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2023年11月19日 イイね!

タップを作る

タップを作るおもちゃのテッポーがぶっ壊れたので、
部品を購入するも、
寸法が変わっていてはまらない。
もとのめねじ寸法 1"1/8-16くらい
必要なめねじ 1”3/16-16。
ピッチは同じなので、少し太く広げてやれば良い。





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なのでタップを作ります😀
テッポーといってもアルミ。ホンモノでもアルミ。
なので材料はS45Cで十分かと。
画像真ん中のタップは形状観察用。


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現めねじをパイロットにする先端部を設けて、芯を出す作戦。



-16はインチネジ
A40、D40でBはなんでもいいというやつか。
AとDがおなじということは、

つまりチャック主軸と親ネジが同速度回転。
親ネジピッチも-16(1/16インチ)ということですね。

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使わないギアが1枚余分につく感じ。

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おねじを切って

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ナットがはまるようになりました。

ここまでで、半日。



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溝を掘ることで切り刃をつけます。
中心より向こう側まで削ることで刃先を鋭角に(すくい角)

ギザギザな完全ネジ部に気を取られていましたが、
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切削の主役はテーパ状の不完全ネジ部なんですね。
ここが食いついて削っていく部分ということで、完全ネジ部は飾りに近いというか。。。
しかも、このテーパー部は逃げ角を付けないと抵抗で切り進まなくなるようです。

どおりで試し切りしてみたのですが、ちっとも切れないわけで。。。

ここまでで、1日終了。。。
なかなかハードな工作。


テーパー部分の逃げが少ない感じなので、
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溝加工を深く。
S45C材料に超硬エンドミルの組み合わせは切り込み深さを小さめにしておけば意外にサクサク削れます。

切り刃の反対側も逆回転させた時に切り粉を切り離す役割が大事みたい。
重くなったら逆に少し戻してまた回すと切り込みますよね。

なので、
刃先角が90度くらいになるように45度傾けて固定して、溝加工を追加。

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テーパー部の逃げ角はヤスリやベルトサンダーで。
切り刃のところには当たらないようにして、向こうに行くに従って強く当てる感じ。
ドリル研ぎの時の逃し方と似た感じですかね。
いや、反対向きかな?
ドリルの時は刃先に向かって逃す感じ。

このタップは刃先の寸法を変えたらいけないので、刃先は触らないようにしないといけないから難しいかも。


試し切りで食いつく感じが出たようだったので、
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焼き入れ!


なんですが、
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全ネジ部にかかった途端にひどく重くて進みません。
どーも下ギリ細めにしてしまった時のような感じ。
タップが詰まるというか、ねじ山が底付きしているというか。。。


当初、ピッチが同じなので径を少し広げていくイメージだったのですが、
径の差が意外に大きくて、オーバーラップしていませんでした。
つまりもともとのめねじの外径より加工しようとするめねじの必要な下穴径の方が大きいという状態でした。

それでもむりくり進めていったのですが、
傾いた!!!
下側だけ長くなってるため、力のかかりがアンバランスになって、斜めに進むよう。。。



作戦変更。
下穴加工をすることにします。

フライスで、
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かなりアクロバットな固定ですが、ミニフライス意外に頑張れる!

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精密バイスはこういうとき頼もしい。
芯出し&ボーリング。下穴はφ28.6mmに。


自作タップは急遽お尻のところをφ25にしてコレットチャックでつかみました。
焼き入れした後だったので、旋削するとき4面取ったところがガツガツいって大変でした。
表面だけバーナーで焼いただけなのに結構硬くなるものですね。
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3山くらいかかったところで重くて回せないので、

万力に移して
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24スパナで手回し。


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切れた!

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できました♪

でもこれ、練習用のポンコツ部品でのテストでした。
いまいち本番の不安が拭えていない感じもあるのですが。。。


売っているタップは、いとも簡単にめねじを切ることができますが、
なかなかに工夫されていて、真似して作るのはとても難しいということがつくづくわかりました。

ちなみに

けっこーお高い。


追記ーーーーーー
パイロットのところをおねじにすれば良かった模様。。。

ん?
でもこれだと、ある程度深いめねじじゃないとうまく行かなそう。。。
Posted at 2023/11/19 21:27:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニ工作機 | 日記
2023年11月05日 イイね!

けるひゃ〜

けるひゃ〜なんだか焦げ臭い匂いもするし、
水圧も弱いような気が。

壊れそうな予感。。。











分解!

と思って工作室に持ち込み、
ばらし始めると


水入り口のフィルターがサビでいっぱい。

てことは、
フィルター清掃でオッケー、

なんだろうけど、やっぱり

分解!


ネジは奥まっているので、T15のドライバータイプがあると良さそうですが、L字型のしか持ってないので、ちょっとやりにくかったです。

モーター&ポンプユニット。


下のおっきいM8ネジを外すと

フタがバネで押されて外れてしまいます。
横にしてたので油がこぼれてしまいました。



斜めの板がぐるぐる回ってピストンを押すタイプですね。
どっかで見たことありますね。



3気筒。


この中にダイアフラムがあるんでしょうか?


部品の向きをよく確認して

組み立て。
オイルはテキトーにエンジンオイルを足しておきました。
(ほんとは工業用ギア油っぽい?)

ボルトのネジ部が長いので、バネを押し込む必要はなくて、均等に締め込んでいけば組まれます。さすがドイツの機械。



モーターのローターが真っ黒、一部てんこ盛りだったのでペーパーで研磨修正。
そのせいかブラシが少し変形していたので修正清掃。
焦げ臭かった原因はこれかな。

電線を挟まないように注意してカバーを組み付け。
このカバーが冷却風のダクトになっているのですね。
モーター&電気が水滴にやられないようにもなってるようで。



試運転

オッケです♪



じつは車洗いにはほとんど使ったことがない。



ぐるぐるノズルで歩道を少しばかり除染しておきました。

社会奉仕というわけではない。
Posted at 2023/11/05 18:29:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 分解マニア | 日記

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