土曜日は、島根出張の為、家にいない予定だったのですが、雨で順延になったのでポカンと空いてしまいました。
丁度ポルシェ初EVのタイカンのデビューイベントのお知らせが届いたので様子を見に行って来ました。
オーラを放つスタイル。
エンジンは着いていないけど紛れも無くスポーツカーのいでたち。
全長5Mと妻の通勤快速であるマカンと入れ替えるにはかなり大柄。
試乗できますか?と聞くと、予約が詰まっていると言うお話でしたが、朝一番だったので今からなら
と言う事で、一番乗りで試乗させてもらう事になりました。
ポルシェは911でもマカンでも操作系が全て統一されていて、乗り換えても戸惑う事が無いのですが、タイカンは今までと全く違う。
ポルシェは独立したボタンが沢山並んでいて、運転していて目線を動かさず全ての操作ができると言うのがポルシェイズムだったのですが、、、、、、
ボタン類は無くなり、タッチパネルになってしまって操作にまごついてしまいました。
キーを回してエンジンを目覚めさせるポルシェのこだわりもなくなりボタンスタート。
それどころかギアセレクタも無いのでD、N、Rの切り替えはハンドルしたの小さなスイッチ、、、、、
キーだけはいままでと同じ車の形をした物でホッとしたけど、、、、、、、、
ポルシェがEVを作ると儀式もこだわりも無くなってしまうんですね~。
試乗車はこのパステルブルーの綺麗な車両。
ホイールが我が家のマカンと同じスパイダーなので親近感が沸きます。
音も無くスルスルスル~~~と動き出すのはさすがのEV
スポーツ+にしてアクセルをドンと開けると0-100KMを2秒台で走る超加速!
しかも、この日は雨なのに、タイヤも良いのでしょうが、凄く直進性も高く素晴らしい。
ただ、テスラのSに乗った時の驚きは流石に無く、想定範囲内。
この手の車の助手席に乗る方に忠告ですが、優しさと自制心が足りない人の助手席には乗らないようにしましょう。
不意にアクセルを踏まれると冗談抜きで首が鞭打ちになります。
「アクセル踏み込むから首気をつけてね」
の一言が言える人の隣にのりましょうね。
コンフォートにすると、パワーはマカンくらいになり凄く扱いやすくなります。
回生ブレーキの効きも凄くマイルドで、違和感はありません。
モーター特有のとてつもないトルク感と内臓が飛び出る程のパワーでありながら、凄く静かで車として不安なところが微塵も無く、凄く良い車でした。
スポーツカーや高性能な車に乗ると、挙動が激しかったり、気難しかったり、ドライバーは構えて乗らないと乗せてもらえない感がありますが、このタイカンはそう言う欠点らしいものが全く無いのです。
欠点があるとすれば、ナビは相変わらずアホです。
この視界に入るタイヤハウスの盛り上がりが、ルマンカーにでも乗っている様な、、、、、
スポーツカーに乗っているんだと言う気になります。
ただ、EVは家に充電設備を設置しなければならないと言うネガな部分がどうしても気になります。
一度EVにしてしまうと、それ以降、ずっとEVにしなければならないような気にさせられると言うか、、、、、、
車の選択の自由が狭められてしまうのが嫌なんですよね~。
いつも試乗を終えて、myマカンに乗り込むと
「やっぱり自分の車の方が良いな~」
と思ってしまうのですが、タイカンの試乗を終え、マカンに乗り込んだとき、
ちょっと色あせて見えたのはショックでした。
それ程タイカンは良い車でした。
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Posted at 2021/01/24 19:42:21 | |
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車 | 日記