本日、DENON DCD-755の新品ベルトが届きましたので交換しました。
交換の動画にすればアクセスを稼げると思いますが面倒なので。。。
巷にあふれていますよね。こういう動画。
何処が作っているかというと「修理屋さん」が多い。
要は修理屋の宣伝もあるかと思います。
でも肝心の部分の情報は教えない。教えたら依頼が来ないから、かも。
でもお教えしている個人の動画やWebサイトもあるので辛抱強く探します。
結構ヒントが載っててるんですよね。
DCD-755 のピックアップがKS-213Cというのは開けてみて分かったのです。
そしてベルトで開閉するというのも分解してみて分かったのです。
マグネットに付いているラバー変形も開けてみてわかったのです。
要は開けてみないと分からない事も多いのです。
DCD-755のトレー開閉で困っている方が多いのもWebサイトで分かりました。
ベルト交換ですがはっきり言って面倒ですが、修理屋に依頼する程でもありません。DIYでやってしまいましょう。
①筐体の蓋を取ります。後ろの+ネジ2本と両サイドの+ネジ4本
②CDを挟み込むマグネットとカバーのASSYを、時計ドライバーで2本
もしラバーが変形していたら張り替えましょう。壊さないように3つの爪をずらしマグネットをカバーASSYから外してホームセンターに売っている薄いラバーを貼ります。以前のブログを参照してください。
③マグネットカバーを外したらトレーが開閉動作すると思います。ベルト切れていたら動かないかも知れません。手で動かすしかないかもしれません。要は開けたまま電源を切ってコンセントを外して、メカを外すのです。
トレーを閉めたままでも可能かもしれません。
④トレーの前面カバーをスライドして外す
⑤コネクターの配線類を基板から外して、トレーが開いたままメカを外します。4本のネジで固定されています。
メカを外さなくても交換できる場合もあります。ベルトを外すことは出来ましたが付けるのがなかなかできなかったのでメカを外しました。
ギヤのカバーを上にあげてベルトを外しました。
外したベルトと新品ベルトです。伸びていますね。
25φ 1.6mm角ベルトです。こちらで買いました。
CDパーツマンというサイトです。
ここには各種ピックアップも売っています。
もし色々な工具を工夫して新品ベルトを取り付け出来たらそれで修理完了になります。
私はベルトをギヤ部分に落としてしまいグリスが付着してしまったので、メカ部を取り外しました。グリスが付着すると滑りますよね。
メカ部を外してギヤのカバーと、トレーが開いた時にスイッチを押すセンサーがあるのですがそれも外しました。
ギヤのカバーとセンサー板とベルトを写しています。
ギヤカバーを外したらベルトの取り付けは簡単です。
この様にギヤ部が露になります。
モータープーリー部です。
グリスで汚れたベルトをアルコールで拭きとって取り付けました。
ギヤのカバーを元に戻します。
ギヤカバーはこの画像の中央付近ですがミニマイナス等で外していきます。
壊れそうですが壊れませんでした。割れたら無くても良いかも。
ギヤのカバーを元に戻してトレー開センサー板を元に戻して、メカを取付、コネクター配線を元通りにして動作確認となります。
これはあくまでベルト伸び・滑り、マグネットクッション変形の場合の修理方法です。読み込み不良ならピックアップ交換になると思います。ピックアップも紹介しましたサイトで買えます。
動作確認、問題なしです。CDの情報読み込みも早いです。SONY CDP-A39は時間が掛かるのですが、DCD-755はトレーが閉まってから2.3秒で読み込み、すぐに再生可能です。
これでメカ部は修理完了ですので機会を見て
アナログOPAMPを交換できるようなソケット式にしようと思っています。NEC μpc4570C でも全く問題ないのですが、
取り替えてみてどう変わるやってみたいですね。そしてDACはBBのPCM1702で20Bit処理のようです。これで2000年製造です。20年も昔のものです。
(追記)
電源基板とコントロール基板を筐体から外して確認してみましたが、劣化もなく問題ないのでこれで終了とします。OpAmpはインピーダンスを低くする為のブッファなので、交換してもあまり意味ないのでこのままとします。
上位のDCD-1650AZがPCM1704採用らしいです。24bitになります。
光D端子に出てくるのは16bitですけどね。CDフォーマットは44.1kHz/16bit です。
家庭用DATも流行りましたね。CDを車に積むのは嫌だからとMR-2にまずAIWAのコンパクトDAT機器を積んで、それからSONYのDATカープレーヤーに変更、積んでいました。DATだと家で曲順とか編集できるから。
調べてみるとSONY DTX-10 でした。
DATのカーオーディオですよ。CDではなく。出してたのはSONY位かもバカ高い。12マンくらいのやつです。
アンプはAlpine3542と3540です。座席後ろにBOXのナカミチをパッシブサブウーハー回路を考案して鳴らしてました。これももしかしたらBOSEが真似たのかも。でも考えることは皆さん同じです。
BOSEは積極的にパッシブ回路を採用していました。ギミックというか。
大きなコイルと大容量の抵抗でローをブーストするのですよ。つまり大容量抵抗で周波数全体を減衰させ、100Hz以下を通す重たいコンダクタでLoを上げるという。昔も色々やってました。
そういえばカーDATプレーヤーは何回もSONYにオーバーホール出してました。
昔オクで高く売れました。。。
Posted at 2021/12/28 21:49:08 | |
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