プロトレック PRW-1500J
これはもう仕事でもプライベートでも無くてはならない相棒。
作業を終え、暗くなった山の中で、斜面を登って林道へ戻る時、これが無かったら遭難してただろうと言うシュチエーションが何度もありました。
両手がふさがっていて、手袋・防寒着と言う冬山で、服の上から付けられて腕を振れば照明が点く。
ソーラー充電が出来て電池切れの心配無いし、電波時計だからいつでも完璧に時を刻んでくれるし、水の中でもジャブジャブ入れ、木や岩にガシガシあてても壊れる気のしないタフさ。温泉の温度だって測ります。
気圧の変化にもセンサーは敏感で、変わりやすい天気を察知して行動が取れるし、出発点からどれ位登ったのかも一目瞭然。
もう時計と言うより仕事道具の一部。
でも、そんなこいつも15年位していると表示されない液晶が、、、、、、、
新しいプロトレックを探しても、こいつ程の機能を盛り込んでいるものが見当たらない、、、、、
しかも、その機能がパッと一目で視認できる所がこいつの凄い所。
表示されない液晶に見難いな~と思いつつ、ここ数年買い換えようかな~~~
と探していても、良い機種が見つからなくて、、、、、、、
そんな時、駄目もとでカシオに修理を頼んだら何と出来ると言うでは有りませんか!!!
以前、ダイビング用の時計をカシオに修理を頼んだとき、部品が無いから出来ないと言われ苦い思いをしたのですが、、、、、、
あれは23年も前のスキューバ用の時計だったから、、、、、、
15年前のプロトレック PRW-1500Jは液晶、バッテリー、防水のメンテをしてくれると言う事で、迷わず申し込みました。
ネットで申し込んで、時計をサービスセンターに送るのですが、、、、、、、
な、な、何と、、、、、、、、液晶が治ってる!!!!
あ~~~~~、これ良くあるやつだ~~~~~~~。
壊れているのを我慢して使っていて、イヨイヨ買い替えようと思うと復活するあれだ~~~~~。
そう言う事、有りません???
僕は、長く使っていた物になればなる程、壊れて買い換えようと思うと何故か治ってしまう事が多いんです。
プロトレックよ!!
頑張るな!!!
修理に出すのは、部品がある今のうちに完全な状態にしてもらって、
これから先、15年以上、一緒に野山を走り回る為なんだから、、、、、、
見積は11000円。それ位で治って戻って来るんなら安いものです。
ただ、、、、、、、、、、、、、、
昨日、Gショックのアウトレット店に行った時、PRW-1500Jより機能が更に上の時計を見つけちゃったんです、、、、、、、
Gショック ガルフマスター GWN-Q1000-1A
今までプロトレックがプロ用でGショックはそれより機能も堅牢性も落ちるファッションと言うイメージで興味が無かったのですが、、、、、
このガルフマスターは機能が1枚うわて!!
2つの圧力センサー (気圧・水圧) に 磁気・温度センサーを搭載したクワッドセンサー!!
気圧、方位、水深、月齢、潮、温度、日の出日の入りが解る優れもの。
PRW-1500Jでは潮が上げているのか下げているのかが解らない所が不満だったのですが、このガルフマスターはそれが解る!
しかも、シュノーケリングした時の水深も解るなんて、もうこれ以上望むものは無い位の多機能ぷり。
操作系はプロトレックと同じなので色んな機能を呼び出すのも全く問題なく所見で使いこなせたので、使い始めからすぐに威力を発揮してくれそうです。
しかも、軽くて色も洒落ているし格好が良い!!!
色も4種類あって、その場で買ってしまいそうになったのですが、、、、、、
グッと押さえて、ひとまず帰る事に。
これを購入しちゃったら、絶対PRW-1500Jの出番が無くなるのは必至。
店員さんは、「気分によって使い分けてますよ~」
なんて言っていたけど、僕にとってこの時計は道具。
無意識に使いやすい物、機能的に優れている物を常に使うだろうから、結果的に負けた方は仕舞い込まれて終わりなのは目に見えてる。
ガルフマスターは、格好が良いんだけど、視認性が悪い。
液晶に針が重なって見えない事があるのが頂けない。
一応、機能を呼び出すと、一瞬針が退避してくれるし、ボタンを押すと針が退避してくれるんだけど、パッと見で情報を読み取れるかと言われると正直できない。
一方、PRW-1500Jは表示がシンプルだけど、それ故に機能を呼び出すとそれだけが大きく表示されてパッと見て解る。
ボタン操作しなくても、月例、潮の干満、気圧の変化は常に表示されているから、シンプルに初期表示の情報量はPRW-1500Jは上だと思う。
それに、、、、、、、、、、、、、、、
アナログと言うのは頂けない。
針があればそれを動かすメカが入っていると言う事で、稼動部分があれば当然壊れるリスクが多いと言う事。
PRW-1500Jは15年使って、今回のメンテで更に15年使えるかもしれないけど、このガルフマスターはそこまでの耐久性があるとは思えない。
更に、良く見ると文字盤の中がチープ。
機能時計に高級感を求めるものでは無いのは充分承知しているけど、、、、、、
PRW-1500Jはずんぐりむっくりしていて、お洒落でも高級感があるわけでも無いけど、、、、
このガルフマスターは、ちょっとお洒落で高そうに見えなくも無いから、余計にそう言う細部に目が行ってしまうんだろうけど、、、、、
山形の造型やドットのエッジ、針の辺の部分が鋭角過ぎて、、、、、、、、、、
と、悪口を言いながら、ガルフマスターをどんどん欲しくなってしまって、、、、
とりあえず、PRW-1500Jがメンテから帰って来るのを待って、それでもガルフマスターが欲しいか今一度考えよう。
今まで15年、フィールドで苦楽を共にしてきたPRW-1500Jを、メンテナンスしておいてお払い箱にするには余りにも可愛そう。
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