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2020年09月22日 イイね!

ビデオカメラ プラグインパワーキャンセルアダプター製作

ビデオカメラ プラグインパワーキャンセルアダプター製作前回の続きです。

プラグインパワーのマイク端子にライン入力するものです。
(プラグインパワーマイク ライン変換アダプター)
回路図は前回のブログに掲載しています。

テスト回路にて設計に問題ない為、今日パーツ屋さんに行って早速作成しました。
前回の回路でコンデンサーを10μFとしてましたが、ケースのサイズの選択ミスで10μがケースに入らないので4.7μFとしました。安全上は容量が小さい方が良いのです。
それから減衰量がちょっと少ないみたいでしたので20kΩを39kΩに変更しました。作成して確認したら20kΩと39kΩの中間ぐらいが良さそうでした。

抵抗は金属皮膜抵抗で精度は±1%です。コンデンサは手持ちのWIMAというドイツ製のオーディオ用で手持ちを使用しました。

パーツ屋さんで選択したプラのケースですが、思ったより小さかったです。
ですからコンデンサを小さくしました。



こんな感じとなります。

他のメーカーのビデオカメラに適合するか分かりませんけど基本は押さえてあります。この回路を利用するならばコンデンサの定数、アッテネーターの抵抗の定数を変更したら行けるんじゃないかと踏んでいます。
外部マイクの音量設定が自動でしたら、リミッターが適度にかかるようにヘッドフォンで聞きながら抵抗値(20kΩ~50kΩ)を変えてみるしかありません。
民生用機器のリミッター(自動音量)は反応が速くリリースを遅くしてあります。
コストの問題が大きいのとオーバーロードによる音割れ防止の為です。

適切な調整方法としては、リミッターが掛かる率を少なくすることです。
耳で聞きながら判断していきます。

リミッターが掛かると自動で音量を落とします。そしてゆっくりと音量を上げていく動作をします。私が最も嫌う機能です。それの繰り返しで不自然です。
ですからライブ等の撮影は必ず音量はマニュアルで細かく設定します。
もちろん入力オーバーでは歪ますし、音量が小さかったら編集時全体の音量を持ち上げる必要があるのでノイズが目立ってしまうのと、折角の16Bit分が使用されず12Bit分しか録音されていないという事態になります。音割れよりは良いのですがね。ダイナミックレンジが少なくなります。

今回のビデオカメラ外付けマイク端子のライン変換アダプターとは話が異なりますが、もしハイレゾの24Bit録音なら録音レベルを小さくしていても、後でレベルを持ち上げてもCD規格の16Bit位たやすいですから融通が利きます。

最近のライブ録音はそういう安全性も見込んで48kHz/24Bitフォーマットで録音するケースも多いかと思います。ソースがCD規格(44.1kHz/16Bit)を外れる(超える)とハイレゾ音源として成り立ちます。元々のライブレコーディングファイルをハイレゾのまま残してあるなら、音が良いか悪いかは別としてフォーマット上はハイレゾとなります。ビジネス上は有利になるかもしれません。
Posted at 2020/09/22 20:55:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月20日 イイね!

ビデオカメラの外部マイクプラグインパワー → ライン変換アダプターの設計

ビデオカメラの外部マイクプラグインパワー → ライン変換アダプターの設計最近のビデオカメラは気軽に操作が出来て良いのですが、マニュアル関係の機能がかなり省かれているんですよ。マニュアルで色々操作や設定をしたい人向けの数十万もするプロ用はあるんですけどね。知り合いのアマの趣味カメラマン?は、ライブ時は後付けマイクが取り付けられる大きなカメラを持ってきます。そしてキャノン端子もあり、ミキサーからのLINEも収録したいからとラインから信号を分けたりしているのです。
私もライブ全体を撮りたいときは家庭用のHDビデオカメラのマイク端子から、自作アッテネーターでLINEからマイクゲインまでゲインを落として収録したりしていたのですが、最近のメモリーカメラでそれをやろうとしたらノイズでマイク端子が使えないのです。原因はマイクのプラグインパワーの電圧が切れない設定なのです。民生のコンデンサーマイクの電源となりますが端子に電圧が掛かりっぱなしです。
電圧はLとRそれぞれに1.5V程度ありました。

以前から使用していたアッテネーターの自作アダプターです。
ライン電圧をマイク電圧まで減衰するアッテネーター抵抗です。



そして、SONYのDVテープ式のハイビジョンビデオカメラです。



ところがWindows10でPC取り込みソフトが変わってしまい、テープ式HDは動画を簡単にPCに取り込めなくなったのです。

ですので、最近のメモリーカメラは動画データを簡単にPCに取り込めるので、同じように音声を昔から使っていたアッテネーターアダプターに接続してラインインとしたらノイズの嵐です。使い物になりません。SONY HDR-CX430Vです。この機種はマニュアルでマイクの音量を変えられるのでと買ってました。

原因はプラグインパワーの直流電圧が切れない事なので、ちょっと頭をひねって対策用アダプターを設計してみました。



この様な回路になります。
多分行けるはずです。
近日中にパーツを買いに行って作ってみます。

プラグインからの直流電圧がノイズ減となります。ですからコンデンサでカットするのです。音声だけ取り込みDCはライン出力側に行かないようにします。それからマイクゲインですからラインからマイクゲイン迄ゲインを落とすためのアッテネーターです。又マイク側は電圧が低いのでケーブルを短くしないとノイズを拾います。

ついでにアッテネーターの代わりにボリュームをと考える方も居られるかと思いますが、その場合はマイク側にもコンデンサを追加すればいけると思います。ボリュームの場合はCCW側いっぱいに回すとプラグイン電圧をショートしてしまい供給側のカメラ回路が壊れる恐れがあります。ですからアース側に1kΩ程度の抵抗を入れる必要が生じます。くれぐれもご注意を。

もしグランドノイズが出るなら、トランス式も考えられます。アイソレーショントランスで完全にアイソレーションするのです。スピーカーのハイローコンバーターのマイク版となります。トランスはマイク用であるかどうか分かりませんけどね。色々開発して販売しても良いのですが・・・

アダプター作りましたらブログで報告します。

レベル調整式のものを設計しました。新しいブログです。
Posted at 2020/09/20 22:45:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月19日 イイね!

ODOキリ番 ショット

ODOキリ番 ショットもう少しで2万キロという時点で、上手く車両の姿を撮影しようとしたのだが突破しそうです。ガソリンを入れて洗車してメーターをパチリ。
走行中はカメラ操作は出来ないので近くのショッピングセンターまで向かいます。

ギリギリ駐車したところが20000キロとなりました。
走り出した直後20001となりましたので本当にギリギリでした。



本当に代り映えしませんねー



天気が曇りなのが残念です。
Posted at 2020/09/19 19:16:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月07日 イイね!

手持ちアンプの特性測定 簡易ダンピングファクター測定編

手持ちアンプの特性測定 簡易ダンピングファクター測定編手持ちアンプのダンピングファクターを測定してみました。
測定は簡易的な負荷のON/OFFスイッチ方式です。

スピーカー端子電圧オープンとダミー抵抗を繋いだ時の電圧差です。
負荷をかけると電圧は下がりますから、電圧低下が少ないとはアンプのインピーダンスが低いことを意味しています。

ダンピングファクターとは、低域でのアンプのスピーカーに対する駆動力です。
以下は高級オーディオメーカーLUXMAN説明の引用です。

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ダンピングファクター(DF)の数値はアンプのスピーカーに対する制動力の性能をあらわしています。
具体的には、アンプの出力インピーダンスがスピーカーのインピーダンスに対して、どれだけ小さいかを数値にしたもので、例えば8Ω負荷時のダンピングファクターが100のアンプの出力インピーダンスは8Ω÷100=0.08Ωとなります。ダンピングファクターの値が小さいと、アンプからスピーカーに送り込んだ音楽信号の電流が逆起電圧を発生させ、それによってスピーカーがまた振動してしまうという現象を引き起こしてしまいます。いわゆる「たるんだ低音」という表現がされるとき、この原因による場合があります。ダンピングファクターの優れたアンプでは、充分に出力インピーダンスが小さいため、スピーカーが再度振動することによるだぶつきが発生せず、本来音楽に含まれていない余計な余韻の無いしまった低音を出すことができるわけです。
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大抵のアンプの周波数特性は、可聴周波数域(20Hz~20kHz)を完全にカバーしています。それもほとんどがフルフラット±1dB以内です。それは電気的特性ですから音質とは別のものです。

音質や個性を表すものとしては、方形波反応波形(反応性)である程度分かりますが、ダンピングファクター(DF)の値も大きいです。改造を加えたものとか、コンデンサを交換した物とかで変化があるのかが興味深いです。
今回手持ちアンプでどんな結果になるのかを測定してみました。

ちなみに自宅スタジオでのYAMAHAのモニタースピーカーを駆動しているアムクロンD75Aは、DF値はカタログ値で400以上です。これはYAMAHAのライブ用P-1600(DF値200)より明らかに低音が違うのは分かります。低音がだるいとモニターとしては使えないのです。
音作りの際、スピード感も決めるのでだるいとどうにもならないのです。
アタックも重要です。鋭いアタックについていけないアンプは使えません。

結果がこれですが、ナカミチPA302Sが最も高いです。周波数特性や方形波反応を見るとAlpineよりだるい印象ですが、低音の駆動力は確かだと思います。

AlpineのMRV-T300よりT500の方が良いのは、T500がパワーTrがパラで出力を稼いでいる設計だからです。パラだとインピーダンスは低くなりますから。
それはコンデンサーでも同様です。同じ容量でも大きいサイズの物をひとつより容量が低いものをいくつも並列接続の方がインピーダンスは低くなります。



例えばハイエンドオーディオメーカーのアキュフェーズは800とか1000とか当たり前の値ですからね。ナカミチPA302Sは負荷抵抗が5Ωでの測定値なのでもし8Ωで測定したら700位行くかもしれませんね。

DFが高いとスピーカーケーブルを極太にしなくても影響は少ない方向となります。DF値が低いとスピーカーケーブルの芯材や抵抗値の影響を受けやすくなります。
つまりDF値が低いアンプでケーブルの線が細いと、アンプ迄の抵抗が増えスピーカーの制動が低くなくなりだるくなってしまうのです。
ケーブルで音が変わるというのはこういう事を表しているのだと思います。太いことは良いのですが限度もありますよね。どこかのサイトでDF値でのケーブルの太さの選び方のサイトもあったようです。
私自身ケーブルで音が劇的に変わるとは思いませんし、定番(好評)のケーブル使用で問題ないです。お金の掛け方ですよね。最も音の変化が大きいスピーカーよりケーブルの予算比率が高かったら本末転倒ですよね。
Posted at 2020/09/07 20:38:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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