2011年07月31日
[西松・陸山会捜査を指揮]佐久間元特捜部長左遷・・・小沢裁判の行方は!
【抜粋転載開始】
8月1日付の法務・検察人事で佐久間達哉・大津地検検事正(54)が
東京都府中市にある「国連アジア極東犯罪防止研修所」(アジ研)の所長に
異動する。
佐久間氏は東京地検特捜部長時代に
民主党の小沢一郎元代表を狙い撃ちにして、
西松建設事件と陸山会事件の捜査指揮にあたった人物だ。
昨年7月に大津地検検事正に就任した際には
「地方検察の中でも大津の検事正は出世コース。
小沢捜査の“論功行賞”で同期の中でも一番早い出世だ。栄転だ」と、
検察内部でもてはやされたものだ。それが1年で外されたのである。
「アジ研なんて検察内部でもあまり知られていない組織です。
あからさまな左遷人事で、佐久間氏は検察の主流から追放されたも同然。
特捜部長経験者は最低でも主要都市の高検検事長ポストまで昇格するのが
慣例ですが、その道も断たれたのではないか」
(元大阪高検公安部長の三井環氏)
過去20年のアジ研の所長の前職を調べると、
佐久間氏のように地検トップの検事正まで任された幹部が就任したケースはゼロ。
露骨で異例の降格人事の背景に、供述調書の大量却下を招いた
「小沢捜査の失敗」があることは言うまでもない。
「検察トップの笠間治雄・検事総長は小沢捜査に最初から反対だった
といわれています。
いわゆる『現場派』のエースの笠間氏の慎重意見を振り切って
捜査にゴーサインを出したのが、『赤レンガ派』の強硬派だった佐久間氏であり、
後見役の樋渡利秋・元検事総長でした。
笠間総長は現在、小沢捜査のほか、
郵便不正事件の村木裁判や証拠改ざん事件など、
前任の樋渡体制で起きた数々の不祥事の尻拭いをやらされています。
当然、面白いわけがない。
赤レンガ派に対する『一罰百戒』の意味を込めて、
佐久間氏を徹底的に干し上げるつもりです」(検察事情通)
検察は当時の現場責任者を左遷させた以上、
小沢捜査の失敗を自ら認めたのと同じだ。
ますます無用な裁判を続ける理由はない。
【転載終了】
官僚組織は、検察はもとより、各省庁の幹部は東大法学部が占めている。
しかし、それが偏った行政、または司法の手法を取ってしまい、
同類の方達だけで周りを固めているため、
苦言を呈する人材がいないのが最大の欠点であり、弱点だと思います。
要するに、間違っていたとしても軌道修正できないのです。
間違っていても、いったん決めたものは変えない・・・
子供でも、間違いに気付けば「ごめんない」といって、
修正します。
東大は、それさえもできないのです・・・エリート意識のなせる技でしょう。
今日本に起こっていることは、年金問題等に見られるように、
間違っていたけど、増税で何とかしちゃえ・・・です?
今ネットでの論調はそこにメスを入れることだと思います。
要するに、東大一辺倒ではなく、
私大出身の省庁トップ人事(新卒採用の割合を変えていく)です。
勿論、東大出身の優秀な方々もたくさんおられますが、
民間で企業業績を伸ばしているのは私大出身の経営者と言われています。
理由は、思考が柔軟で先見性があり、
環境変化に的確に順応していく力があるからでしょうか。
このような柔軟性をお役人に求めたいですね。
「東大廃校論」も、このようなところからきているように思います。
米国の、デフォルト危機に見られるように、
米国を手本にしてきた日本にも何れは同じ環境が生まれます。
米国と日本の違いは、米国のドルは基軸通貨であり、
日本の円は、基軸通貨ではありません。
そういう面からみれば、日本の方が危険な状況だと思います。
破綻しない様、霞が関に柔軟な思考力を期待したいですね・・・
・ ・ ・ ・ ・ 相棒さんのなんちゃってコラムでした ・ ・ ・ ・ ・
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Posted at
2011/07/31 11:33:46
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