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チェンジギアをピッチ1.5mmに合わせて

この時は40-60-57-40の1.508mmとしましたが、
40-50-65-55の1.501mmの方が精度良くなりますね。

M27P1.5のネジを切ります。


なぜだか　山がなくなった？？？
先端の2cmほどの細い部分も実は失敗して落としたところ

バイト切り込み量は0.1〜0.2mmとして、
根元まで切り込んだら、
バイトを引っ込めて、
ハーフナットを開いて、
往復台をダイヤル1になるところまで戻して、
ナットを閉じて、
前回より少しバイトを出して、
を繰り返したんですが
ねじ山がおかしくなりました。

まぁ、
もともとこのベアリングナットの外径の偏心を

修正したかっただけなので、
こんなネジでも用事は足りました😬



うちのミニ旋盤は主軸のベアリングをアンギュラに変えているので、
プリロードをかける関係上
ベアリングナットは精度が良い方がいいかなと。



きれいに回るようになりました。
が、3000rpmでプルプル振動するのは、
ここのアンバランスではなかったということになります。


。
。
。

この後、
M10P1.5のオネジ切りを練習してみましたが、
どうもハーフナットを開くとおかしくなるみたい。

前から、この辺はよくわかっていなかったので、
まじめにお勉強してみる。

親ネジのピッチは1/16インチで、1.5875mmです。

ダイヤルは16丁のギアに8目盛となっています。
ダイヤル1回転で、1／16 x 16 ＝　1インチ　＝　25.4mmです。

ダイヤルを同じ番号のところで使えばいいんじゃない？
と思っていたのは大きな間違いで、
ダイヤル1回転分　＝　25.4mm 往復台が動いたところで噛み合うこととなります。

つまり前回1.5mmピッチのネジを切るときにダイヤル1回転分
往復台を動かしたということだと、
25.4mm ＝　1.5mm x 17山 ー 0.1mm　動かしたこととなり、
0.1mm左へずれていたのですね。
毎回0.1mmずつ　ずれて切っていくので
だんだん山がなくなってノコギリみたいになったということみたいです。

0.1mmのずれは最初のうちはちょっと気がつかないですね😭




インチネジっていうのは、
ピッチはインチの分数なので、必ず1インチがピッチで割り切れるんですね。
これはねじ切り機械の側から見るとすごく良くできた規格ですね。




ミリネジだと、ピッチは　おおまかには
0.4、0.5、0.7、0.8、1.0、1.25、1.5、1.75mm
ですから、
これらの最小公倍数は、？？？？

ダイヤルのギアを16丁から17丁にできれば、
ダイヤル1回転で26.9875mm　＝　約27.0mmとなるので、
ピッチ0.5、1.0、1.5mmだけは、ダイヤルが使えるかな。
他のピッチもということになると
ギア丁数やダイヤルの目盛がややこしいことになりますね。
これは、
親ネジがミリピッチのものであっても、
ややこしさはほとんど変わらないわけで。。。　　←妄想です



ということで、

封印


ミリネジの時は絶対にハーフナットを開いてはダメで、
主軸逆回転で対応する必要があります。

デブコンで補修したプレートの破損原因は、
強度不足だと思っていたのですが、

じつは、
主軸に噛み合う25丁のアイドラギアの焼き付きのせいでした。
ギアの厚さ方向がギリギリだったため
熱膨張で、がじって食いついたみたいです。

なので、
ギアは25丁と20丁で3の倍数ではないので、
三爪チャックでは芯が出ません。
薄板でくるんで、シムを使って芯出しし、

ドリルとリーマで穴を大きくして


オイレスブッシュを入れました。
さらに、ギア厚さは少し落としておきました。（ベルトサンダーで）

で、
再びプレート補修

ステン板(ちょうど良い鉄板が無かった)に穴をあけ
もげた部分ともどもメタルロックで接着。
接着のつきを考えると鉄がいいんですけどね。。

主軸と25丁アイドラギアのバックラッシュは

プレート自体の上下で。
けれど純正ではねじ穴に余裕がなく、ほとんど調整できません。
噛み合わせが浅すぎるので、
今度作るのは、やや長穴にしようと思います。


アイドラギアと45丁ギアのバックラッシュは、
うちのはほとんどゼロでギチギチでした。

これは、
この回転方向切り替えレバーの

支点穴の下の方を少しばかり、0.1〜0.2mmほど削ってやれば、
アイドラギアは上方向に逃げられるようになるので、
バックラッシュが生じます。
ただガタにもなるので、削りすぎには注意です。


チェンジギアBCは親ネジのギアDと合わせ、

この裏側ナットを締めますが、
ここは12mm六角のナットに変えておいた方が
工具がかりが少しは良いかと思います。

あとは、ギアBCをギアAに噛み合わせますが、

ここのナットも12mm六角に変えておいた方が良いです。


これでねじ切り復帰できました😀

つづく

ミニ旋盤の主軸の後ろ側には
自動送りやネジ切り用のギアがたくさんついています。


そのベースプレート（部品名はカバー、タイミングベルト）が

割れました😭
亜鉛ダイキャストのようです。
ひび割れがきて、ポロポロかけはじめたたと思ったら、
崩れました。



期限切れのデブコンを盛り盛り



ヒートガン当てすぎて、ガスが沸いたみたい
とてもグロくなりました。


元々の原因は
プラカバーのネジを締めすぎると、
このベースプレートが引っ張られて右上のところが曲がって
浮いてしまってました。
それを元に戻そうと逆に曲げた際にヒビが入っていました。


かなり歪んでるので、クランプが難しいけど

エンドミルで整形。
案の定、巣だらけ😓





できました♪
空運転。

いきなり速度あげすぎだったかな

割れました😭


やっぱりアルミで作ろうと思います。

MCナイロン製ワッシャーをちょっと薄くして


けがいて


切り出して


シフトフォーク製作
今まではギアがプラ、フォークが鉄だったのを
ギアが鉄、フォークをプラにしてみます。
変速は停止時のみなので、強度的にはオッケー👌
なんですが、うっかりして　動いてるときに操作したら壊れそう。


組み込みのため　また分解♪

どうも音がすると思ったら、まだ擦れてたみたいです。


現物合わせで、こんなんなった😀


オッケー👌かな？

試運転では、オッケーのようですが、
ローでの空運転だと負荷が小さいのと、
モーター制御がちょっと荒っぽい感じがするためか、
ギアのバックラッシュの歯打ち音が聞こえるような気がします。


金属ギア交換　できました♪

この前分解したときに
ローギアの方の刃先が細く見えたので
減ってるのかな？と思い、ebayで捜索。

いつもの白い袋　到着。

金属製ギア
$21.99 = ¥2490


バリ取り　面取り
USB充電のミニルーター良いですよ😀

なんとかブラックデーとかで割引してて　2159円

分解♪
シンプル
なかなかよくできてると思います。



5インチになってチャックが重くなったのでギアの負担も増えたはず
壊れる前に交換しておきます。

もともとのプラのギアは減ってたわけではなくて
歯数が少ないギアは刃先が細くなってるんですね。
歯数が多いと台形に近くなるそうです。

うちのはギアの位置決めカラーが入ってないので

軸方向規制のため止めネジのタップをたてました。



なんとなくシフトフォークの座りが悪い感じ


とりあえず組み立てて回してみたけれど、
ローギア側だけ騒音が凄い😆


。
。。

やっぱりダメ
分解♪

ここが当たってる。
切り替えアームは円弧の動きなのでシフトフォークは上下にも動きます。
ローの時フォークの上側のクリアランスが足りなくて擦れてました。
金属ギアはこの辺の寸法がちょっと違ってるので注意です。

ベルトサンダーで擦れなくなるまで削りました。

ボールがカチッとなる位置よりももう少し動くようになり