毎年毎年恒例になっている燻製作り。
今年はちょっとは仕事に余裕が有るので、しっかり手を入れて燻製を作りました。
1週間程前からソミュール液とクレイジーソルトに漬け込んだ鳥ももと豚バラ
豚バラは3時間程、鳥モモは一晩水にさらし塩抜きをします。
その後、鳥ももは、味無しのワンコ用のささみと一緒にガレージで扇風機を回して2日間風乾
豚バラは燻製用脱水シートで包んで冷蔵庫で2日間、乾燥と熟成をします。
先日購入した赤外線サーモグラフィーで見ると、肉は零度
これなら痛む事無くしっかり熟成させる事ができます。
その後、燻製器に入れ、30分程電熱器で熱を入れ、更に乾燥をさせて、いよいよ燻製です。
今回は、いつもの桜チップの他に、ピートスモークを使います。
これを使うと、凄く香りの良い燻製が出来上がります。
朝8時から燻製スタートで、終わったのは17時。
9時間の燻製タイムです。
我が家の燻製器はBBQコンロ兼用の物なので、あちらこちらから煙が漏れてきます。
目張りテープやタオルで隙間をふさいで、燻製の効率を上げます。
燻製をする時の熱源は電熱器を使用します。
以前は炭を使ったり、カセットコンロを使ったりしていましたが、直火を使うと熱が上がってしまって、肉に火が入りすぎてしまうんです。
それだけでなく、脂が落ちてしまって煙も載らないし、旨みも落ちてしまいます。
脂の溶け出さないギリギリを狙って温燻にしたいのに、熱燻になってしまうので、直火を使わない電熱器を愛用しています。
燻製器をサーモグラフィーで見ると、下の方は32度程ですが、肉が吊るしてある部分はもっと温度が低い様です。
蓋を開けて肉を見てみると24度
これなら温燻では無く冷燻です。
5時間ほど経つと大分良い色と香りが着いてきました。
9時間行った燻製は、冷燻の為、表面は煙でコーティングされてカチカチ、中は生です。
日持ちをさせる為に、70度で2時間程、じっくりと火を通して行きます。
この時使うのは炊飯器の保温機能。
70度のお湯を入れておくと、ずっと70度をキープしてくれます。
で、2時間後完成~~~~
鳥モモは、旨み汁も出ずにジューシーで香りの良く仕上がりました。
特に、皮と肉の間が、噛めば噛むほどうまみがジュワジュワ出てきます。
ささみはワンコ用なので、味は有りませんが、噛んでいると肉のうまみが出てきます。
豚バラの方は、パンチェッタとベーコンの間な感じで、とにかく脂が旨い!!!!
カチッとした脂は、噛めば噛むほどにいつまでも美味しく、熟成された肉は香り高い。
味付けはクレイジーソルトだけなのに、これは今までで食べたベーコンの中で一番美味しいです。
これで年末年始の酒の肴が出来上がりました。
後は大掃除して、餅ツキして、お鏡作ってお節作って、、、、、、、、
いよいよ正月ですね~。
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Posted at 2014/12/30 21:53:35 | |
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うまうま | 日記