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クルマを購入しようとするとき、個人的には乗り心地が良くて、あんまりガソリンを消費しない、ということがまず頭に浮かびます。さらには、ちょっとカッコイイとか、見栄えがするとか、人に自慢できるとかがあります。一般的にもこれに近いことが言えると思いますが、人によってはもっと合理的に考えたり、特に維持費を優先することがあるでしょう。
そもそも、クルマを所有するということは、どういう行為なんだろう。単にA地点からB地点への移動、人が歩いていくには厳しい距離だとすると、第一選択は公共交通機関を利用することがあります。実際仕事での移動は公共交通機関を利用していますが、多少の時間差はあるとしてもまったく問題ありません。また、クルマを所有していないという先輩も過去にはいました。最近は、若者のクルマ離れがニュースにもなっています。世界的にみてもよく整備されている鉄道網を始めとして、公共交通機関を利用することで、A地点からB地点への移動は何も問題がありません。いや、ちょっと言い過ぎましたが、鉄道路線が廃止されるような地域では、クルマは生活の必需品だし、或いは高齢ドライバーがいつまでも運転しなければならないという問題があることを考えると、一概に断定は出来ないでしょう。ただ、ワタシが住んでいるところのようにある程度人口が集中している地域では、公共交通機関が十分に機能しています。
もっと広げて、「自由に行きたいところに行ける」を考えてみても、レンタカーという選択肢がああります。「行きたいところに行く」期間が限定されているのであれば、クルマを所有することによる維持費を考えると、こちらの方が経済的にはリーズナブルです。一方、日常的に通勤や通学や買い物に使う場合、やはりクルマを所有する方が何かと便利ではあります。
日常的にクルマを使う場合、その目的に沿った条件をクルマ選択のプライオリティにするのが合理的でしょう。駅までや、ドアツードアでクルマを利用する通勤・通学の場合、通常数km～50km程度の距離でしょう。毎日高速道路を1時間以上かけて通勤する、なんていうケースは日本では例外的な使い方と思われます。
だとすると、「短距離運転時に燃費の良いクルマ」、「維持費のかからないクルマ」というのが合理的な選択になります。いわゆる軽やリッターカーやベーシックカーと言われるカテゴリーのクルマです。ちょっとお金を出して「ハイブリッド」とか「電気自動車」なんてのも選択肢に上がるでしょう。でも、そういうクルマが欲しいかと言われると、そうは思えません。やっぱりカッコイイ、見栄えのする、ジマン出来るクルマというのが浮かんできます（笑）　結局クルマ選びは全然合理的ではなく、情緒的な行為になるんですね。
ということで、プリウスの次、プリメーラに替わるクルマの候補ですが、出来ればワゴンが欲しいと思っています。ストリームやウイッシュのような車高の低いミニバンでも良いのですが、こちらは中古市場がややお高目です。ステージアなんかが良いと思っていますが、こちらは2007年が最終モデルで低年式になります。そうすると、どうせ低年式なら人気がなくてお安いプリメーラワゴンになるのかな（笑）