こーるどすたーと5 からだいぶ間が開きました。
アタマの方がオーバーシュートして、
バラバラになってしまい、ずっと失敗続きでしたが、
今日はまぁ、うまく行きました。
かかった後の回転が高くなり過ぎですが、
降りてくるのでオッケーかな。
ログ全体。
前回からの確認&修正事項
ハンチングは燃料カットのせい?
オーバーラン燃料カットは、エンジン温度50℃以下では働かないようです。
なので、シロ。
ということで、
Pゲインを下げます。
完全暖気後、水温80℃以上では0.20でもハンチングしたりせずに反応も早く良好なんですが、始動直後はrpmエラー(目標と実測の差)がとても大きいためにハンチングしてしまって収束できなくなるみたいです。
エンジン温度テーブルによってゲインを可変できればいいのに、フルコンの仕様上できません。
始動時の空気吸入量を増やす設定は、
LINK G4+を参考に
これはクランキング開始からプラスされて3秒後にはプラスゼロされる補正のようです。
残念ながら、モーさんにはそういう始動時に関する補正が見つからないので、
Idle Normal PositonテーブルにRunTimeの軸をたてて、
エンジンがかかった(=500rpm以上になった)後、0.5秒間は開度を大きくキープできるようにして3秒後には通常値に戻る感じに。
(実際にはここの数値にPID制御値がプラスされるのでメンドー。アイドル制御オフに設定できればいいのに。)
悪いことに、
クランキング時は
このInitial Positionテーブルの値になります。
本来はアイドルコントロールオフの時の開度の値で、
スロットルを開けている時(=走ってる時)用ということ。
クランキング時はアイドルコントロールがオフなので、
ここの範疇になってしまっています。
たとえば、ここの値を大きく設定してしまうと、
走っている時にアクセルオフすると大きく開いていることになっていて、エンジン回転の落ちが悪くなったり、回転落ちてきてアイドルコントロールがオンした時とのつながりがおかしくなります。
そのため、オーバーラン時に適切になる数値に合わせることしかできない模様。
フルコン自体の仕様のミスに近いのでは?
(ああ、そっか、やっぱりエンジンかける時は少しアクセルを踏み込めと?
人間側の仕様が昔とは変わったということですね。)
Idle Max Outputテーブルに水温ごとの制限値を入れましたが、
無くても良さそうです。
Pゲインの数字が大きい時に開度が大きくなりすぎるかもしれないと思ったけれど、
Pゲインの値を大きくはできない(ハンチングするので)ようなので
とくに必要はなさそう。
Idle Min Integration Limit & Idle Max Integration Limit テーブルにRun Time軸を追加して、
エンジンスタート後5秒間はIゲインによる積分制御値を無効に。
その後の5秒間で±10まで許可。(=通常設定値)
気休め程度かと思いますが、スタート直後には必要ないはずなので、
悪さはしていないと思う。
最初の始動ログ詳細。
今回はログレートを上げて、こまかく見てみました。(まだ見てないけど)
パラメータによっては、データの更新レートがログのレートよりも低いです。
エンジンrpm 25Hz
MAP 50Hz
FePW 50Hz以上
アイドル開度 25Hz
アナログ測定量はフィルターとかもあるので、測定の周期が上限になるはず。
出力は、制御ごとに更新されているんだろうけれど、
燃料噴射は1噴射ごとで速い周期、
アイドル開度は制御周期がたぶん25Hz(速くしても、対象物の反応遅れがあるのでいいことはない)
な感じ ← 妄想です。
フルコンは仕様書とか公開されていないので。
限 た 使
界 ま う
値 に う
出 ち
て
く
る
Posted at 2022/02/27 13:28:09 | |
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