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2018年12月23日 イイね!

ジムニー歴史館さんへのお礼

さて、ジムニー歴史館に行きましたら、ジムニーのおもちゃの展示が有りましてね。
で、当然そこには

これもある。
が、箱のままでしてね。
オーナーの方曰く「不器用だからプラモは苦手」。
逆に、実際のボディの溶接や塗装は出来るんだそうです。

アッシに言わせれば、プラモ作って家族に「こんなモノ、どーするよのさ!!」って呆れられるより、そちらの方が人様に喜ばれる素晴らしい技能だと思っております。

しかし、プラモデルは作ってナンボ。
かといって、歴史館にある未開封のミニ四駆を預かり、製作代行・・・と言う程の技量もありません。

が、今日は色々と物事の考え方を勉強させて頂いた者として、お礼をしない訳にはいかない。

なので、

自己採点では65点とギリギリ及第点でしたが、ジムニー歴史館さんで展示してもらう事にしました。

人様に見て頂く程の完成度ではありませんが、相応しい場所に置いてもらうのが、この子にとって幸せなんじゃないかな・・・と思っております。

ミニ四駆のジムニーワイドは未完成品がウチにありますので、再度製作します。




タイトルとは関係ありませんが、

場違いなクルマが一台いますね。
Posted at 2018/12/23 22:03:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | オモチャ、プラモデル | 日記
2018年12月23日 イイね!

ジムニー歴史館で勉強させていただきました

プラモ作りをお休みしまして

ジムニー歴史館にお邪魔いたしました。
個人で運営している歴史館でありまして、入場料は無いんですが、寄付金という形で1200円を募金いたしました。

入口には

LJ20(水冷エンジン搭載車)が展示してありまして、綺麗にレストアしてあります。
インパネ。

最近のクルマにはアレヤコレヤと付いておりますが、この子は必要最小限の装備です。
Simple is Best.ですね。
クルマってこれでいいんです。

こちらにはジムニーの原型になった「ホープスターON型」も展示してあります。
これ18台しか生産(というかほぼ試作ですね)されていない貴重なクルマです。
一度、石川県の日本自動車博物館で見たことがありますが、ここにも展示がある。
良く残っていたな・・・と思っていたら、日本自動車博物館に展示してあった車両を持ってきているんです。
どうも「大人の事情」ってのが絡んでいるらしいですね。
こういう貴重車の画像が残っていないんです。
理由については後述します。

珍しいジムニーも展示してありまして

これはバギータイプですね。
フレームがあるジムニーですから、こういうことができるんです。

これも珍しい。

一見、普通のジムニーですが、この子は「なんちゃって四駆」。
フロントに動力が伝わらない「2WD」です。
どうもパジェロミニの「なんちゃって四駆」に対抗して作られたらしいですが、100台作って終わっゃったという、かわいそうな子です。

ジムニーの構造が良く分かる展示。
これは初代。

ラジエターファンがあるから水冷のLJ20だと思います。
先代ジムニー。

出力向上に合わせて、フレーム、トランスミッション、トランスファー、プロペラシャフトが強化されています。
基本構造は初代と変わらないんですが、進化しているんですね。
一目で構造が判る、素晴らしい展示です。


ところで、こちらは個人で運営・・・と紹介いたしましたが、オーナーの方はその世界では有名な「ジムニーマスター」さんでありまして、ジムニーの「性能向上部品」を作っている方であります。

その考え方が凄いんです。
ジムニーでラリーをやったりしていると、どうしても「ここを改良したい」という部分が出てくる。
それを企画して、実際に作ってみて、改良して完成させる・・・と仕事の基本を忠実に守っている。
例えばこの部品。

これ、スタビライザーを解除するピンです。
・4WDなので、クロカン走行する時にスタビライザーが邪魔になる。
・でも舗装路で走行する際には、スタビライザーが必要。
・クロカンやる毎に、スタビライザーを外すのは面倒
ということで、このピンを抜くだけで「スタビライザーが解除される」という優れもの。
文章で書くと「ああそう」で終わっちゃうんですが、このピンが折れやすく、何とか改善したい。
でも、
・金属を無暗に固くすると、脆くなってダメ。
・柔らかすぎても、曲がっちゃうからダメ。
と要求性能が厳しい。
で、どうしたかというと「高周波焼入れ」で表面だけ固くして、内部は柔らかくする・・・これでピンの折れが解消されたというんです。
ここまでたどり着くには、相当な苦労があったはずです。
でも、失敗と改良を重ねて完成させた部品であります。

他にも
・2サイクルジムニー用チャンバーで出力向上
・雪道や泥道を走っても、ホイールの裏側に溜まらないホイールの製作
・フレーム直結牽引フック
・リーフスプリング取付部を保護するカンガルーバーの製作
等、自動車メーカーが手掛けない部分を改良するパーツを製作しているんです。
で、改良点が全て理屈に合っている。
機能が優れているものは美しい・・・これを「機能美」と呼びますが、こういうモノを考えて、失敗を繰り返し、完成させるんです。
仕事の考え方、進め方が完璧なんです。
こういうやり取りを2時間程させていただきまして、大変勉強になりました。


こういう自動車メーカーがやらない、出来ない部分を補う「優れた部品を愛車に取付ける行為」を本当の「チューニング」と呼びます。
この考え方もアッシと合致して居りましてね。
会話が実に心地よかったです。

とまあ、理詰めのやり取りをしておりましてね。
ホープスターON型の撮影なんかすっかり忘れてしまいました。
Posted at 2018/12/23 17:40:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | お出かけ | 日記

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