今日から冬休みを頂戴いたしましてね。
作業を進めます。
車体の塗装をするんですが、モーターが入る部分にザっとマスキング。
車体内部にラジコン受信機を装着するんですが、両面テープでペタが気に入らない。
プラ棒で基盤を固定するんですが、塗料が付着していると接着剤が効かないんでね。
ペーパーで塗料剥がすより、30秒でマスキング済ませた方が効率がよろしい。
転輪を固定するシャフトも同様にマスキング。
で、サフをザっと塗装。
朝イチで塗装したので、外気温2度。
スプレー缶を手で温めながらの作業であります。
クルマのプラモと異なり、多少ムラがあった方が戦車っぽい。
パテ修正した砲身は
素晴らしい出来栄え。継ぎ目が全然判りません。
湿度が低いんで、プラスチックに帯電し
埃が付着しちゃいます。
♯600のペーパーで研げば修正できます。
が、これも面倒なので、以降は「無塵服」を着用して、塗装致しました。
塗装とは関係ありませんが、左フェンダーにライトが付いていますね。
この棒が折れやすいんで、0.35㎜のピアノ線を通して補強してあります。
埃やゴミを修正したら、ダークイエローを塗装。
これも3回塗る重ねました。
多少のムラは気にしないで大丈夫。
後でウオッシングますから、いくらでも誤魔化せます。
2時間程乾燥させて、デカール貼り。
マークセッターとマークソフターを使い分け、シルバリングを防ぎます。
最近、頑丈な自作デカールばかり扱っていたので、
ここのデカールの一部を「やっちまいました」。
プラモのデカールって、繊細なのね・・・・
が、こういう傷んだ部分も戦車の魅力の一つとして割り切り、このままにしておきます。
デカールを3時間程乾燥させて、フラットクリアをザっと塗装しておきます。
で細かい部分の塗装。
まずはマフラー。
アクリル塗料のレッドブラウンをシンナーで1:1で希釈して筆塗り。
こういう細かい部分を塗装する「面相筆」は、「それなりのお値段」の筆を使いましょう。
次に予備履帯。
色々考えた末、車体に接着してから塗り分け・・・と冒険してみました。
ここはレッドブラウンとブラックを混ぜて、「少しだけサビた鉄」を表現してみました。
ムラがありますが、自然にサビた感じがして気に入ってます。
ホントはワイヤーを取付けようと挑戦したんすが、説明図には「真直ぐの部品を手でゆっくり曲げろ」とあります。
ヤカンでお湯を沸かし、蒸気で曲げようとしましたが、全然ダメ。
アーダコーダやっているうちにポッキリ折っちまいましてね。
ワイヤーは諦めました。
タミヤさん。ここは工夫の余地ありですよ。
次は装備品の金属部分。
これもアクリル塗料を筆塗り。
・ガンメタリックそのまま。
・ガンメタリック+黒
・黒そのまま
等、お好みの色で塗装すればよろしい。
これも塗料:シンナー=1:1で希釈します。
エナメル線をグルグル巻いた「ワイヤー」という部品があります。
これ爆薬をドカンとやる、信管と発電機を結ぶ「銅線」だったと思うんですよ。
なので、ここは「素の黒」を塗りました。
次は木部。
まずはアクリル塗料の「木甲板色」を塗装。
肌色みたいな色なので、ちょっと木には見えませんね。
ここで、シンナーを多く入れた「アクリル塗料のクリアオレンジ」をサッと塗装。
木箱に注目。
クリアオレンジを入れた方が「ニスを塗った木」に見えますね。
ムラがひどいですが、後で艶消しクリアを塗っちまうので、気にしないで作業を進めます。
ニッパーのグリップ部分は「アクリル塗料のクリアレッド」を重ね塗り。
この大型ニッパー、「電流線」も切る必要があったようで、持ち手部分は「木では無く、絶縁体だった」という説があります。
なので、木甲板色の上にクリアレッドを塗って「ベークライト」っぽくしてみました。
実物の木部は、もっと白っぽい色だったと思います。
が、それだとプラモが「単調」になっちゃいましてね。
アクセントのつもりで、「木」を強調してみました。
で、いよいよウオッシング。
エナメル塗料の黒(黒だったらなんでもよろしい)をエナメルシンナーで思い切り薄めて、平筆で塗りたくります。
凹んだ部分を強調するが主な目的ですが、「水アカ」を表現する意味もあるので、筆は「上下方向」に動かします。
画像は車体しかありませんが、先日苦労して塗装した「転輪類」も同様に塗装します。
よく、戦車プラモの作り方を見ると「ウオッシングや墨入後にデカール貼り付け」という方法を見ます。
ただ、これだとデカールだけが新品に見えちゃうと思いましてね。
アッシは
①車体色塗装後にデカール貼付
②デカールがウオッシングに耐えられるように、艶消しクリアを塗装
③アクリル塗料で細部を塗装
④最後にウオッシング
という手順で塗装しました。
で、綿棒にエナメルシンナーを含ませて、エナメル塗料を拭き取ります。
ここでも綿棒は「上下方向」に動かします。
まあ、自分が「雨水」になったつもりで拭き取ればよろしい。
で、よく「ラッカー塗膜はエナメルシンナーに溶けない」って言うけどさ。
タミヤさんのラッカー塗料は、エナメルシンナーに弱いのよ。
綿棒でゴシゴシ吹いていると、ラッカーの顔料が付着してたりするのよね。
これを防ぐために、「予め艶消しクリアを塗装」しておくのだよ。
とまあ、塗装順序はアッシなりに考えましてね。
一般的なAFVの塗装とは異なる部分が多いんですよ。
それだけ、色々失敗しているんだよね。オレ。
勝手にリンクを貼っちゃいますが、戦車プラモを製作するに当り、
こちらの動画を30回は拝見いたしました。
仲田先生、本当にありがとうございます。
お陰様で、楽しみながら戦車プラモを製作しております。