県産業技術センターの
「平成28年度かながわサイエンスサマー」に次男君と一緒に行って来ました。
これ、次男君が事前に応募した「『真空』って何だろう??&電子回路工作」に当選したので、私が運転手を買って出て、連れて行ったんです。
で、受付すると「TOYOTA MIRAIの試乗できますよ」とのことでしたので、早速申し込み。
自慢の「ゴールド免許」を提示して、誓約書を記入し、アルコール検査を実施。
私、お酒を飲まないのでアルコール検査は問題無し。
で、この子に乗りました。
神奈川県の公用車の為、ナンバーは隠しません。
次男君を本革リアシートに乗せて、施設を一周する公道を走りました。
細い道ですので、スピードは出せませんでしたが、感想は以下の通りであります。
<良い点>
①モーターで走るので、静か。振動も無し
<気になった点>
①ブレーキペダルが軽い。
運転のし易さの為にブレーキを軽くしているのですが、軽すぎます。
最初にブレーキを踏んだ時に、カックンしてしまいまいた。
②ステアリングが軽い。操舵している感覚が無い。
これも運転のし易さの類ですが、ステアリング操作をしていて「ホントに舵切れてるのか?」と
思うほど、フィーリングがありません。ラジコン操縦しているみたいです。
③低速でスロットルペダルの反応が遅い。
左折後に加速しようとして、少しずつスロットルを踏み込んでも、踏み方に比例して加速しない。
スロットルをベタっと踏む人には良いのでしょうが、繊細なスロットル操作が好きな人には
向かないと思います。
④前進するモードが「D」しかなく、エンジンブレーキモードが無い。
私のようにAT車でもシフトダウンして、ブレーキペダルをなるべく踏まないような運転をしている人
には不向きです。
これらの<気になる点>は電気自動車の「リーフ」に乗ったときは気になりませんでした(リーフの方が、運転して楽しいクルマ)。
この辺の味付けは「いかにもトヨタらしい」と思います。
またリーフには、Dsモードがあったので、エンジンブレーキ(本当は「回生ブレーキ」で、モーターを発電機にして、クルマの運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、バッテリーに充電する)も効かせることができました。
呼び方は異なりますが、プリウスやアクアには回生ブレーキモードが付いています。
(使っているユーザーさんは少ないと思いますが)
他にも「クルマがでかい」、「計器類がデジタルで、針が一本もない」、「パーキングブレーキが足踏み式」という部分も<気になる点>であります。
が、これらの<気になる点>は数キロ走れば慣れると思いますので、欠点と言えるレベルではありません。
試乗を申し込む前に、係りの人が「燃料電池車はこういう訳で環境に優しい」と、丁寧に説明してくれました。
また、試乗する際も、担当の方が助手席に座って、色々説明してくれます。
が、こういう場合、私はこんな質問をします。
「燃料の水素はどうやって作るんですか?その作り方は環境に優しいんですか?」
この質問した際、お二方共「それは考えたことがありません。一般的には水を電気分解して作るんですが・・・」との回答。
ふーん、水素作る時に「電気」を使ってるのね。
簡単に言えば「エネルギー変換」しているんです。
実はエネルギー変換(この場合は電力→水素)すると、変換効率は絶対に100%になりません。
必ず「変換ロス」が発生します。
電気自動車も電力をバッテリーに蓄えますが、「バッテリー内の物質を化学変化させて、電力を蓄える」ので、充電も効率が100%になっていません。
この「変換効率」や「水素の作り方」を踏まえて、燃料電池車と電気自動車のどちらが環境に優しいのか・・・という説明を、メーカー側からして頂きたいと思います。
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Posted at
2016/08/20 16:51:18