下駄代わりに使っていたら・・・プリ○スに衝撃の事実発見！

プリ○スの実力もある程度わかってきました。

今回も、あくまでも私の私感によるものと、長文必至になりますので、興味の無い方と気分を害する恐れのある方は、このまま読まずにスルーして下さい。






この所、毎日のように夕立がありますが・・・

プリ○ス、滑るんですよ相変わらず。





帰宅途中のルートで、丁字路の一旦停止から10%超の勾配がある坂道の上り方向に曲がるところがあります。

そのクリッピングポイント辺りにグレーチングの排水溝が切ってあるのですが、必ずと言って良いほどフロントが暴れます。

そ〜っと通過すれば良さそうですが、坂道の上りに合流する形なので、スロットルペダルを踏まないと失速します。





加速で滑るのも嫌ですが、減速時にグレーチングやマンホール、ちょっと前に行きすぎて停止線の白ペイントを踏むと、そこでも必ずと言って良いほどタイヤが滑ります。

もう過去の話になりますが、「プリ○スで減速中に加速する」と言う事件が続発しましたが、私は加速では無くて減速途中でグリップを失っているんじゃ無いかと思っていました。

連続的な減速体制にあるときには、身体や頭がその減速に備えて準備をしていると思うのですが、途中でグリップを失うとその連続性がたたれるために「加速した」という錯覚を生むのだと思います。

最新型のプリ○ス、相変わらず同じような作動をします。





そこで、いったいどんなエコタイヤが付いているのかとタイヤを覗こうとして、ぐるっと車の後ろを回ってみると・・・

衝撃の事実を発見してしまいました。







それはこれ↓。





30日の日記のファーストインプレッションで、加減速の不自然さに対し「4WDの方はこの辺り改善されているのでしょうか？」と、書き込んだのですが、この、唐突なトラクションのかかる代車のプリ○スは、知らずに乗っていましたがなんと、“E-Four”！


　　　　　４WDだったのです。




今まで2WDだとばかり思って乗っていて、「これじゃあ凍結路走れないな」と感じていたのですが・・・

4WDモデルでもちょっと勘弁です。

トラコンとESPの解除スイッチが付いたことは評価できますが、それ以前の問題のような気がします。
（解除スイッチが無いと登坂路で簡単にスタックします）

凍結路では変動の無い穏やかなトラクションが必要ですが、上り坂での唐突な挙動変化。

また、微妙なコントロールを必要とする減速時の制動力変化。

この２つが完全に欠けています。







では、肝心の燃費性能はどうでしょうか？

今日、代車で借りてから初めての給油に向かいました。

約700㎞走って、燃料計の残量目盛りは残すところひとつ。

38ℓ 入りました。

満タン方で計算すると、18.42km/ℓ。

そのうちの500km程度が、時速80〜110kmで走った高速です。

ディーゼルムルは、高速中心だと17〜18.km/ℓ は簡単に走れるので、燃料単価から考えても、軍配はムルティプラに上がりますね。





ガソリンスタンドの担当者が、いつもと違うめずらしい車に乗ってきた私を見て「これどうですか？　上の方で乗ると」と、私の家の周辺の道路事情を知っているので興味深そうに聞いてきました。

私は一言だけ「駆動力に粘りが無いのがちょっと厳しいかな」と、答えると、「皆さんそうおっしゃってますね」「坂道の途中でエンジンが吹け上がったり急に止まったりで、平らなところなら良いんでしょうけれどあまり良い評判を聞きません」と、私が感じているままの評判を聞きました。

「みんな良く乗っているな」と、不思議に感じていましたが、やっぱりヘンだと思っているようで安心しました。




ガソリンスタンドからの帰りはこんな感じ。





リッター12.4km。

良いエコ運転だそうですが、これがこの車の実力と言ったところでしょうかね。





ショッピングセンターなどからの帰りでは、制限速度を守って走ってこんな数字が出ます。









この数字だと、どれも良い発進だとはほめてくれますが、良いエコ運転だとはさすがに言っては暮れませんね。(^Д^)







そうそう、良いことも書いておかなくっちゃ。

ヘッドライトはやはりすごく良い感じです。

30の４灯式から２灯式に変わっているので、どんなバルブが付いているのかと、プロジェクターのレンズをのぞき込んでみると、中に黄色いものが入っているのがわかります。

これは、LEDのチップですね。

２灯式なのでHIDだとシェードかバーナー本体の可変によってハイ・ローを切り替えますが、光点が切り替えられないのでどうしても配光に不自然な部分が出てしまいます。

しかし、LEDチップは点光源に近くまた点灯位置の切り替えも可能なので、理想的な配光でしかもハイ・ローの色変化の無い照射が可能です。

まだまだLEDヘッドライトは過渡期かと思っていましたが、光量と言い配光と言い、また消費電力と言い良いことずくめに思います。（制御系の熱劣化が克服できていると仮定して）




それともうひとつ。

インバーター制御のエアコンは良く効きますね。

それも立ち上がりが早く、炎天下の駐車でもすぐに室内を冷やしてくれます。

娘を乗せると「涼し〜、なんでうちの車は涼しくないの？」と言ってきます。

うちの車だって、炎天下の渋滞でなければ・・・

それに夜なら充分に冷えると思うんだけど・・・




やっぱり山坂道を自由自在に走ることよりも、灼熱の都会の渋滞路を、低いランニングコストで走るって言う目的で作られた車のようですね。